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土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌35 分かれ道の乗客 瀬戸内尾道~“道の駅”連続殺人!!」ネタばれ 感想~東京駅尾道駅間のタクシー料金 258,080円・・・・ロングすぎる件 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌35 分かれ道の乗客 瀬戸内尾道~“道の駅”連続殺人!!」
渡瀬恒彦主演の人気シリーズ第35作!殺人事件の被害者の娘と20年ぶりに再会した、夜明。だが、彼女の父を殺した男が死体になって見つかり…!!広島・尾道で大ロケーション!!
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[あらすじ]
タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。ある夜、都内の路上でひとりの女性を乗せた夜明は、後部座席の彼女から「私を覚えていらっしゃいませんか?」と声をかけられて驚く。
その乗客こそ、かつて夜明が捜査を担当した殺人事件の被害者の娘・小村真希子(釈由美子)だった。2人が出会ったのは20年前、東京・大田区の住宅に空き巣に入った男が、住人の小村宏夫(本城丸裕)と鉢合わせし、刺殺した事件――。当時17歳だった真希子は2階に隠れていて無事だったが、唯一の家族である父が刺されるのを娘が目撃した…という、痛ましいものだった。その後、真希子の証言により、窃盗の前科を持つ沼田令次(川野太郎)の逮捕に至ったが、20年の時を超えた偶然の再会に、夜明は深い感慨を覚える。
翌朝、都内の公園でケーキ店経営者の妻・谷本久江(クノ真季子)の刺殺体が見つかった。臨場した東山刑事(風見しんご)は、被害者の顔を見てがく然とする。久江は、かつて沼田と同棲していた女だったのだ。20年前の事件は当時、捜査一課に配属されたばかりだった東山にとっても、忘れられないヤマだった…。調べると沼田は先月、刑期を終えて出所したばかりとわかり、東山たちは沼田の行方を追う。
一方、夜明が勤務するタクシー会社の営業所を真希子が突然、訪ねてきた。なんと広島・尾道まで、夜明の運転で送ってほしいという。3年前、颯爽と文壇デビューし一躍人気作家となった真希子は元々、尾道の向島(むかいしま)の出身で、今回の旅は尾道市内にある両親の墓参りと取材を兼ねたものだと話す。編集者・鴻上浩(河相我聞)も途中の“道の駅”で同乗、夜明は2人を宿泊先まで送り届けた。
ところが翌日、帰京する直前に道の駅に立ち寄った夜明は、東山たちに遭遇しビックリする。東山によると、久江殺しで沼田を追っていたところ、この道の駅の駐車場で沼田が死体となって発見されたという。東山は、沼田に恨みを抱く真希子の犯行を疑うが、沼田の死亡推定時刻、彼女には夜明の運転するタクシーに乗っていたという確かなアリバイがあった。
そんな中、夜明は、沼田が刑務所仲間に「20年前の事件には共犯者がいた」ともらしていたことを知る。当時、共犯者の存在を疑う要素は何もなかったはずだ…。もしや20年前の捜査に見落としがあったのか…!? 夜明が苦悩する中、また新たな事件が起きて…!?
HPから引用

オープニングコントは、副題の「分かれ道」。
お遍路さんの格好をした”大島蓉子”が、夫を亡くしたて、息子の世話になろうか、タクシードライバーになろうか悩んでいるらしい。

大島蓉子さんと渡瀬さんのコントは楽しいねw


+++++

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渡瀬恒彦の

「俺と一緒にいた」

は絶対信用しちゃいけないのをそろそろ学んでくれないか。


今回、タクシーに乗っちゃうのは、釈ちゃんこと「釈由美子」。

また、顔が変わった気がしますね。特に右目。

そして、頬のくぼみ。

何度目のバージョンアップだ。

「声」でしか、釈由美子とわからない日もそう遠くはないかもしれない。


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今までの常識で言うと、釈由美子が犯人なわけです。

しかも、平田満が「釈由美子が容疑者」って言ったもんだから、釈由美子犯人決定w

平田満は、渡瀬恒彦にいっつも「無能」なように言われているが、平田満は名刑事。

いつも、犯人を当ててしまうのだ。



++++++


15年前に、父親を強盗殺人で亡くしたのが釈由美子。

その3年後、渡瀬恒彦が警察を辞める。


えええ!!


このシリーズは、1992年から続いているから、ええええ!です(苦笑)


15年前には、「タクシードライバー」やってたじゃない!!


もう、20年以上のタクシードライバーのキャリアがあるじゃない!!


その15年前の事件は、風見しんごが刑事になって初めての事件とか。

いやいや、その頃にはもう健棒(小林健)も、刑事やったけどなぁ。

そういや、健棒の「東大卒業」の肩書き、最近みんな忘れているかも。

あんなにアピってたのに。

立ち姿まで”棒”で、ボケてるから・・・もう”ナシ”になったんだろうか。

しか~し、今日の健棒は、割舌気にして声張って、頑張ってたな。


++++



15年前の事件では、渡瀬恒彦が被害者遺族である釈由美子に、サン=テクジュペリの「星の王子さま」を贈る。

当時娘(林美穂)が好きだった本だそう。

高校生の釈由美子に贈る本にしては、幼稚なんだけど、そのころ大学生だった娘が「星の王子さま」にハマっていたなんて。

ま、いいけど。

林美穂も37歳か~。

高校生やったのになぁ。


+++++

一人目の被害者”クノ真季子”。

この犯人は、”川野太郎”。

これはそのまんまですね。

川野太郎の子供がお腹にいるのにも関わらず、結局ほかの男と結婚したのが許せなかったらしい。

強盗殺人で15年の実刑を受けたくせに、なんて勝手な!!


+++++

二人目の被害者”川野太郎”。

広島で殺される。

犯人は、やっぱり・・・釈由美子!!


アリバイは、ヅライバーのタクシーで。


15年前の事件。

川野太郎の単独犯だと思われたが、共犯者がいた。

共犯者は、釈由美子と交際している”河相我聞”。

しかし河相我聞は、単なる車の送迎をしていただけで、殺人や強盗をしていたわけではない。

そして川野太郎がムショ仲間に言った「共犯者」と言うのは、河相我聞ではなかった。

なんと「釈由美子」だったのだ!!


川野太郎は、釈パパを殺したあと、ライターを釈家に忘れたことに気づき戻る。

すると、釈パパの息がまだあったので、トドメを刺す。

一度目に刺したときは割れていなかったはずのコップが割れていた。

これで思いつく。

釈由美子は家にいたのに、パパはまだ生きているのに、見殺しにした!!

ライターを取りに戻るまでの10分間で、警察も救急車も呼べたのに、釈由美子が見殺しにしたから、2度も刺して、15年も刑務所に入ることになったやないか~!!

って、むちゃくちゃな論理と推理です。



そして、3人目の被害者遊井亮子。

遊井さんは、30分ほどで死んじゃいましたが。

遊井さんは、その15年前の事件の記事を今更書きたい!って思って取材をしていたのです。

そして、川野太郎と同じように「釈由美子」の犯行(って言えないよね???)に気付き、釈ちゃんを脅す。

しかも、河相我聞が遊井さんと「モーニングコーヒーを飲む仲」だったのに、釈ちゃんに乗り換えたもんだから、どっちかってーと、そっちの恨みが大きかったのが、包丁を取り出し、釈ちゃんに襲いかかる!

しっか~し、もみ合った結果、釈ちゃんが遊井さんを刺す!

あっけなく死亡。

正当防衛か!?



+++++


事件は河相我聞に疑いがかかるが、河相我聞が好きな釈由美子は、河相我聞を車で襲い、犯人がほかにいることをアピール。

しかし、襲った車は河相我聞の車で、ますます河相我聞に疑いがかかってしまうのだ!


それでも伝説の刑事だった渡瀬恒彦が、釈由美子の犯行を突き止める。

川野太郎殺人のときので、アリバイを崩す。

釈由美子が、川野太郎を殺した時刻を偽装していただけなんだけどね。

しかも防犯カメラのない道の駅のレシートを使って。



墓参りに行って、住職に挨拶に行くと言っていた30分の間に、川野太郎を刺殺。

この時「あ、殺しに行きよったな!」って思ったわw


川野太郎は、釈由美子に2000万円要求していたんだけど、これ、無視してよかったと思うのよ。

釈由美子も父親を見殺しにしたって言うけれど、家に強盗が入って、父親が刺され、最期の言葉を娘に語っているときに、電話をしようと思うかい?

現に、最初は電話を持ったのに、父親が「母さんのところへ行く」なんて、言い出すから、娘が電話を置いたのだ。

そこへ、川野太郎が入ってきたから、慌てて隠れた。

父親も「隠れろ!」って言ったしね。

そして、川野太郎がトドメを刺した。


これのどこが”共犯者”なの?

娘が父親のことが嫌いで、口を聞いてもいなかったから「見殺し」にしたなんて、都合の良い解釈だなぁ。

思春期の娘が父親を嫌うなんてよくあることだし、母が亡くなってから飲んだくれでギャンブルをしていた父親をどうやって好きになれと?

だからとて、強盗殺人って酷いことをしておいて、被害者遺族に謝罪もなく「共犯者」と言い、恐喝する川野太郎の気持ちがわからん。

刑務所から出てきたら、出てきたで、同棲していた恋人を殺す。

こんなに極悪な奴なのに、「見張り役」とは言え、共犯者河相我聞をかばった意味がわからない。

恋人と腹の中の赤ん坊をよろしく!

ってことで、かばったって設定なんだけど、ちゃんちゃらおかしい。


釈由美子だって、川野太郎に恐喝されたから殺すって言うのは、ちょっと弱い。

自分で「見殺し」にしたんだわ!

なんて言っていたけど、青臭い。

「見殺し」ではないし、渡瀬さんも「あの時、電話をしていたらこんなことにはならなかった」って言っていたけれど、電話する暇なかったんやって!!

川野太郎に恐喝された時点で、

「怖くて電話できなかっただけで、見殺しにしたのではない」

と言えばよかった。

そして、ここでこそ「警察に電話」でしょう。

刑務所から出てきた父親を殺した犯人が恐喝してきた。

それもわけのわからない理由で。

恐喝されていなくても、父親を殺した犯人が遺族である自分に接触してきたら、警察に届けても良いでしょう。

怖すぎるやん。


++++


ロングの夜明


だからして、今回も、長距離タクシー移動がありました。

東京から広島・尾道まで。

タクシー料金を調べていたら、HPが重かったッス(爆)

みんな調べていたのかしらん(笑)


東京駅尾道駅間のタクシー料金 258,080円


これを2回も移動した設定ですからね~。

ロングの夜明、 70歳でも頑張る。

ちなみに・・・。

渡瀬恒彦 70歳
風見しんご 52歳
小林健 43歳
平田満 60歳
林美穂 37歳
正名僕蔵 44歳
大島蓉子 59歳

ま、乗客の大島さんは、何歳でもいいんやけど・・・。

平田満も定年かw




今回は、あまりにも川野太郎の逆恨みがひどくてビックリ。

15年間、刑務所でなんの反省もしなかったのね・・・。


そして、新設された「道の駅」だからって、防犯カメラがないのはありえない(苦笑)

まあ道の駅に防犯カメラがもしあったら、 犯人がすぐに分かり、事件は即解決してたよな。



そうそう、河相我聞の務める出版社の編集長が、本田博太郎だった。

どうやって、犯罪に絡んでいくのかなぁって思っていたけれど、絡まなかった。

最近、博太郎はこんなの多いなぁ。

勿体ない。


そうそう、広島の刑事役の宇梶剛も無駄使い。

途中、腹筋ワンダーコアのCMがきた(爆)

ちょっと笑ったわ~。

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出演
夜明日出夫  渡瀬恒彦
神谷警部   平田 満
小村真希子  釈 由美子
鴻上 浩    河相我聞
北永恵利   遊井亮子
沼田令次   川野太郎
藤井武宏   宇梶剛士
東山秀作   風見しんご
国代刑事   小林 健
馬場刑事   正名僕蔵
           ほか

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