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金曜プレミアム・山村美紗サスペンス 赤い霊柩車36~惻隠の誤算 ネタバレ 感想~片平なぎさと浅利陽介が姉弟には見えない! [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

金曜プレミアム・山村美紗サスペンス 赤い霊柩車36惻隠の誤算
放送開始24年目の真実!私には弟がいた…?明子の前に現れた唯一の肉親は華道の家元候補!そして葬儀中に遺体が消えた…誰がどこへ?石原葬儀社史上最大の危機
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[あらすじ]
今日も明子(片平なぎさ)と春彦(神田正輝)は京都でデート。春彦の希望で、生け花教室にやってきていた。そこで出会った生け花の師範・寺石明生(浅利陽介)に、筋がいいと褒められ喜ぶ明子と「斬新なセンス」とお茶を濁され、苦い顔をする春彦。明子と明生、名前が似ていることから、明生と仲良くなった明子は、家元のお屋敷での生け花の定例会に呼ばれ出席することに。

そんな折、明生が石原葬儀社を訪ねてくる。先代・石原宗之助を訪ねてきたのだった。明子が、なぜ父・宗之助を知っているのかと尋ねると、明生は驚いて、自分も宗之助の息子なのだと告白するのだった。

ショックを受ける明子だったが、養護施設で育ったという明生の話を聞き、幼少期の写真を見ると、確かに明生は宗之助の息子であり、明子の弟なのだということが判明する。

春彦と一緒に生け花の定例会にやってきた明子。その会場で、朱雀流家元の朱雀正山(篠田三郎)から、明生が次期家元に指名されてしまう。明生は、華道の腕はたつものの、正山の実の息子ではなく、養護施設から正山が連れてきた子ども。それをよく思わない人間もいて、一門の中にあつれきが生じる。

明生は明子に、家元は太一郎(庄野崎謙)が継ぐべきなのだと話す。朱雀流の内弟子になって、つらかった時期にも太一郎が居場所を作ってくれたおかげで、今朱雀流にいられるのだという。しかし、太一郎は自身の夢を追い、アメリカでMBAを取得、今は経営コンサルタントとして活躍していた。

明子に明生は、父からもらったという土鈴を見せる。その土鈴に明子は見覚えがあった。自分も同じものを持っていたのだ。そして、明生を弟として受け入れることを決める明子。改めて姉弟として生きていくことになった翌日、狩矢警部(若林豪)からの連絡を受ける。明生が神社で遺体で発見されたというのだ…。
弟の死の真相をつかむため、明子は、事件解決に乗り出す。
[HPから引用]

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原作はコチラ

京都恋人形殺人事件 [ 山村美紗 ]

霊柩車って見なくなったよねぇ。
霊柩車を見たら親指を隠せ!なんて言われていたのにねぇ。





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婚約者です・・・・・。

さすがに消え入りそうに言うようになったなぁ。
昔は恥じらいながら言っていたのに、ま、今も違う意味で恥じらってはいるんだろうけど・・・。
浅利陽介とメールしているのを驚く神田正輝に「妬いてる?」と聞く片平なぎさよ、痛々しいぞ!


+++++


浅利陽介が片平なぎさの弟!?

親子じゃなくて、弟!?
本当に弟なら”明子”と”明生”なんてややこしい名前をつけないだろう。
双子ならともかく。
しかも浅利陽介を養護施設にあずけたのが片平なぎさの父親で、一緒に撮った写真もあるからと言って、いきなり「お姉さん」はないだろうに。

同じ土鈴を持っているからとて兄弟とは限らない。
婚約者が医者なんだから、そこはDNA鑑定だろ!
なんでこんな些細なことで、浅利陽介を弟だなんて思えるんだ!!
名探偵の名がすたるぜ、なぎさ!!!

++++

家元に浅利陽介。

たまたま華道を体験しただけで、家元を指名される場に居合わせる片平なぎさと神田正輝。
殺人の予感。


そしてまさかの・・・・。


浅利陽介が殺害される。

狩矢警部に「明夫さんは私の弟」と説明する。
なんでやねんねんねんw
もし浅利陽介が弟だとしたら・・・明子の父は何年前に死んでん。
明子が東京の大学にいるときに死んだんちゃうかったっけ?



++++

葬儀を石原葬儀社で引き受けるが、浅利陽介の遺体が盗まれる!!

が、すぐに庭に放置されていた・・・。←雑!!

+++++

ある日葬儀の依頼が入った。
病気の末に亡くなった女性は、浅利陽介が持っていた写真の人だった。
浅利陽介はその女性のことを母親だと思っていた。

浅利陽介が育った児童養護施設を尋ねる片平なぎさ。
浅利陽介の母はシンママで、相談されたのが片平なぎさの父だったのだ。

そりゃそうだろ。
なんで母親は名乗り出なかったのか知らないが、園長さんも口止めされていたからって、いい年をした浅利陽介には教えてやってもいいんじゃないかと思うんだけど・・・・・。


そして葬儀を依頼してきた男は、浅利陽介の母親とはなんの面識もない。
ただ葬儀をするように”ベンガル”に頼まれたのだ。

浅利陽介の父親はベンガル!?



+++++

黒坂真美が服毒死!

密室だったので自殺と断定される。

生前、浅利陽介は、黒坂真美と湯江健幸に利用されていると言っていたらしい。

黒坂真美は浅利陽介の両親を探していた。
そして母親を探し当てたらしいのに、なにも手がかりがないと浅利陽介に嘘をついていた。


++++

片平なぎさは、土鈴が入れ替わっていることに気づく。
土鈴をわると、浅利陽介の母が書いた手紙があった。
手紙に描いてあった場所に行き、掘ってみると、そこにはまた手紙が。


浅利陽介の本当の父親は浅利陽介の遺体を盗んだ犯人だった。
犯人は浅利陽介をひとめ母親に会わせたかった。
30年ぶりに子供に会った母親だが、その後急死。
その後処理で浅利陽介の葬儀までに遺体を戻すことができなかった。

浅利陽介の本当の父親は篠田三郎。

一人で育てられなくなった浅利陽介の母親。
いつか養子にしようと思った篠田三郎は、養護施設に入れた。

小さい頃から華道を叩き込んだ。
家元を引き受けなければ自分が浅利陽介の父親であると名乗ろうと思っていた。

浅利陽介は、黒坂真美と湯江健幸浅利陽介の父親が家元・篠田三郎だと話しているのを立ち聞きしてしまっていた。

「あなたは私と母を捨てた!
 それが全てではないか!」


浅利陽介の土鈴に百合の花粉がついていた。
それに気づいた篠田三郎は、浅利陽介を殺した犯人に気づいてしまう。
篠田三郎は土鈴を入れ替えた。
そして黒坂真美を殺した犯人に気づき、密室を作った。

犯人は庄野崎謙

庄野崎謙は家元を継ぎたかった。
しかし逃げた。
華道からも父からも浅利陽介からも。
子供のころは浅利陽介を兄弟のように思っていた。
しかしどんどん自分の居場所がなくなっていた。
そして浅利陽介には勝てないと思った。

門下生が華道大賞を受賞したときには、授賞式に駆けつけていた篠田三郎。
しかし自分のときには、父は来てくれなかった。
そして自分は篠田三郎に全く期待されていないと感じる。

篠田三郎が庄野崎謙の授賞式に来れなかったのは、庄野崎謙の留学の準備をしにアメリカに行っていたからだ。←え・・・・。
家元は見捨てたことなど一度もなかったのだとベンガルが言う。



庄野崎謙はずっと浅利陽介に嫉妬していた。
浅利陽介に自分が勝っているのは、篠田三郎の息子ということだけが支えだった。
しかし浅利陽介と篠田三郎が親子だと知り気が動転。

浅利陽介を問い詰めると、
「僕は普通に家族が欲しかった。
 それなのに今更・・・!あんな奴父親じゃない!!」

それを聞き逆上する庄野崎謙。

「目の前にいるのに振り向いてもらえなかった。
 お前が奪ったんだ!!」

なんで急な階段のすぐ上でもめるんだ!!!

もみ合いの末、階段から落ちた浅利陽介が絶命。


黒坂真美は庄野崎謙が浅利陽介が犯人だと気づく。
脅された庄野崎謙は黒坂真美を殺してしまう。

黒坂真美の部屋から庄野崎謙が出てくるところを見た篠田三郎。
部屋に入ると、黒坂真美が死んでいるのを発見。
そこで密室を作ることを思いつく。
庄野崎謙をかばったのだ。

++++

父親ならもっと向き合うべきだった。
ちゃんと言葉にしなければ伝わりません。

淋しい思いをさせてしまって済まなかった。

私はお前と浅利陽介を区別したつもりはない。
そう思わせてしまったのら、明男に対する後ろめたさがそうさせてのかもしれない。
ずっと見守ってきたんだ。
あきおもお前も大事な息子だ。


浅利陽介は庄野崎謙が家元になるのを望んでいた。
庄野崎謙の元で庄野崎謙の朱雀流を支えて行きたい。

と言っていた。




浅利陽介の遺品として警察が持っていた土鈴が片平なぎさに返却される。
そこにも手紙があった。

姉さん、ごめん、ありがとう。




なんちゃって密室トリック。
黒坂真美の部屋はふすまだった。
掛け軸でつっかえ棒をしていただけで鍵はかかっていなかった。
部屋に入ったときは、ふすまに穴を開けて鍵を外したふりをして、つっかえ棒を外し部屋に入ったのだ。

そんなことよりもあれを密室とした警察は問題だぞ。
ふすまだよ?
ふすまを外せばいいじゃないか!!
ふすまで密室は作れないだろ!!


庄野崎謙の役どころがアメリカでMBAを取得して今は経営コンサルタントって旬だねぇ。
偶然とは言え、ショーンKを思い出してしまうよね(苦笑)
山村紅葉が割と痩せていたので、撮影はちょっと前かな?と思っていたけれどどうでしょう?

さて事件。
結局戌土鈴はいくつあったのか??
片平なぎさと浅利陽介、浅利陽介の母、庄野崎謙が持っていたのかな?

片平なぎさと浅利陽介の土鈴が入れ替わる。←浅利陽介が故意に入れ替えた。
浅利陽介の土鈴にユリの花粉がついていたここで入れ替わったのか、浅利陽介の土鈴を庄野崎謙が触ってしまったのか??
花粉に気づいた篠田三郎が庄野崎謙を庇うために浅利陽介の母の土鈴と入れ替えた。

土鈴には親戌の土鈴と仔戌の土鈴があったのに、片平なぎさも気づくのが遅いというか都合が良い次期に気づいたっていうか・・・。

ま、いいや。

しかしずっと土鈴を大切に持っていたはずの浅利陽介は母の手紙に気づかなかった。
なのに片平なぎさの土鈴に手紙を入れた・・・・。
母子が同じ行動をとったのね。

篠田三郎が浅利陽介の父なら、片平なぎさの父も篠田三郎くらいの年齢ってことなんだろうか。
それは無理がありすぎる。
片平なぎさと浅利陽介はどう頑張っても甥っ子やな。

今回、狩矢警部も空気だったけれど、神田正輝もなんの役にも立っていないよねぇ。
決め手は百合の花粉だけれど、それはDNA鑑定で証拠申請するのかなぁ。
血縁関係の鑑定は先延ばしにしたくせに・・・。

いつから神田正輝は料理好きの設定になったのか?

昔は片平なぎさが料理を作っていたよねぇ・・・。
そして何回も言うけれど、いつまで婚約者・・・・。

奥さんって呼ばれたいなぁ~。
なんて言う片平なぎさの切実な思いを誤魔化す神田正輝。

本当は別に家庭があるんじゃないか!?

大村崑さんがご存命の間に結婚式をさせてやりたい!
大村崑、84歳!
出演シーンは少なくて残念だったけれど、やはり84歳には見えない。



「赤い霊柩車」らしいと言えばらしいけれど、年のせいか片平なぎさの泣くシーンが多かったわね。←ちょっと違うw

それに瀕死の母親のもとに息子の遺体を運び出し会わせるなんて、強引だなぁ。
ベンガルが協力してくれたからって、2人でそんなことできる?
でもこれが「赤い霊柩車」だよねぇ。
前も遺体がなくなったことがあったような気がする。
遺体が入れ違ったんだっけ。
ま、いいや。
石原葬儀社、悪い噂がたたないのか心配するレベル。←もう噂がてっているのかもしれんが。

浅利陽介は、素晴らしい死に顔だったなぁ。、
半目をあけた死体役が上手だったわ。


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出演者
石原明子…片平なぎさ
黒沢春彦…神田正輝
狩矢警部…若林豪
秋山隆男…大村崑
内田良恵…山村紅葉

朱雀正山…篠田三郎
寺石明生…浅利陽介




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コメント 2

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イモ

「霊柩車」シリーズが第36作品と言うのにまず驚きです。原作者の山村美紗氏が自分が亡くなった後に

娘が食いっぱぐれないように多く作品を残したと言う話は聞いたことありますw

管理人さんも書かれていますが姉弟設定は難が強かったと私も感じましたw


密室トリックも
ちょっと霊柩車シリーズとしては弱いかなと


結構な割合で再放送されますが新作はありがたいですね
by イモ (2016-03-26 01:05) 

tarotaro

イモさん、書き込みありがとうございます。

一作目が1992年ですからもう20年以上続いているんですねぇ。
終わったら終わったで淋しいですけど・・・。

年齢的にはもう結婚させちゃってもいいと思うんですけどねぇ。
密室トリックも設定もやはり原作が古いんだから仕方ないかなと思います。
山村さんがご存命のころはそこまでDNA鑑定も信用できるものではなかっただろうから、明子さんが弟だと信じ込んでしまうのも仕方ないんですよねぇ。←であれば浅利陽介ではなくアラフォーの俳優なら兄弟に見えたのに・・・。
by tarotaro (2016-03-26 14:14) 

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