土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌39」～スキャンダルな乗客!!』 ネタバレ 感想～ヘレン・ケラーのオーディションと言えば「ガラスの仮面」

土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌39」　「スキャンダルな乗客!!」
舞台上の連続殺人～三人の女優が仕掛ける嘘と秘密!?引きちぎられたネックレスに偽りの遺言!!.
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[あらすじ]

タクシードライバーの夜明日出夫（渡瀬恒彦）は、元警視庁の敏腕刑事。ある日、ひとりの女性客が夜明のタクシーに乗って来た。しきりに後ろを振り向き、尾行を気にしている様子だ。それもそのはず、その女性は有名劇団“城塞”の看板女優、三条亜希子（高橋ひとみ）だった。しかも劇団に着いた亜希子を待っていたのは、夜明の娘・西村あゆみ（林美穂）。あゆみは、劇団30周年の記念書籍の編集のアルバイトをしているという。
　夜明がずっとファンだと打ち明けると、亜希子は劇団の稽古場を見学するよう勧める。そこでは、劇団30周年の演目『奇跡の人』のヘレン・ケラー役の最終オーディションに残った少女たちが稽古に励んでいた。案内してくれた亜希子の付き人・森川時枝（中山忍）によると、27年前、同じ『奇跡の人』のヘレン役でデビューを飾った亜希子が、今度はサリバン役を演じることで注目されているという。

　同じ頃、亜希子たち劇団幹部は、主宰の椎名一馬（西岡德馬）との会議に出席していた。その席で、「オーディションは芝居重視ですよね」と椎名に詰め寄ったのは、演出助手の湯沢英也（隈部洋平）だった。実は、今回の『奇跡の人』ヘレン役オーディションでは大手プロダクション所属のアイドル・島本エリカ（尾碕真花）が本命視されていたが、実は劇団幹部がプロダクションとエリカを推す密約を交わしているとの噂がささやかれていたのだ。その湯沢に対し、「そんなことを先生に確認するなんて失礼よ」と一喝したのは、亜希子と人気を二分する女優、長谷麻里子（筒井真理子）。言い争う湯沢と麻里子を制したのは、椎名の驚きの発言だった。椎名はこの記念公演を最後に代表を退く決意を固めたという…。

　翌朝、お台場の海辺で男性の撲殺死体が発見され、東山刑事（風見しんご）たちが臨場する。被害者は戸川聡（土屋佑壱）というフリーライターで、主に芸能スキャンダルネタを週刊誌に売り込んでいたらしい。調べてみると、戸川は元“城塞”の座付き脚本家だったが、現在は古巣のスキャンダルを狙っており、亜希子の付き人・時枝を追いかけていたようだ。さっそく“城塞”に向かう、東山刑事たち。だが時枝は、確かに戸川には会ったが、死亡推定時刻の午後6時から8時には、すでに自宅にいたと主張する。
　そんなとき、戸川のアパートを捜索した馬場刑事（正名僕蔵）が、戸川の自宅パソコンから亜希子の盗撮写真を発見する。最後の1枚は、前日の午後4時、亜希子がタクシーに乗り込んで出かける写真だった。「何だかいやな予感がする」と言う神谷警部（平田満）たちだが、その推測は的中！　亜希子が乗ったのはやはり夜明のタクシーで、夜明はその時間、亜希子の故郷、西伊豆・堂ヶ島まで彼女を送っていたと証言する。
　その矢先、またしても“城塞”から西伊豆・松崎までのロング指名が、夜明に舞い込む。依頼者は、なんとあゆみ！　ヘレン役をエリカと争う女子高生・沢田梓美（荒川ちか）の母・小百合（中島ひろ子）が事故に遭ったと知らせが入り、急いで彼女を故郷の松崎まで送ってほしいというのだ。梓美は、ヘレン役候補の中で抜きんでた実力の持ち主だったが…!?

[HPから引用]

ヘレン・ケラーのオーディションの様子が、「ガラスの仮面」を思い出してしまった。


「終わりの合図」に気づかなかったのも結果的には似ているわねぇ。
ガラスの仮面ならダブルキャストなんだけど、荒川ちかちゃんのライバルがかなりチープなんでダブルキャストは無理っぽい（苦笑）


+++++

荒川ちかが何者かに突き落とされたのは、ライバルのマネージャーの仕業。

第一の殺人ゴシップ記者の殺人には関係がなかった。


西岡徳馬も突き落とされる！！

西岡徳馬がかなり早い時間に殺されて驚く！！！


筒井真理子も突き落とされる！！

高橋ひとみのライバル、筒井真理子。
殺されそうだったもんなぁ。


犯人は高橋ひとみ

お決まりだよねぇ。
でもいつもちょっとだけ「今回こそ違うんじゃないか？」って思わしてくれるよね。ちょっとだけね（苦笑）
で、いろいろ考えて、あ、やっぱりヒロインが犯人しかありえないよなぁって思うw



最初の殺害現場はお台場ではなく堂ケ島だった。
夜、お台場に遺体遺棄をし、電車で堂ケ島に戻る。
そしてホテルで朝食を食べていたのだ。

記者を殺した理由は、高橋ひとみのスキャンダルだ。

18年前高橋ひとみは妊娠していた。
父親は西岡徳馬だった。
しかし高橋ひとみは女優であることを望んだ。
親友の中島ひろ子に相談する。
中島ひろ子は生後1週間で子供を亡くしていた過去があった。
中島ひろ子の実子として届ける。

荒川ちかは高橋ひとみと西岡徳馬の子供だった。



記者は西岡徳馬にも取材をしていた。
どちらからも金を巻き上げようとしていたのだ。

西岡徳馬はは荒川ちかに父親だと名乗ろうとした。
西岡徳馬は癌だった。
余命は荒川ちかを生きがいにしようと思った。
最後の舞台だと思っていた「奇跡の人」。
しかし荒川ちかが自分の娘だと知り、もっと新しい芝居を作り出したいと思った。

荒川ちかの母親は中島ひろ子だけ。
この秘密だけは知られてはいけない。
高橋ひとみは、西岡徳馬を突き落とす。


筒井真理子には余命半年であること、西岡徳馬との間に子供がいることも話した。
しかし「奇跡の人」の舞台を譲ってくれなかった。
挙句、西岡徳馬を殺したのも自分だと見破られた。
そして荒川ちかは殺人犯の子供だから、もう舞台に立てることなどない！と言い放つ。


++++

逮捕状が出た高橋ひとみ。

そこに荒川ちかと中島ひろ子がやってくる。

「逮捕される女、それを見送る親友の表情。見ておきなさい。それが女優としての財産になるから。」

その言葉を聞いた荒川ちかが突然、ヘレン・ケラーになる！

「奇跡の人」のエンディング。

「ｗａｔｅｒ！！」

のシーンを演じ、高橋ひとみがサリバン先生になった（爆）


何！この唐突な小芝居は！！

これを見せられた夜明さんと刑事たち・・・・。
恥ずかしいな（苦笑）

---

今回のミスリード役は、中山忍。
中山忍は元女優だった。
芝居中に奈落に落ちてしまい足に後遺症があり、女優を諦め付き人になった。
高橋ひとみを恨んでいたが、芝居のために高橋ひとみをかばった。
荒川ちかの才能に惚れていただけだ！

うーん。
全然怪しくなかったけど、中山忍。
いつか復讐するために付き人になったんか～。
それより、奈落が空いているのを知って中山忍を止めないなんてね。
舞台に穴があくかもしれないのに・・・ほんまに高橋ひとみがそんなことをしたんかなぁ。
芝居のために子供を堕胎しようと思ったんだから有り得るのかしら？

筒井真理子は好きだったんだけど、顔に何か注射したのかしら？
いつまでも若々しいんだから、なにもしなくてもいいのにさ。

つい最近、相棒でも書いたんですけど・・・。
「相棒 season14 」 第11話 ネタバレ 感想～女優が犯人だと、隠し子が必須。　

やっぱり女優が出てくると隠し子がいるのね。

もうこれはちょっとねぇ。
荒川ちかが高橋ひとみの娘だろうなというのは、わかりやすすぎたよねぇ。

今回は娘・あゆみがあまりヒロインと絡まなかったねぇ。
大物西岡徳馬がそうそうに死んだのも珍しいね。

でもあとは様式美。

これがタクシードライバーの推理日誌なのでございますw
そこそこ楽しめました。
高橋ひとみさんの一昔前の女優役、面白かったです～。


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出演
夜明日出夫　　　渡瀬恒彦
神谷警部　 　　 平田　満
東山刑事　　 　 風見しんご
三条亜希子　　　高橋ひとみ
森川時枝　　　 中山　忍
長谷麻里子　　　筒井真理子
沢田小百合　　　中島ひろ子
椎名一馬　　　　西岡德馬
馬場刑事　　　　正名僕蔵
小林係長　　　　徳井　優
　　　　　　　　　　 ほか




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コメント 2

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tarotaroさん、こんにちは。

ご指名で渡瀬恒彦が乗せた女性が犯人
今回は違うのではと願いましたが、いつも通りでした。ここまで来ると、見事な様式美ですね。

メザシの奪い合いに、課長のグチ。課長の置いていった写真にピンときて真犯人に気づく。

もう水戸黄門の世界でしょうか
by ヒロくん (2016-03-27 11:50) 

ヒロくんさん、書き込みありがとうございます(^-^)

ロングで乗せた女性は絶対犯人ですよねぇw
毎回乗る大島蓉子さんは犯人にはならないけど。
大島蓉子とのコントも様式美。
めっちゃ好きですw

そうですねぇ。
毎回、刑事を辞めた理由も言わされるし、娘はいつも転職しているし・・・。
タクシードライバーに定年はないので、頑張って欲しいです！！
by tarotaro (2016-03-27 16:58)