SSブログ

金曜プレミアム・2週連続松本清張スペシャル「かげろう絵図」 ネタバレ 感想~白石加代子に食われる米倉涼子 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

金曜プレミアム・2週連続松本清張スペシャル かげろう絵図
「大奥に暗躍する巨悪に立ち向かう女の密命は大奥粛正!愛する男のために命をかける!」

広告



にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

[あらすじ]
養父の島田又左右衛門を突然の死で失った縫(米倉涼子)。かつて実父も幕府の腐敗を暴こうと動き、非業の最期を遂げていた。又左右衛門の息子島田新之助(山本耕史)は刀を捨て、医学を学ぶという。二人の後見人である先の寺社奉行・脇坂安薫(竹中直人)に見送られ、二人は別々の道を歩むことに。

5年後、十一代将軍・徳川家斉(津川雅彦)は晩年となって将軍職を家慶(石橋保)に譲ってもなお実権を握っていた。正室の寔子(白石加代子)をよそに長きに渡り家斉の寵愛を受けてきた側室のお美代の方(中村優子)は、家斉が没した後も富と権力を握り続けるため、時期将軍に自身の孫・前田犬千代を据えたいと強く願っていた。お美代の方の後ろ盾である中野石翁(國村隼)は腹心の水野美濃守(木下ほうか)らを使って、次の将軍を定めるお墨付きを家斉に書かせるべく策を弄していた。

一方、堕落した幕府と大奥を粛正しようと動いていたのが脇坂安薫。脇坂安薫のもと、縫は大奥の実態を探るためお登美と名乗って大奥へ潜入していた。作戦が効を奏し、縫はお美代の方に気に入られ、中臈(大奥の女中)・菊川(富永沙織)の部屋付きへと昇進する。やがて縫はお美代の実父が住職を務める感応寺の僧侶たちと佐島(高畑淳子)ら中臈たちが密通しているという動きを突き止める。自らの身を危険にさらしてでも暴かねばならない感応寺と大奥の癒着、奥女中と僧侶の許されざる関係...。

縫が危険を顧みずに潜入捜査を引き受けたのは、密かに想いを寄せる新之助のためでもあった。政権が正された後に、また侍として表舞台に出て欲しい...。現在の新之助は闇医者となって富本節の師匠・豊春(夏川結衣)という女性の元に身を寄せていた。

ある日、城下町にて菊川が水死体で発見された。実は菊川は豊春の妹だった。この事件が大奥の腐敗に絡んでいるに違いないと睨んだ豊春は真相を探るべく中野石翁邸に潜入する事に。

そんな中、家斉が脳卒中で倒れてしまう...。家斉の弱っているところを利用し、中野石翁はついにお墨付き(指示書)を手に入れることに成功する。そこには次期将軍は前田犬千代と記されていた。後継者争いはこれで決着がついてしまうのか!? そして縫、新之助、豊春、三人の恋の行方は...?
[HPから引用]

広告




原作はコチラ


かげろう絵図 [松本清張]

松本清張作品はオスカー女優ばかり。
米倉涼子も多いねぇ。
松本清張 黒革の手帖

松本清張 けものみち

松本清張 わるいやつら


高部あいは何の役だったんだろう??
お蔵入りせずに取り直したのねぇ。

今回の役は20歳くらいの役だと思うので、流石に米倉涼子ではキツイ・・・・。
ハタチくらいの女優もたくさん抱えていると言うのに、なんで倍も生きている米倉涼子なんだ?
山本耕史は時代劇のほうがカッコ良いねぇ。
ヅラもかぶれるしねぇ。

そして「大奥」の復讐モノと言えば、同じ時間にエリカ様主演でやったばっかりやん(苦笑)

金曜プレミアム・SPドラマ『大奥』第二部~悲劇の姉妹~ ネタバレ 感想~ラストが雑すぎる。
金曜プレミアム・SPドラマ『大奥』第一部~最凶の女~ ネタバレ 感想~ドロドはなく、イチャイチャが多数 

時代も似たようなもん。大奥が好きなのねぇ。




160219-i031.jpg

家斉は前回(エリカバージョン)では、成宮寛貴でしたが、今回は津川雅彦。
これまたエロそうな家斉ですこと!
さすが子供が50数人(爆)

津川雅彦の安定感もすごいが白石加代子のメイクもしゃべりも怖い~~~ッ!!←ワクワクするわ~w
脇役が濃ゆいねぇ。

これは清張モノとはいえ、お気楽に見られそうな内容w

「愛い奴じゃ~」から「おしとね」。

いやらしい津川雅彦に、初々しい女中に見えない米倉涼子。←米倉涼子だと百戦錬磨に見えてしまうや~ん。

いよいよ!ってところで、倒れる津川雅彦。


++++++

宇梶剛士が美坊主!?

夏川結衣の妹菊川の愛人が宇梶。
愛しい人の子供産みたいと言いながら、國村隼らに殺されてしまう。

菊川の妊娠を診断したのは闇医者の山本耕史。
山本耕史も命を狙われ國村隼らに拉致される。

國村隼らは、お墨付き(指示書)を手に入れるた。
それを見てしまった山本耕史。
またも命を狙われるが今度は逃げた!←なんで1回めは逃げられなかったんや!!
めっちゃ強いやん!←全てはお墨付きを見るために拉致られたとしか思えん!!


妹を殺された夏川結衣は國村隼の屋敷にスパイへ。

米倉涼子は引き続き大奥へ。
そして高畑淳子にくっついて感応寺へ。

美坊主は金子昇か!
宇梶じゃなかった。
宇梶じゃなかった。
宇梶じゃなかった!
3回も言ってしまったw

高畑淳子は完全に金子昇にのぼせている。

しかし金子昇は年増の高畑淳子より米倉涼子の方がお気に入り。
迫る金子昇。
米倉涼子は、高畑淳子が金子昇に送った手紙を見せてくれたら、信じて身を任せても良いと言う。



+++++


國村隼は夏川結衣が菊川に似ていることに気づく。
夏川結衣を罠にはめる國村隼。
國村隼の屋敷を命からがら逃げる夏川結衣。
宇梶剛士が追ってくる。

そこへ山本耕史が登場。

夏川結衣、妹の敵を討つ!

宇梶剛士、絶命。


+++++++

金子昇が高畑淳子の手紙を米倉涼子に渡す。
しかし高畑淳子が乗り込んでくる。
なんとか逃げたつもりの二人だが、米倉涼子と金子昇の仲に感づく高畑淳子。

高畑淳子は米倉涼子の命を狙う。

居合で強いはずの米倉涼子が死んだ?

残り30分、主役が死ぬのか??
米倉涼子は殺陣をしないのか?


米倉涼子の着物とともに高畑淳子が金子昇に書いたラブレターが竹中直人のもとに届く。


白石加代子が持っていく!


えっと、白石加代子が國村隼や木下ほうかが持っていた「お墨付き」を偽物じゃ!!と一括。


白石加代子の蜂の一刺し


これで済むなら、米倉涼子は無駄死にではないか?

お美代の息のかかったモノたちはみな排除。

坊主たちも排除。

國村隼は1年後死に、感応寺も焼かれる。


死んでなかったんか~~~い!!

死んだのは高畑淳子。
米倉涼子は死んだふりをして、城を抜け出し、竹中直人に匿われていた。
竹中直人も知っていたなら、なぜ山本耕史に教えてやらんのじゃ。



やっぱり主役は殺せないのか、それとも事務所の力か!?






セットも沢尻エリカドラマと似ていたな。
脇役は豪華だったけれど、沢尻エリカ+成宮寛貴の方が目の保養になったわ・・・・
エリカ様版のストーリーも雑だったけれど、ヴィジュアルだけならエリカに軍配。
やっぱり大奥は若い女優が多くないと(苦笑)
今回の大奥は結構年配女優が多すぎて・・・。
これだけのキャスティングを揃えた時代劇なら、もっと面白くできそうなもんだけどな。※注)木村祐一は関西訛りの江戸弁変だった。

「大奥」メインのわりには、男が出過ぎるなぁって思っていたら、原作は山本耕史の役が主役なのね。
だから女のドロドロより、サスペンス的要素があるわけね。
てか、山本耕史がひとり必殺仕事人みたいだったけど・・・。


白石加代子の存在感

主役はすっかり白石加代子に食われてしまった。
そして美味しいところを全て持って行ってしまった。
ダメなのよ、こんな怪物をあんな美味しい役にキャスティングしたら。
白石加代子が行くところには草も生えないわ。
根こそぎ持って行かれたなぁ。
あんな変なメイクしてなくても、白石加代子が持っていったと思うわ・・・・。

「かげろう絵図」は未読なので、結末を知らないんだけど、松本清張がこんなにスッキリ勧善懲悪の小説を書いていたのかなぁ。
2時間半もあったわりには(CMが多かったけど)、ラストはめっちゃ駆け足。

正義は勝つ!

と言うストーリー。

米倉涼子は強そうな役かと思いきや、意外に男のいいなりに。
そのわりには津川雅彦と「おしとね」未遂と金子昇に押し倒されるが未遂。
純愛を貫いたことになるのでしょうか?


主役は死んでいた方がよかったなぁ・・・。

事務所の力で生きていたけど(真偽は不明w)、死んでいたほうがまだスッキリしたと思う。

来週は「一年半待て」こちらも主役が弁護士になるみたいです。
なんで主役を変えてしまうのか?
今回も山本耕史が主演の方が楽しく見られただろうに。←山本耕史が地味ならほかの役者でも良いが「しんのすけ」が主演のほうが面白いやろうに。

改悪するのはやめてほしいなぁ。

広告




その他の松本清張作品の感想はコチラ
▼田村正和主演
松本清張 「三億円事件」 主演 田村正和~未解決事件が妄想をかきたてえる件
松本清張ドラマスペシャル 「地方紙を買う女」ネタバレ 感想~スマホがある時代に「地方紙」は買わない。
▼ビートたけし主演「黒い福音~国際線スチュワーデス殺人事件~」
ビートたけし主演「黒い福音?国際線スチュワーデス殺人事件?」~スペシャルドラマは豪華キャスト 
▼内野聖陽主演「時間の習俗」
コメディタッチな松本清張作品なんて!ネタバレ感想~「松本清張スペシャル 時間の習俗」~ネタバレ~どうしても津川雅彦が刑事に見えなかった件
▼向井理主演「死の発送」
清張作品を現代にアレンジするのはやめるべき~金曜プレステージ・フジテレビ開局55周年特別番組松本清張スペシャル 死の発送 ~ネタバレ・感想
▼米倉涼子主演「強き蟻」
テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張「強き蟻」ネタバレ感想~ただただ、加藤茶の様態が心配。
金曜プレミアム・2週連続松本清張スペシャル「かげろう絵図」 ネタバレ 感想~白石加代子に食われる米倉涼子
▼尾野真千子主演「坂道の家」
原作とは別物~松本清張二夜連続ドラマスペシャル「坂道の家」 ネタバレ 感想  
▼堀北真希主演「霧の旗」
原作レイプが過ぎる~松本清張二夜連続ドラマスペシャル「霧の旗
▼村上弘明主演
開局50周年特別企画 松本清張 黒い画集-草- ネタバレ感想~松本清張作品とは思えないストーリと演出。
松本清張特別企画 「喪失の儀礼」 ネタバレ 感想~ドキッ!オスカー俳優だらけの2時間ドラマ!!松本清張テイストはナシ
松本清張没後25年特別企画「誤差」 ネタバレ 感想~松本清張の雰囲気はなかった。
▼谷原章介主演「影の地帯」
月曜ゴールデン特別企画 松本清張サスペンス「影の地帯」 ネタバレ 感想~村ぐるみの隠蔽。松本清張の雰囲気はなし。
▼北川景子主演「黒の樹海」
松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第二夜 「黒い樹海」 ネタバレ 感想~不倫は純愛か?
▼菊川怜主演「一年半待て」
金曜プレミアム・松本清張スペシャル「一年半待て」 ネタバレ 感想~「一年半待て」より「一事不再理」に負けた。
▼東山紀之主演「花実のない森」
松本清張「花実のない森」 ネタバレ 感想~原作を上回るつまらなさ
昭和の松本清張作品の感想はコチラ
「天城越え」(1978年・NHK) ネタバレ 感想~松本清張先生も出演。これぞ松本清張ワールド!
土曜ワイド劇場「松本清張の種族同盟・湖上の偽装殺人事件」(1979年) ネタバレ 感想~小川眞由美様、カムバック!!!

出演者
縫 - 米倉涼子 (実父と養父を失ったのち、お登美と名乗り大奥に奉公)
島田新之助 - 山本耕史 (旗本・島田又左右衛門の子息で医学を学ぶ、縫の従兄弟)
豊春 - 夏川結衣 (三味線と富本節の師匠)
中野石翁 - 國村隼 (徳川家斉の相談相手で影の実力者)
脇坂安薫 - 竹中直人 (先の寺社奉行で縫と新之助の後見人)
徳川家斉 - 津川雅彦 (大御所)
寔子 - 白石加代子 (家斉の正室)
佐島 - 高畑淳子 (大奥の中枢を仕切る上臈御年寄)
水野美濃守 - 木下ほうか (老中で中野石翁の腹心)
お美代の方 - 中村優子 (家斉の寵愛を受けた側室)
菊川 - 富永沙織 (大奥の女中で豊春の妹)
落合久蔵 - 木村祐一 (添番)
奥村大膳 - 宇梶剛士 (前田家用人)
日祥 - 金子昇 (感応寺の僧侶)
西田健
石橋保
お多喜の方 - 高月彩良 (家斉の側室)

にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村







コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

コメント 2

コメントの受付は締め切りました
でんすけ

tarotaroさん、こんにちわ。
米倉涼子、大女優お二人にバッサリ食われましたね(苦笑)
終わってみたら、お歯黒白石加代子&色ボケ高畑淳子の印象がすごくて。
高畑さんの狂乱ぶりには引きましたわあ。さすがです。

ワタシも「ういやつじゃ」のシーンでは、もうちょい若い女優さんのほうがいいんじゃね?とか思いましたが、あのイロボケ高畑に襲われて絶体絶命からの大逆転シーンをクリアするのは、ハタチくらいの女優さんでは荷が重いのでは?と思ったりしました。
しかし、あの色ボケ高畑にどうやって反撃したのか、結局わからずじまいでしたなー。協力者無しであの状態から逆転するのって、無理だと思うんですけど。ここが一番悶々。。。

大奥シリーズは苦手な部類だったんですけど、今回のお話はちょっと違うテイストで楽しめました。
それにしても山本耕史、一人だけ違う世界のヒトみたいだったなあ。かっこよすぎ(笑)でもって、米倉サンとだと、なんかアンバランス(勝手な印象)
by でんすけ (2016-04-09 09:53) 

tarotaro

でんすけさん、書き込みありがとうございます。

色ボケ高畑淳子・・・。
そうですね。
中国人の高畑さんを見ていたので、高畑さんの演技には慣れていて、楽しく見ていたんですけど、あの役は高畑さんだからこそですね。
どうやって返り討ちにしたんでしょうね???

米倉涼子は演技派ではないのであの二人を相手にすると、美貌を持って制するしかないと思うのですが・・・。
案外沢尻エリカあたりだと、美を持って制せれたかもw
とは言え、ま、無理かw
良い意味でバケモノですから!

今回の大奥はドロドロを描いていないので、テイストが違いましたね。
山本耕史はカッコ良かったですが、米倉涼子より年下に見えましたし、米倉涼子が「しんのすけ様」なんて呼ぶと海老蔵を思い出してしまいましたw

by tarotaro (2016-04-09 21:26) 

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました