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土曜ワイド劇場「検事・悪玉」 ネタバレ 感想~橋爪功好きにはたまらん作品 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

土曜ワイド劇場「検事・悪玉」
その男、危険!事件解決のためなら手段を選ばぬ毒舌検事 VS正義感あふれる美女刑事! 覆面男が仕組む劇場型連続殺人!!

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[あらすじ]
阿久田正紀(橋爪功)は、東京地検に所属する風変わりな検事。検事という立場でありながら事件の最前線に出向き、捜査を引っ掻き回すことから、通称「悪玉」と呼ばれ、現場の刑事たちから疎ましがられている。
 ある日、19歳の大学生、庄野一真の遺体が都内の空き地で発見され、警視庁捜査一課が臨場。交通課から捜査一課に異動してきたばかりの若手刑事、善田まなみ(真野恵里菜)も張り切って現場に駆けつけるが、まなみが上司の警部・宮原哲司(山崎一)から命じられたのは、東京地検の検事・阿久田正紀、通称アクダマが、捜査を引っ掻き回さないよう、捜査に協力するふりをして監視することだった。そんな中、事務官の木暮省吾(六角精児)を連れ、現場に現れた阿久田は、被害者の口の中に繊維片が残っていることを見つける。さらに被害者の両手首の毛が少しだけ薄くなっていることなどから、犯人は被害者をベッドに縛り付けた上で、顔にタオルを乗せ、上から水をかけて殺害したと推理。その残忍な手口から、犯人は被害者を強く恨んでいたという見立てを刑事たちに披露する。
 ほどなく、被害者の庄野のキャッシュカードを使い、コンビニのATMから何者かが限度額の50万円を引き出したことが発覚。防犯カメラの映像から、金を引き出したのは庄野の交際相手かと思われたが、庄野は女遊びがひどく、現金を引き出した女の身元は特定できなかった。
 そんな中、まなみが阿久田の後を追うと、キャバクラを次々とハシゴする阿久田の姿が…。実は阿久田は、庄野の交友関係から交際相手はキャバクラに勤めている可能性が高いと推測。現金が引き出されたコンビニ周辺のキャバクラをはしごして聞き込みを続け、庄野のキャッシュカードを使った女を特定していた。キャバクラ嬢の葛西春菜(我妻三輪子)に案内してもらい、阿久田とまなみが、庄野の交際相手のキャバクラ嬢、入江千香(柳ゆり菜)のマンションを訪ねると、出てきた千香の顔はアザだらけだった。実は千香は交際相手の庄野から半年にわたり肋骨にヒビが入るほどの暴力を受けていた。庄野のキャッシュカードを使い50万円を引き出したことを認めた千香は、これまで一真から受けてきた暴力に対する慰謝料のつもりだったと言い張るが、阿久田は「それは君の個人的な見解だ」と一蹴。千香を窃盗の容疑で逮捕してしまう…。

 その頃、ゴシップ誌『スプラッシュ』に、庄野がレイプ魔だったことを暴露する記事が掲載される。『スプラッシュ』編集部には、『庄野一真の本性』と書かれたメモとUSBメモリが入った差出人のない封筒が届き、USBメモリの中には、庄野自らが大学の同級生をレイプしたことを告白する映像が入っていたのだ。その映像は庄野を殺害した犯人が撮ったものと思われたが、庄野の卑劣な本性を露わにする報道が広がるにつれ、ネットでは庄野のことを『クズ』『殺されて当然』などと誹謗中傷する書き込みが溢れるようになっていく。
 そんな中、庄野からレイプ被害にあった女子大生、水野茜(遠藤瞳)の家を訪ねた阿久田とまなみは、茜の母、真衣子(原久美子)の口から「娘にひどいことをした男が死んで、せいせいしている」という発言を聞く。それはレイプ被害を警察に訴えても、少年法に守られ、未成年である庄野の名前は世間には出ないことに対する真衣子の憤りの言葉だった。しかし阿久田は庄野が殺害された時間に、茜や真衣子たちのアリバイがあるかを確認。茜は「私も疑うの?」と激怒し、同行したまなみも「被害者の悲しみを逆なでするのは許せない」と阿久田への反発を強める。

 事件解決の糸口がつかめない中、第2の事件が起こる。都内の公園で見つかったのは男性の遺体。被害者は鎌田裕志、21歳。首筋に残されたスタンガンのような痕や、手首のテープによる拘束痕など、庄野一真殺害事件と手口が似ていることから同一犯の犯行と思われたが、右手の指だけがかなづちのようなもので叩き潰されている点が違っていた。この事件でも犯人と思われる人物からの映像がスプラッシュ宛に届き、そこには被害者の鎌田裕志が19歳の時、信号無視をして自転車で老婆をひき逃げし、寝たきりにさせたことを自白する映像が入っていた。そのことがニュースで流れると、ネットにはまたも『こいつも犯罪者なの?』『死ね』などの書き込みだけでなく、犯人を少年法で守られた罪人を裁く正義のヒーロー視する者まで現れる。さらにネット動画には、「庄野一真、鎌田裕志を殺したのは私」と名乗る、頭の大きなふざけたかぶりもの(大頭頭)をかぶった人物が登場。彼は庄野や鎌田のような犯罪者たちが未成年であるために少年法で守られ、のうのうと生きている日本の問題点を指摘し、「私が法を超えた正義の執行者として、罪人を裁いてやる」と宣言。捜査一課の宮原たちは「これは少年法の是非を大義名分にした、ただの快楽殺人」と、犯人への怒りを露わにする。そんな中、地道な捜査を続ける阿久田とまなみは、鎌田には自転車のひき逃げ以外にも、事件を起こした過去があったことを発見する。
 はたして、一連の事件の真犯人は誰なのか? そして「法を超えた正義の執行者」を名乗る男の正体とは!?
[HPから引用]


第3の被害者は主婦・新井彩花。
第3の被害者は第1の被害者「庄野」と高校時代の同級生だった。

5年前の河川敷でホームレスが殺された事件。
第2の被害者蒲田はその殺人事件の加害者だった。
主犯の男・野崎はまだ刑務所に入っている。

最初に事情聴取をされたのは当時女子校生だった第3の被害者・新井彩花だった。
当時野崎と別れ話をしていた彩花は腹いせに殺害現場に連れてこられたのだ。

第1の被害者庄野もその場にいたが、彩花は庄野の新恋人だったので庄野のことは話さなかった。


殺された3人は、全く関係のない篠原拓也という少年に濡れ衣を着せた。
ネットにホームレスを殺したのは篠原拓也だと書き込み、住所や顔写真まで晒した。

篠原拓也は5年前入水自殺していた。
そして先月死んでいた。


一人目が水責め

二人目は指を潰す

三人目は強姦・・・。

3人目はなぜ強姦なのか?
復讐だとしたら絶望して入水自殺した篠原と同じ苦しみをあわせたいために、一人目は入水。
指を潰したのは、篠原がギタリストになる夢を潰されたから。
三人目は・・・?

警察は篠原拓也の兄を疑う。

刑務所から出てきた野崎を襲う篠原拓也の兄

しかしもうひとり野崎を襲おうとしていた人物がいた。


犯人は葛西春菜(我妻三輪子)

バレエの練習中の事故で二度と踊れなくなり絶望していたときに篠原拓也と出会った。
河川敷に行くたびに、いつも彼がギターを弾いていた。
篠原拓也を愛していた。
絶望して自殺を考えていたのに、彼に救われた。

復讐のために彼を・・・!!!

あなたは彼を愛していたかもしれない。
けれど、彼はあなたを気味悪がっていた。

二人は恋人同士ではなかった。
葛西春菜は、毎月篠原拓也に手紙を届けていた。
死んでからも毎月のように何かしら送っていたw

ストーカーだった。


自分が心地いいから人を殺す。
あの3人とやっていることは変わらない!



++++

3人目の被害者を強姦に見せかけて殺そうとしたのは、犯人が男だと思わせるためだけだった・・・・。






先週予告を見ただけで面白そうだなって思ってたんだよねぇ。

面白そうだと思ったのは、橋爪功の芝居。
こういう性格悪そうな役が似合うよねぇ(感嘆)
楽しそうに芝居するよねぇ!!

物語が面白くなくても、橋爪さんを見ているだけで面白そう。

謎が解けたときの演出も面白かった~~~。
カメラ目線の
ざまぁみろだ!!!
も面白かった。

そしてエンディングもカメラ目線でウインク!!!

小気味よかったなぁ。

復讐のための殺人美談ではなく、犯人の女がストーカーだったことも面白かった。
実際に、篠原拓也に気味悪がられたかどうかはわからない。
なんとも思っていなかったかもしれない。
橋爪功の作り話かもしれない。
でも3人も人を殺して、「死んだあの人のために」と言うお涙頂戴物語だと面白くないもんな。

途中、殺されたホームレスの娘に、「あなたのせいでお父さんは殺されたんだ!」って言い出したときは、どうかしたのかと思った。
あれはちょっとひどかったなぁ。
借金を作って出て行った父親のことは憎んでいて良いと思うんだけどなぁ。
その父親をホームレスから救い出せなかった娘のせいだというのは飛躍しすぎかなぁ。
それは娘を父の死の呪縛から、前を向かせるために言ったことだとしても、ちょっとなぁ。
ただこのエピソードがあるから、最後の「ストーカー」発言もちょっとは疑っているんだけどね。
犯人に反省をさせるための嘘かもしれない。

しかし反省したところで、この犯人は死刑だろうな(苦笑)

ネットに出てきた「名無しの仕置人」の正体ははキンコメ今野。ただの愉快犯!
愉快犯の名前も「今野」と言う名前だったよw

そりゃツッコミどころはいっぱいあった。
キャバクラで事件の話をしすぎだったし、バレエで時々足を庇うように歩くほどのケガをした犯人が、スタンガンを使ったとはいえ、男を殺して死体を運べるのか?とか
3人目の被害者を「強姦の偽装」に見せかけて殺したけど、具体的にどうしたのかもわからなかったしw

それでも、佐戸井さんの「大人になってからこんなに無視されたのはじめて」とか、山崎一さんの「セクハラしたんですか?」とか六角さんのカラオケ歌唱とか、細かいギャグが詰まっていて面白かった。

相棒の真野恵里菜は独り言は下手クソで、キャンキャン言い過ぎるなぁって思ったけれど悪くない。
橋爪功のあのキャラに対抗するにはあれぐらいキャンキャン言わないとかき消されるのかもしれない。

4月から土ワイはドラマが2本だけの放送になるのかなぁ?
だとシリーズ化は難しいのかな?

橋爪功さんは、野呂盆六シリーズが終わってしまったし、もう主演作品は見られないのかと思っていたけれど、これ、シリーズ化キボンヌ!!


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土曜ワイド劇場「検事・悪玉」 ネタバレ 感想~橋爪功好きにはたまらん作品
「検事・悪玉(2)」 感想~功とほうかのラブラブブランコ
出演
阿久田正紀      橋爪 功
善田まなみ      真野恵里菜
木暮省吾       六角精児
宮原哲司       山崎 一
篠原成美       鷲尾真知子
桑村良雄       佐戸井けん太
入江千香       柳 ゆり菜
葛西春菜       我妻三輪子
水野真衣子      原 久美子
             ほか



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コメント 4

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ゆうき

面白かったです。
本当にツッコミどころはありました。
足が悪い女性が男性を意識を失ってる男性を運んで殺害させるとか。
でも、なんか面白かったです。橋爪功さんの演技も良かったし、真野ちゃんも刑事としても人間とまだまだの新人って感じで、その組み合わせがなんか合ってました。
六角さんも面白かったし。
本当に続編希望です。
by ゆうき (2016-03-20 01:07) 

tarotaro

ゆうきさん、書き込みありがとうございます(^-^)

面白かったですね~。
真野恵里菜ちゃん以外はかなりのベテランばかりで、安定感がありましたね。
キャラクターが全てたていたし、なんてったて主役の橋爪さんが楽しそうだった。
理屈っぽくて、イヤミで、自分勝手なんだけれど、見ていて楽しい。
そんな役を演じたらピカイチですよねぇ。

私も早く続編を作ってほしいです。
by tarotaro (2016-03-20 14:42) 

英

面白かったです。

突っ込みどころもありましたが、それをカバーして有り余る橋爪さんのキャラでした。脇役陣も味がありました。ふつうこういった検事に応対する役回りの刑事は、やたら、反目するだけですが、今回のヒロインの上司・宮原(山崎一)は、懐が深かったですね。

突っ込みどころは、 tarotaroさんもゆうきさんもおっしゃっていた、「足が完全でない女性が実行可能か」や、ホームレスの娘に、「あなたのせいでお父さんは殺されたんだ!」と指摘したところですね。
あと、篠原雅史に必死に「前を向いてほしい」と説得していましたが、それなら、「殺人未遂で逮捕せず、雅史が犯行に踏み切る前に止めろよ」と言いたいです。

あと、登場人物がやたら多かったですね。
by (2016-03-20 21:18) 

tarotaro

英さん、書き込みありがとうございます。

面白かったですね~。
ツッコミどころと言えば、中原丈雄さんが定年退職した元刑事だったのに、橋爪さんが現役検事っていうのも・・・ねぇ(笑)
ま、でも橋爪さんが主役だったからこそ面白かったんだと思うので、ここはいいんですけどw
それでいうと鷲尾真知子さんにも違和感が・・・・。
鷲尾真知子さんの子供にしてはちょっと若すぎましたね。

篠原兄は無駄に犯罪者になってしまいましたね。
登場人物が多く、2サスベテランの演者が多かったわりには犯人が無名に近い役者さんだったのも良かったなぁって思いました。

多少ツッコミどころがあっても、面白いドラマは面白いんですね~。
by tarotaro (2016-03-21 13:08) 

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