ミステリースペシャル「西村京太郎トラベルミステリー68 山形・陸羽西線に消えた女!」 ネタバレ 感想～そりゃないぜトミー！！

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[あらすじ]

　警視庁捜査一課の十津川警部（高橋英樹）はかつての同期で、現在は山形県警に勤務する向井警部（中丸新将）の息子の結婚式に出席するため、山形・鶴岡市へ。式が終わって羽黒山を観光していたところ、スケッチブックに自分の姿を描いている若い女性の存在に気づく。その女性は“白石ゆか”と名乗り、出羽三山までスケッチ旅行に来たと話す。そして、十津川と五重塔を描いた絵の片隅に“Y”のイニシャルを記すとスケッチブックから切りとり、記念にもらってほしいといってプレゼントしてくれた。
　その翌朝、鶴岡市内の雑木林で若い女性の刺殺体が発見される。帰路に着くはずだった十津川は、現場に“Y”のサインが入ったスケッチブックがあったと聞き、向井と共に臨場する。ところが、遺体は十津川が出会った女性・ゆかとは別人で、身元を示す所持品は見つからなかった。しかし、スケッチブックは確かに前日、ゆかが持っていたものだった。

　その後、ゆかの住所が東京・世田谷と判明。十津川から連絡を受けた亀井刑事（高田純次）が自宅を訪ねたところ、現れたのはレストランチェーン社長・白石圭一郎（国広富之）の娘・ゆか（朝倉あき）で、十津川に絵をプレゼントした女性とはまったくの別人だった。ゆかは車椅子生活を送っているらしく、鶴岡には出かけていないという。何者かがゆかになりすまして、鶴岡でスケッチ旅行をしていたのだろうか…!?
　そんな中、東京・上野でディスカウントショップ経営者・宇田川宏（山口竜央）が刺殺され、遺体のそばにまたもや『Y』のイニシャルが入ったスケッチ画が1枚置かれていた。捜査の結果、鶴岡市で身元不明女性が殺害された事件と同じ凶器が使われたことが発覚。犯人は早朝、鶴岡市内で身元不明の女性を殺害し、昼に上野に現れ、同じ凶器で宇田川を殺したのか…。だが、なぜ両方の現場に『Y』のサインが入った絵を残したのか、謎は深まるばかりだった。

　その矢先、ゆかが自分の名前を名乗ったのは、友人の小野寺由美子（内山理名）ではないかと連絡してきた。実は、ゆか自身も趣味で絵を描いており、絵画の道を志す由美子とある展覧会で出会い、仲良くなったという。以前、スケッチ旅行に出かけることができない自分に代わって、出羽三山のスケッチをしてきてほしいと由美子に頼んだことがあったという。
　十津川が由美子のもとを訪ねると…確かに彼女こそ羽黒山で出会った女性だった！　由美子は十津川と別れた後、スケッチブックを盗まれたと主張。しかも、2つの事件発生時のアリバイも完璧だった。だが、十津川は由美子が事件当日、鶴岡から東京まで帰って来たルートに疑惑を抱き…!?

HPから引用

原作はコチラ

西村京太郎/飛騨高山に消えた女


鶴岡市内の雑木林で若い女性の刺殺体と東京・上野でディスカウントショップ経営者・宇田川宏（山口竜央）は愛人関係だった。

内山理名の自殺した恋人は・根本一成は、贋作を作らされていた。

その恋人の師匠・沼田も殺された。


3年前にあった贋作事件の容疑者だったのは、沼田と宇田川。
しかし根本が自殺して捜査は終了してしまった。



犯人は国生さゆりと国広富之

ふたりは恋人同士だった。

根本は国広富之に支援されていたが、あるときから支援が打ち切られた。
国広富之の娘が、根本に惚れていて、つきまとった（？）旅先で事故にあい車椅子生活となった。
それを機に、根本への支援を打ち切った国広富之。
いきなり支援を打ち切られて、金に困窮し、言われるがまま贋作を書かされる羽目になった根本。

そしてその根本の恋人だった内山理名に全ての罪をきせようとしていたふたり。
国広富之は、政治家に転身をはかろうとしていた。
選挙に出る前に、身辺を綺麗にしておきたい。
贋作はやめたい。

しかし贋作をして金儲けをする奴らが引き下がるわけもなく、これからの生活を保証しろと脅してきた。


秘書を殺したのは国広富之」
あらかじめ内山理名のスケッチブックを盗んで反抗に及ぶ。


宇田川、沼田を殺したのは国生さゆり

東京に戻った国広富之から、凶器とスケッチを受け取る。


共犯者がいれば、国広富之のアリバイは崩れる。


何で自宅に爆弾なんて送ったんだろう？

こんなバカが政治家にならずにすんで良かったなぁ～w

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凶器のリレー

ねぇw


国広富之と国生さゆりのどちらかが犯人だと思っていたけれど、どっちも犯人だったわ～w
中丸新将さんもミスリード要員かと思っていたけれど、ただの刑事役で終わった！
珍しいw

国広富之の豪邸はおなじみの豪邸だったけれど、なぜに爆弾を送ったんだ？
娘ではなくお手伝いさんが受け取るとでも思っていたのか？

娘可愛さに根本の支援を打ち切ったけれど、娘がストーカーまがいなことをしていたわけだしねぇ。
それとも、娘と結婚させたかったのか？？

国生さゆりは国広富之に惚れたから、殺人に手を貸したのかな？
今日も占い師みたいな衣装で、最初から怪しさ満載だったよね～。

で、内山理名の印象は変わらないなぁ～。
彼女はミスリード役が多いけれど、弁護士や検事も似合いそう。
少しさみしげな印象もあるけれど、ぜひ主演をはって欲しいなぁ。
声もいいし、セリフも聴きやすいしね～。

今回、可もなく不可もなくなんだけど、結構最後は端折った感じが・・・・。
土ワイ用だったのかなぁ？


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キャスト
十津川警部　…高橋英樹
亀井刑事　　…高田純次
小野寺由美子…内山理名
白石圭一郎　…国広富之
黒木美沙子　…国生さゆり
白石ゆか　　…朝倉あき
西本刑事　　…森本レオ
松山刑事　　…宇梶剛士
北条刑事　　…山村紅葉
向井警部　　…中丸新将
ほか

コメント 6

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西本さん年取ってますねー(..)
旦那の田舎が鳥海山の麓でこの夏
羽黒山と加茂水族館に行ってきたところです。
そして内山理名が泊まったというホテルはうちから歩いて数分の場所にあります(*^^*)
東京駅からタクシーでホテルに行ったと言ってたけどタクシー代いくらになるんだろうー

国生さゆりの犯人率高いですねー途中すっかり存在忘れてました。

やっぱり崖があると土ワイという感じですね！
by なお (2017-09-22 21:46) 

なおさん、書き込みありがとうございます。

この十津川警部シリーズが一番年齢層が高そうですね。
へぇ。
東京駅から遠いんですねぇ。あのホテル。
2サスはロケーションで場所を選ぶから、会話の途中でワープしたの？っていうくらい撮影場所が変わる場合がありますよね。
羽黒山と加茂水族館、楽しそう。
遺体が出てこなければ楽しい。

国生さゆりの豹変っぷり。
そんなにトミーが好きだったんでしょうか？
最後は崖がいいですよね～。
郁恵みたいに川辺で告白より、崖ですよねw
by tarotaro (2017-09-22 22:23) 

この作品、渡瀬さん版でも制作されましたね。その時も犯人は白石、小野寺由美子はミスリードの被害者でしたけど、あっちの方は詐欺を会社ぐるみでやっていたうえ被害者も多数、娘もいいなりにならない根本をヤクザをつかって痛めつけるなど、極悪親子で描かれてましたね。娘も車椅子でなく、米国留学中とのことでした。ちなみにそちらの作品では爆弾の郵送は自分も被害者たちと同じく命を狙われていると見せるカムフラージュだったとなっています。

　私は大映ドラマのファンで、常連であった若き日の国広さんの好青年キャラは大変印象深いのですが、ほんとに近年は悪役がメインになりましたね。面影が充分残っているのに、残念な気がします。
by 古畑 (2017-09-23 11:15) 

古畑さん、書き込みありがとうございます。

渡瀬さん版は、洞口依子さんがヒロインでしたね。
最近、あまり洞口さんを見ないですね。

国広さんのような好青年キャラはある程度の年齢になると悪役になるのかもしれないですね。
田中健さんなんかもそのパターン。
逆に悪役が多かった人が可愛い役を演じたり。
エンケンや寺島進なんかがそのパターンかな。
ずっと好青年を演じるにはずっと主役をはらないとダメなんでしょうね。
国広さんは、水沢アキのことが無ければ・・・・。
by tarotaro (2017-09-23 20:44) 

　確かに遠藤憲一さんも寺島進さんも悪役から善人キャラが板についてきましたね。それだけ彼らがバイプレーヤーとなってきたからでしょう。逆に落ち目になると悪キャラ転向が多いですね。並木史郎さん、布施博さんなどがそう。

　国広さんと水沢アキさんとのスキャンダルは見ました。しかし、今思うと破局して正解だったと思います。あの後の水沢さんは素行不良が取り上げられ、子供たちからも虐待を告発されました。国広さんはおそらく水沢さんから逃げたかったのでしょう。実際、妻帯後の彼にスキャンダルはありません。
by 古畑 (2017-09-23 23:39) 

古畑さん、書き込みありがとうございます。

ドラマの場合、善人が主役だから、落ち目の俳優が悪役になるのは仕方ないですね。
ワタシも水沢アキの暴露癖を見ていると、あんな女性に捕まらなくて良かったとは思います。
でも、当時はきっと清廉潔白な人で売っていただろうから、打撃はあったでしょうね。
でも仕事の幅が広がったと考えるしかないと思います。
by tarotaro (2017-09-24 13:36)