SSブログ

日曜ワイド「おかしな刑事16」 ネタバレ 感想~明らかな経費削減が悲しい [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

[おしらせ]
このブログ以下のアドレスには移転しました。
tarotaroの気になるイロイロ☆
お手数をおかけしますが、ブックマークの変更をお願いします。
広告

[あらすじ]
 鴨志田新一(伊東四朗)は、警視庁東王子署の警部補。別れた妻との間にもうけた娘・岡崎真実(羽田美智子)は警察庁刑事局のエリート警視だが、鴨志田と真実が実の親子だということは、2人の職場の人間は誰も知らない…。
 最近、駅前の“そば処くりはら”という店で開かれている、そば打ち教室に通いはじめた鴨志田。真実が少々心配になって覗いてみたところ、教室といいながらまるで美貌の女将・栗原綾(中田喜子)を囲むファンクラブのような雰囲気で、鴨志田ら生徒たちが和気あいあいとそば打ちを楽しんでいた…。

 そんなある日、なんと綾の店で殺人事件が発生する。殺されたのは鴨志田と共にそば打ち教室に通っていた杉本雅治(四方堂亘)で、彼は綾のそば店が入居しているビルのオーナーでもあった。第一発見者は綾で、開店準備のため厨房に入ったところ、麺棒に血が付いていることに気づき、不審に思って店の入り口を見ると杉本が倒れていたと話す。
 麺棒から綾の指紋しか検出されなかったこと、杉本が執拗に綾に関係を迫っていたことから、刑事たちは綾の犯行を疑い、鴨志田は関係者として捜査を外されてしまう。しかし、綾を信じる鴨志田は、杉本の妻・好江(山下裕子)を探るよう、大崎刑事(伊東孝明)らに頼み込む。

 一方、真実は上司の田中刑事局長(上杉祥三)から、この殺人事件を突破口に“アスカヤマ電器商会”の内情を暴くよう指示される。同社は海外展開に失敗して多額の損失を出し、3年前に粉飾決算が発覚して社長以下、経営陣が総退陣したのだが、いまだに真相はやぶの中だった。実は、綾の亡き夫・栗原善行(田上ひろし)は当時、同社の海外事業部長を務めており、退社後、妻の綾と“そば処くりはら”をオープンしたのだ。
 だが、3カ月前、善行はひとりで山菜を採りに山へ出かけた際に足を滑らせて死亡しており、インターネット上の匿名掲示板にはアスカヤマ電器商会を恨む何者かから、善行の死を「天誅」とする書き込みがあり、店に対する誹謗中傷も続々と書き込まれていた。もしや、この書き込みの主が、杉本の殺人に関わっているのか…!? 捜査を外された鴨志田は真実のサポートを受け、真犯人に迫っていく…!
[HPから引用]

書き込みをしていた男・赤堀亮介は、四方堂亘から

「栗原(中田喜子の夫)は殺した犯人がわかった。」

と知らされていた。

中田喜子の夫は山菜採りに出かけ事故にあったのではなく、殺されたのだ。

広告


四方堂亘の妻・山下裕子は中田喜子の夫が殺された日に長野を訪れていた。
蕎麦屋で逃げるホストを追いかけたときに飛んだ帽子を後続車に踏まれ、腹がたって写真を撮った。
その車が、妙に特徴のあるワンボックスカーで・・・中丸新将の車だった。
その日、蕎麦屋近くの山で中田喜子の夫が殺された。


犯人は中丸新将。

四方堂亘は妻のスマホを盗み見て、「そばツアー」で乗せてもらった中丸新将の車を知った。
中田喜子の夫のタブレットが中丸新将のロッカーから見つかった。

中丸新将と中田喜子の夫は同期入社だった。
会社の近くの喫茶店に勤めていたのが中田喜子。
いつの間にか、中丸は出世コースから外れ、仕事も恋も何もかも中田喜子の夫に負けたまま。
プライドの高い中丸は、趣味人を気取った。
中田喜子の夫が会社を辞めたときは嬉しかった
仕事人間だった彼は何をやらせても初心者だった。

しかし彼の部下でシングルマザーの山西と彼が話しているのを聞いてしまう。

「出世をさせてやったからあの事は黙っていてくれ。」

と社長に頼まれていたシンママ。
それほどの会社の秘密を握って退職した中田喜子の夫。

封印していたはずの出世欲ムクムクを沸き立つ。
会社の秘密を聞き出すために中田喜子夫婦の後を追うように長野に向かった。

「情報を売って欲しい。
 俺は本社に戻りたい。
 出世したい。
 社長に顔を覚えられたい。
 タブレットに(秘密ファイル)が入っているんだろう!!!」

もみ合いになって、中田喜子の夫を突き落とした。
遺体のそばにいくと、もう死んでいた。
スマホから中田喜子にメールを送る。
そしてカバンからタブレットを持って帰って来た。
しかしタブレットには何も入っていなかった。


四方堂亘が中丸新将の犯行に気づいたのは蕎麦打ちツアーの日だった。
酔っ払った四方堂を家に送ったあと、掲示板書き込み男に電話をしているところを見てしまった。
思わず四方堂亘を蕎麦打ち麺棒で殴る中丸。
指紋や痕跡もそのままに逃げ出してしまったが、翌朝、四方堂亘宅に戻る。
まだ生きていた。

朦朧とする四方堂亘を肩に抱え、中田喜子の蕎麦屋に連れて行き、そこでダメ押し。

それから店の鍵を締め、四方堂亘の部屋から自分の痕跡を消した。


+++++

中田喜子の夫は、3年前の粉飾決済に誰が関わったのかを知ってしまった。
部下を不正に解雇しないことを条件に、証拠を公表しなかった。
しかし部下のシンママがクビを覚悟で秘密ファイルを羽田美智子に渡す。

中田喜子は故郷に帰り、落ち着いたら蕎麦屋を開くかも????


広告


あのマンションには防犯カメラがないのか?

豪華マンションなんでしょ?
中丸新将は何度も出入りしていたよ?
当初、殺された現場が中田喜子の蕎麦屋だと思っていても、何時ごろ自宅を出たのか?って足取りを追うためには必要だと思うんだけどねぇ。
まさか真犯人にたどり着いた出来事が防犯カメラではなく、山下さんが写した写真だとは・・・!!
山下さんスマホで写真を撮ったのに、実際にはカメラで撮った感じだったんだよねぇ~。

ネットの書き込み捜査なんて、普通の刑事に捜査できるのか?
そういうのはそれ相応の部署に任せるべきではないのか??

そして、四方堂亘が殺された時点で、犯人がわかった気がする(苦笑)

怪しくない中丸さん。
殺されない中丸さん。
性格の良い中丸さんなんて存在しない!

やっぱり悪かった中丸新将!!

中丸新将さんの哀愁はすごかったねぇ。
定年間近に出世に色気なんて出さず、趣味に生きていれば楽しい老後が送れたかもしれない。
太ってもいないし、ハゲてもいないんだし、好きだった中田喜子とも茶飲み友達として付き合えたはずなのに。


もちろん四方堂亘もゲスだった(爆)
中田喜子は綺麗だけれど、四方堂亘が中田喜子に言い寄っているのはちょっと笑っちゃった!
ホスト狂いのブサイク奥さんだから、還暦の中田さんにまでも言い寄ったのかしら??
すんごい金持ちの設定の四方堂亘。
だったらもっと女にモテても良さそうなもんだけどねぇ。
金目当ての女をはべらせることは出来るんじゃ。


鶴瓶の息子の出番なし!

と思ったら・・・・。

来週、新作・おかしな弁護士クルー( ゚∀゚)!

今回、綾小路くんの出番も少なかったし、僕蔵の出番もなかったんだよね~~~。
出世したよね、綾小路くん!!
なんかスピンオフみたいな作りにはなりそう。

本編の「おかしな刑事」も登場人物がすご~~~く減ってしまって、経費削減しているんだなぁって思っちゃったわ・・・。
この枠になると経費も少ないんだろうね・・・。
寂しいわ。

広告

「おかしな刑事」シリーズ
土曜ワイド劇場「おかしな刑事(12)」ネタバレ 感想~お父さんって呼んだから・・・まさか最終回???
土曜ワイド劇場「おかしな刑事(13) 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査」 ネタバレ 感想~あまりにも身勝手な犯行
土曜ワイド劇場「おかしな刑事(14)」 ネタバレ 感想~シリーズ最終回?みたいな。 
ミステリースペシャル 「おかしな刑事15」 ネタバレ 感想~鴨志田さん、58歳だったんだ(驚) 
日曜ワイド「おかしな刑事16」 ネタバレ 感想~明らかな経費削減が悲しい
「おかしな刑事17」ネタバレ 感想~鶴瓶の息子は退場か?
おかしな弁護士シリーズ
日曜ワイド「おかしな弁護士」 ネタバレ 感想~日曜の朝に熟年キスシーンとはこれいかに。
「おかしな弁護士2」 ネタバレ 感想~ヤバイ妻にも罰を!
cast
鴨志田新一 伊東四朗
岡崎真実 羽田美智子
姉小路行人 石井正則
栗原 綾 中田喜子
栗原善行 田上ひろし
杉本雅治 四方堂亘
杉本好江 山下裕子
峯岸 保 中丸新将
坂下純次 小倉久寛
星田耕介 佐渡 稔
田中孝典 上杉祥三
工藤 潔 飯田基祐
ほか


広告




にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

コメント(6)  トラックバック(2) 
共通テーマ:テレビ

コメント 6

コメントの受付は締め切りました
古畑

 正直このシリーズ、もう限界点がきている点がします。伊東さんは渡瀬十津川シリーズ時代で現場に出向かなくなるなど、体力的に苦しいはずですし、羽田さんの方も来年で50歳、キャリア警視も合わなくなっています。長寿シリーズの泣き所は出演者の年齢と共に設定が進まないことですね。特に「赤い霊柩車」シリーズ、明子さんと春彦さんはいつまで婚約しているのでしょうか。春彦さん、もうすっかり白髪になっているのに.......。ある意味、怖いです。

 近年、私は2時間ドラマをほとんど見なくなりました。理由は簡単。面白くないからです。いろいろ複雑に謎解きや人物描写をしてくれてはいますが、かっての2時間ものと比べれば、迫力はないし、内容も薄っぺらい。犯人と対峙しての台詞回しも各話によってはもちろん違いますが、流れや中身はワンパターン。教科書を読むような内容にはウンザリしています。かつてのサスペンスは犯人が泣いて叫んでもあえて言い返さす、黙って聞いていたり、関係者から悪者扱いされるのをあえて耐える姿さえあった。なのに現在の探偵や刑事たちはいかにも自分たちを英雄視させている面が強い。悪者扱いされるの嫌がっている面があるのだ。かっこいい面ばかり見せて、泥んこにならない彼らが私は嫌いです。そんな中、渡瀬恒彦さんの十津川警部はよかった。彼は事件解決後こんなことを言ったことがありました。レイプされ、家族と自分の人生を滅茶苦茶にされた娘が首謀者を殺りそこねて自決した後

”亀さん、私たち何やっているんですかね”

とまっとうに生きていた人間を死なせ、悪党を助けたことへの憤りを語っていました(「加賀金沢殺意の旅」より)。また、マインドコントロールで罪なき人々を殺害した精神科医を前に辞表を突き付けて自白を迫るなど、自己犠牲をいとわず、汚れることもいとわないすごい面を見せました。本当に弱い人側を理解し、彼らの思いも代弁するように悪に迫りました。

 しかし、今の刑事や探偵にそんな凄みはありません。これが2時間ドラマ衰退の大きな要因だと思います。そうでなくても、渡瀬さん、藤田まことさん、小林佳樹さんら古き良き時代の名優らが世を去っていますし。悲しい事です。
by 古畑 (2017-07-30 18:46) 

tarotaro

古畑さん、書き込みありがとうございます。

このシリーズに年齢的な限界がきていることはわかっていますが、仕方ないですね。
一応、58歳の伊東四朗と33歳(推定)の羽田美智子。
設定は変わらないですからね。
出演者の高齢化もそうですが、監督の高齢化も凄まじい。

「赤い霊柩車」はもう年老いた婚約者の行く末を楽しむしかないです。
それはそれで楽しい。
「婚約者です」
なんてセリフはなくても大丈夫。
大村崑さんがお元気な限りは、見ていたいです。

ストーリー云々はおもろければラッキー。
イマイチであれば突っ込む。
難しいことは考えません。
by tarotaro (2017-07-31 09:02) 

シルバ

日曜ワイドの経費削減は「おかしな刑事」だけでなく、「京都南署鑑識ファイル」でも感じられます。
「京都~」と銘打ってるにもかかわらず、ロケ先は「関東(主に千葉県)」です。
京都にキャストが移動する余裕がないのでしょうか?
寂しいですね。
ドラマの筋とは無関係ですが、気になったので。



by シルバ (2017-08-01 21:56) 

tarotaro

シルバさん、書き込みありがとうございます。

「京都南署鑑識ファイル」は見逃したのですが、そうですか、関東ロケだったんですか。
「京都」とついたら、全編「京都」でお願いしたいですよね。
2時間ドラマは特に、「京都」だと数字が上がると言われているのに。
ま、製作費が少なくなっているのは今に始まったことではないですが、やりくりして欲しいですね。

by tarotaro (2017-08-02 08:09) 

なお

この時間になり初めて瞬間視聴率が10%超えたとのこと。
蕎麦食べに長野に行ってたとき、伊東四朗だけ車で寝ていて、しかも合成…明らかに行ってないですよね?(^_^;)
殺された四方堂さん、55才なのに63才の役、逆に中田喜子が56才の役(笑)
このシリーズ年齢設定むっちゃくちゃですよね(^_^;)

最近新シリーズより古いのを再放送で見るのが楽しいです(^_^;)
by なお (2017-08-02 14:59) 

tarotaro

なおさん、書き込みありがとうございます。

視聴率が10%超えたんですか。
そりゃ、良かった!
でもこれでゴールデンに復帰することはなくなるかもしれない(苦笑)
あの時間で10%だと合格点ですが、ゴールデンだとキツイんですかね。

ホント、長野ロケって誰がしてたんだろ・・・。
四方堂さん、63才で、伊東四朗は58歳ってありえないですよねぇ(苦笑)
ホント、むちゃくちゃ。

昔の2サスは豪華でしたよね。
海外ロケもあって。
バブリーな頃が懐かしいです。


by tarotaro (2017-08-02 21:13) 

トラックバック 2

トラックバックの受付は締め切りました