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月曜名作劇場特別企画『横山秀夫サスペンス 陰の季節』 ネタバレ 感想~仲村トオルと和久井映見と千葉哲也が同期!? [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

月曜名作劇場特別企画『横山秀夫サスペンス 陰の季節』
[黒い線]
大物OBが警察組織の掟に背いた
それを撤回させるべく二渡は調査を開始するが……
横山秀夫最高傑作「64(ロクヨン)」の原点!第5回松本清張賞受賞作品 不朽の名作「陰の季節」が蘇る!「ロクヨン」と並ぶもう一つの未解決事件!その真相に涙する!
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[あらすじ]
平成13年3月1日。赤間警視正(滝藤賢一)が新たな警務部長として県警に着任した。警務部長は県警のナンバー2で警察庁のキャリアが就任する。データ魔の赤間は警務課職員たちに早速あれこれとケチをつける。警務部警務課の調査官・二渡(仲村トオル)は赤間が異動するまでの辛抱だと同僚をフォローする。
そんな県警に静かな大事件が勃発した。元刑事部長で建設業界の団体に天下った尾坂部(伊武雅刀)が期限を過ぎても辞めないと言い出したのだ。OBたちのポスト調整も警務部の重要な仕事。歯車がひとつ狂えば行き場を失う者も出てくる。警察組織の掟は守ってもらわねばならない。二渡は尾坂部を説得すべく調査を始める。まず声をかけたのは連続殺人事件の捜査をしている刑事課長の前島(千葉哲也)。しかし前島は尾坂部が現職を続けることを既に知っていた。直接話をすべく尾坂部邸を訪れるが、尾坂部は関係ないと言い残して立ち去ってしまう。その後も何とかして退任させようと調査を続けるうちに、二渡は尾坂部が未解決事件を追っているのではないかと感じ始める。
一方、県警では別の問題も起こっていた。ひったくり犯の似顔絵を描き事件を早期解決に導いた鑑識課の警官・平野巡査(山下リオ)が無断欠勤しているという。さらにはその翌日、平野が失踪したという連絡が入った。女性警察官担当の七尾(和久井映見)は鑑識課長の森島(西沢仁太)に話を聞くが、同行した二渡は森島の言動に違和感を覚える。
[HPから引用]
原作はコチラ

横山秀夫「影の季節」「黒い線」

「影の季節」と言えば上川隆也の印象が強い。


最後の放送が2004年だから、もう12年も放送していないのに、二渡のイメージは上川隆也のままだ~。
今回若返るのかと思いきや、上川隆也と仲村トオルでは特に年齢は変わらないかも?
でもさ、麻木久仁子より和久井映見の方が断然若くて綺麗で上手。
これだけは、ここだけはドラマ内容を見なくても期待できる。
そもそも上川隆也と麻木久仁子が全然マッチしなかったしさ。
どう考えても同期には見えなかったのよねぇ。
前回の「影の季節」では、上川隆也の同期役に清水宏次朗。
仲村トオルとは「ビーバップ」ですよねぇ。

でもワタシ、ビーバップハイスクールは見たことないのよねぇ。
男子は好きそうでしたけど、ヤンキーが嫌いなもんで(苦笑)

主演に仲村トオルがキャスティングされたら清水宏次朗は外されるよねぇ。
ま、キャスト一新なんだから仕方ないとはいえ、これで清水宏次朗はますます仲村トオルの悪口を言うんじゃなかろうか?
ただ「仲村トオル」ワードを出さないとメディアに取り上げてももらえないんでしょうけど。
落ちぶれてから成功した人の悪口を言う人は、情けないなぁって思うよ。





影の季節.jpg

「影の季節」と「黒い線」の原作は短編。
このふたつを合わせたストーリー。

+++

まず「影の季節」

伊武雅刀がなぜ天下り先を辞めないのか。
叩き上げで刑事部長になった伊武雅刀がどうしても解決できなかった事件があった。

伊武雅刀の天下り先を訪問する仲村トオル。
最近やたらと車で出かけていたことを知る。

同期の前島(千葉哲也)は伊武雅刀の部下だった。
伊武雅刀について探りを入れると、「犯人は現場に戻らない」と言っていたらしい。

伊武雅刀の担当した8年前の未解決事件の被害者の中に、娘がいたことを知る。

二渡は伊武雅刀の運転手つきの車に同乗する。
そして未解決暴行事件について話す。
伊武雅刀は「この山は時期にあがる、ブツがある。毛髪が一本。それで充分だ。肩がつく」と言った。

前島に確認すると、「確かに毛髪があった。その髪は白かった。」

運転手・青木の髪も白髪だ。

青木の部屋に急行する仲村トオル。
そこには青木の遺体があった。

8年前の未解決事件の犯人は運転手の青木。

娘を襲った犯人は青木だったのだ。
運転手・青木を見て、犯人ではないかと疑っていた。
髪の白い人間は犯人候補だからだ。

しばらくすると。青木が事件現場を避けて運転していたことに気付く。
被害者は娘だけではなかった。
ほかの現場付近にも近づかないのだ。
どうしても通らないといけない場合は、スピードを挙げた。
「犯人は現場に戻らない」と言う持論を持っていた伊武雅刀は、青木が犯人だと確信。

しかし、逮捕できるほどの証拠がない。
仲村トオルが真相に近づいたことで、わざと青木の運転する車にのせ、
「証拠がある。そのうち捕まる」
とプレッシャーをかけたのだ。

青木はプレッシャーに耐えられなくなり、自殺してしまった。

++++++

「黒い線」

婦警・山下リオはなぜ失踪したのか?
山下リオは、鑑識課の似顔絵担当で、この間担当した事件では、似顔絵のおかげで大手柄!と新聞に掲載されたばかりだった。

鑑識課長・森島は、山下リオが目撃者の証言で作成した似顔絵。
しかし、犯人を逮捕すると、似顔絵は似ていなかった。

森島は「似顔絵」が犯人を捕まえる決め手となったとマスコミを呼んでしまった手前、山下リオに似顔絵の描き替えを強要したのだ。
山下リオは断りきれずに従ってしまった。

森島を詰り、平手打ちする和久井映見。
しかし森島は「組織を守るためだ」と言う。
森島だけでなく、みんなこのことを知っていたのだと開き直った。


その後の人事で森島は免許センターに左遷。




仲村トオル、痩せたなぁ。
大丈夫なのかしら。


伊武雅刀さんは「第三の時効」シリーズにも出演している。
しかもTBS&テレ東両方に出演。
横山秀夫作品の常連さんやなぁ。

今回のこのドラマ。
上川隆也版とほぼほぼ変わらない内容だったかも。
原作とは細かいところは違うかもしれないが(読んだのは大分前なので)、特に改変されていないと思う。

仲村トオルと千葉哲也が同期ってのが気になる点か。
実年齢は2つしか変わらないので、いいのかもしれないが、仲村トオルと千葉哲也が同期ということは和久井映見も同期ってことよねぇ。
千葉哲也と和久井映見ちゃんは同期に見えない(爆)

仲村トオルは土下座はするし、振り回されるし、散々な役だったけど、仲村トオルは何をしてもカッコ良いことを確信w
内容としてはほぼほぼ上川隆也版と変わらないので、目新しさがない。
しかもワタシ、この間上川隆也版の「影の季節」の再放送を全て見たところなんで、内容を覚えすぎていた(苦笑)

来週もこのメンバー。
地味でも堅実な横山秀夫作品はやっぱり好きだ。
このままシリーズが続いてくれないかなぁ~。


映画「ロクヨン」はこれから公開なのね。
原作はコチラ







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ドラマ版は面白かったもんなぁ。


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キャスト
二渡真治:仲村トオル
七尾友子:和久井映見
上原勇三:長谷川朝晴
平野瑞穂:山下リオ
前島泰雄:千葉哲也
森島光男:西沢仁太
青木源一郎:浅見小四郎
尾坂部かや子:根岸季衣
赤間 肇:滝藤賢一
尾坂部道夫:伊武雅刀


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コメント 2

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カズ

こんばんは
公開される「64」へのつなぎ的な感じですね
テレビ局が映画製作すると宣伝半端ないですよね(笑)
昔の刑事ドラマって刑事がかっこよく犯人逮捕に邁進しますが
最近のはたいてい警察組織の軋轢 腐敗が出てきます
刑事の代わりに 葬儀屋さんカメラマン 温泉若女将 ルポライター
が事件を解決ですね
横山秀夫さんの作品は面白いですね
by カズ (2016-04-19 21:48) 

tarotaro

カズさん、書き込みありがとうございます。

「ロクヨン」は前後編だし、豪華キャストだし、制作費がかかってそうだから、コケらんないんでしょうね。
警察組織の軋轢や腐敗も、横山秀夫さんの作品は一味違いますよね。
「ロクヨン」の報道陣もご自身が記者出身だから書けたのかもしれないですね。
「影の季節」も豪華キャストで、そこそこ楽しめました。
by tarotaro (2016-04-20 21:23) 

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