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土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー62 寝台特急カシオペア&スーパーひたち連続殺人」ネタバレ感想~みんな松村雄基に頼りすぎよ! [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー62 寝台特急カシオペア&スーパーひたち連続殺人」

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[あらすじ]
 朝9時25分、上野駅に到着した“寝台特急カシオペア”の車内で、アパレルメーカー社長・小野木由美(いしのようこ)の刺殺死体が見つかった。捜査を開始した警視庁捜査一課の十津川警部(高橋英樹)らが副社長の矢野豊(北山雅康)に聴取したところ、由美は仕事のかたわら、2週間前に行われた保険金殺人事件の裁判を傍聴するため札幌を訪れており、その日、帰京することになっていたという。  その裁判とは、元クラブママの被告・福沢美登里(原田夏希)が山岳写真家の夫・明夫(池内万作)に1億円の生命保険金をかけて殺害した容疑に問われていたもので、明夫は由美の異母弟だったという。被告の美登里はマスコミから散々“悪女”と報じられていたが、起訴後に被告のアリバイを証言する目撃者が現われ、今回の一審で無罪を勝ち取っていた。由美はずっと美登里の無実を信じ続けており、無罪判決を喜んでいたらしい。
 調べると、由美は50億円を下らないほどの遺産を遺しており、まず十津川らは彼女の唯一の肉親である姪・土橋かおる(原幹恵)を疑う。だが、タレントとして活動中のかおるは事件当夜、恋人の川村活人(載寧龍二)と遊んでいたと証言する。また、十津川たちは2年前に由美と離婚した元夫・山本功(松村雄基)にも話を聴くが、由美が殺害された日、彼は朝9時に上野駅を出発する“スーパーひたち11号”に乗って水戸に行ったと話す。亀井刑事は、由美の死体が見つかった“寝台特急カシオペア”が上野駅に着く直前、同じ上野から出発した“スーパーひたち11号”に乗っていたという山本の行動が、どうしても引っかかる…。
 1週間後、衝撃の事件が起きた。上野駅を出発して10分後、“スーパーひたち11号”の車内から、矢野の刺殺体が発見されたのだ。由美に続き、副社長まで殺されたのは偶然とは思えない…。刑事たちは再びかおるを訪ねるが、その日はロケで静岡県に滞在していたとアリバイを主張する。続いて山本を直撃すると、彼はその日なんと“寝台特急カシオペア”に乗っていたと証言する。1週間前、由美の死体が“カシオペア”で見つかったとき“スーパーひたち”に乗っていて、こんどは“スーパーひたち”で矢野が殺されたとき“カシオペア”に乗っていた…。1週間前の事件とは“真逆”をいく山本の怪しい動きに十津川たちは不審を抱くが、結果として犯行は無理であるため、山本を容疑者から外さざるを得なかった。
 そんな中、由美の顧問弁護士・近藤文博(冨家規政)によって彼女の遺言が公開された。遺言書には、50億円の遺産のうち、かおるには5億円ほどの不動産を、山本には現金3000万円を渡し、それ以外はすべて弟の妻だった美登里に遺贈すると記されていた。他人である美登里に45億円もの遺産を遺すとは、いったいどういうことなのか…!? 由美と美登里の関係に疑惑を持った十津川たちは美登里を調べはじめるが、直後、彼女が爆発に巻き込まれそうになる事件が発生…! 美登里に会った十津川は、彼女が世間のイメージとは違って悪女ではないことを直感。何者かに美登里が命を狙われている可能性を考え、妻・直子(浅野ゆう子)のいる自宅にかくまうことにするが…!?

HPから引用


第62弾ですって、奥様(誰?)!!


第61弾のネタバレ感想はこちら
土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー61 越後・会津殺人ルート~必ず相席する女!?」~オチが楽しすぎた件









原作はコチラ

西村京太郎「日本海殺人ルート」



1979年から始まったシリーズ。
初代は三橋達也が十津川警部でした。
第5作では天知茂が、第28作では高島忠夫が三橋の代役で出演したこともあった。
天知茂はともかく、高島忠夫の十津川警部って・・・。
フジテレビでは、次男の高嶋政伸が十津川警部を演じているので、親子で演じているんだな。珍しい。

三橋達也が亡くなり、第34作からは高橋英樹が十津川警部を演じ、相棒役の亀井刑事は、 愛川欽也(第1作 - 第57作)から 高田純次(第58作 - )が演じている。


前回も書きましたけど、もうこのコンビは、どの局の十津川警部より、チグハグしている。

まず、第34弾から登場した高橋英樹。
この時点でもう56歳です。

愛川欽也が亀井刑事を演じているからとて、56歳で「警部」役の新シリーズって。
せっかくだから、若返りを狙って、山村紅葉以外のキャストは一新させるべきだった(紅葉は降板できないし)。

そうすれば、亀井刑事より、十津川警部の方が年上だという逆転現象は起きないのに。

でも第一作が始まった1979年の三橋達也の年は56歳だから、土曜ワイド劇場のスタッフにとって、俳優の年齢は度外視なのかも(苦笑)
度外視する意味がわからんけど。


私が思うに、高橋英樹は十津川警部が合わない・・・。

もし高橋英樹がもっと若かったとしても、十津川警部ではないなぁ。
ヒデキは、船長してれば良いの。
船長を復活させて、十津川は降板して欲しい。
十津川さんは、こんなに顔がでかくないの!!



・・・・・

いきなり、池内万作が埋葬済みで登場しました。

しかも殺人容疑で妻の裁判。
その妻役に、原田夏希・・・。

朝ドラ女優も今や、「極道の妻」で濃厚なラブシーンを今井雅之と。

今井雅之が苦手なので、彼女も苦手になりそうでした。


宮地真緒もだけど、朝ドラ女優も苦しいんだなぁ




原田夏希は、どうしてこんな汚れ役ばっかり演じているんだろうか。
鼻がちょっと高くなっちゃって、鼻よりエラだろう(いや違う)。



・・・・・・

いしのようこは池内万作の異母姉。

墓参りをした帰りに寝台列車で、いしのようこが刺殺される。

いしのようこも亡くなるのが速い!!

いしのようこの経営する会社の副社長も殺される。

いしのようこの遺産は原田夏希に!!

えらく、トントン拍子だな。


唯一の肉親、原幹恵怒る。
別れた亭主の松村雄基も怒る(浮気して別れられたくせに怒るとは!!)


しかし、みんなアリバイがある。

アリバイがある方が怪しいからなこのシリーズ。

・・・・

上京した原田夏希の車が爆発!!

西村京太郎先生は爆破が好きがな。

そこで、十津川の自宅に原田夏希を匿うって!

奥さんの浅野ゆう子も甲斐甲斐しく世話をやくのがわからん。

浅野ゆう子が危ないやんか。




・・・・


第3(万作を入れると第4)の被害者は、載寧龍二(@デカレッド)。

すべての殺人は自分だという遺書を残し、青酸カリで自殺する・・・・が他殺だと十津川は睨む。

今時、パソコンの遺書は真犯人が工作したものだと十津川でなくてもわかる(苦笑)



十津川宅から、書置きを残し、出て行った原田夏希。

しかし、原幹恵に襲われかけ、原幹恵殺人未遂で逮捕(いや責めて障害未遂で!)。

その上、原幹恵の自宅から青酸カリが見つかる。


このシリーズ、56作から宇梶剛士が出演しているのだか、宇梶剛士が出演してからと言うもの、西本(森本レオ)が使えない!!
ミスリードばっかりの森本レオ!
しかも強引。
宇梶のせいで(?)出番も少ない!
レオ!だからって原田夏希に手を出すんじゃないよ!



いっそのこと、キンキンの息子みたいに、真麻を刑事役で出せばいいのに 。
真麻と紅葉なんて、最強ペアやん。

・・・・・・・


第4(万作をいれると第5)の被害者は、松村雄基。

今日は、よく死ぬなぁ。

松村雄基が死んだらもう原田夏希が犯人やな。



・・・・・・

えーっと。


犯人は原田夏希です。


犯行動機は・・・池内万作より前に亡くなった社長から。


いしのようこは、今でこそ会社の社長だが、去年までは副社長だった。

社長は殺されたのだ。

社長は、いしのようこと殺された副社長を排除しようとしていたので、消された。

実行犯は松村雄基。

3000万円で、松村は社長を殺す。



池内万作は、その殺人の話をしているのを偶然聞いてしまったのだ。

今日の万作は、さわやか万作なので、「姉さんでも見逃すわけにはいかない。自首してくれ」と懇願する。

しかし、松村雄基に口封じに殺されてしまう。


無罪判決で釈放された原田夏希が池内万作の手紙が出てくる。

そこには、社長殺害の一部始終が書いてあった。

最後には「俺に何かあったときは、くれぐれも変な考えを起こさず、この手紙を警察に渡してくれ。」
と書いてあったが、誤認逮捕された警察を信じることはできなかったので、3人に復讐をしたという原田夏希。


いしのようこが亡くなる前に、なぜか弁護士(この間ホモだった冨家規政)が原田夏希に「あなたには45億の遺産が入る」と遺言書の内容を原田にばらす。


45億の遺産が入るとわかった原田夏希は、45億の半分を松村雄基にあげるから、いしのようこと副社長を殺すように命令。

車の爆破は、松村雄基が考えた警察の目から原田夏希をそらすため。


載寧龍二の殺しは、松村雄基が単独で考え、すべての罪を載寧龍二にかぶせるために殺した。

松村雄基を殺したのは原田夏希。

カシオペアに乗車しているとアリバイトリックをするが、見破られる。
このアリバイ工作は酷すぎ。
松村雄基を殺しに行くのに、駅長とぶつかって顔を見られてるんだから、その日は殺さなきゃ良いのに。


まぁ、松村雄基だってアリバイトリックを完璧にしたはずなのに、変装もせずに防犯カメラに写ってるし(これもっと早い段階でバレなかったのか)。


それにしても、いしのようこといい、原田夏希といい、何でみんな松村雄基に殺人依頼するんだろう。

そして、何の為来もなく、5人も殺す松村雄基。

完全に殺しのプロやないか。


原田夏希に説教する十津川。

原田夏希とて、殺人教唆が2人、殺人1人。

情状酌量がつくのか?

池内万作にかけた1億の生命保険は、万作自ら原田夏希のためにかけたんだって。

今日は、どこまでも優しくさわやかな万作。

そういえば、怪しい雰囲気だった、冨家規政も今日は悪人ではなく、ただの弁護士だった。

勿体ない!

ホモ役が上手い(しつこい?)んだから、本物の松村雄基とひとつ。。なんかシーンを追加して欲しかったわ(苦笑)



久々にまともな二時間ドラマを観た気がする!!

ここのところ、トリッキーな二時間ドラマが多くて(苦笑)

割とスジが通ってたし、鉄道トリックもあった。

この間のホモオチも衝撃的だったけれど、今回は高橋十津川の中でもなかなかの出来ではなかったでしょうか。

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キャスト
十津川警部    高橋英樹
亀井刑事     高田純次
福沢美登里    原田夏希
十津川直子    浅野ゆう子
小野木由美    いしのようこ(特別出演)
山本 功     松村雄基
土橋かおる    原 幹恵
西本刑事     森本レオ
松山刑事     宇梶剛士
北条刑事     山村紅葉
近藤文博     冨家規政
矢野 豊     北山雅康
川村活人     載寧龍二
福沢明夫     池内万作
ほか
土曜ワイド劇場 西村京太郎トラベルミステリーの感想はコチラ
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コメント 2

ラスト見逃した

早速の解説ありがとうございました!松村ホモ説(ホント?)やキンキンの息子が出演と知らなかった事もあり、真麻登場案も面白かったです。
by ラスト見逃した (2014-07-13 00:38) 

tarotaro

ラスト見逃したさん、初めまして、こんにちは!!

松村ホモ説はあくまでうわさですけど、演歌界の貴公子とフライデーされてましたよね。
男二人をフライデーするなんて、珍しいですが、二人が並んで歩く姿は(手こそつないでませんが)、ラブラブと言われればラブラブでw
微笑ましいです。
松村さんは、ホモ役は演じないでしょうけど。

二時間ドラマは二世タレントの宝庫なので、真麻も参戦すると面白いと思います。
突然歌う刑事とかw

by tarotaro (2014-07-13 13:44) 

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