SSブログ
気になる2時間ドラマ/SPドラマ ブログトップ
前の5件 | -

スーパープレミアム「獄門島」 ネタバレ 感想~「季ちがい」ありの謎解き&こんな金田一耕助見たことない! [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

スーパープレミアム「獄門島」

[あらすじ]
終戦直後、瀬戸内の孤島を訪れた金田一耕助(長谷川博己)。僧の了然(奥田瑛二)の案内で島の実力者・本鬼頭家にやってきた金田一は、そこで美しい女性・早苗(仲里依紗)と出会う。さらには島に似つかわしくない奇抜な風体の3姉妹にも。そしてある晩、末妹の姿が消える…。金田一耕助再起動!数々のミステリー・ランキングで1位に輝く横溝正史の最高傑作!封建的な島で繰り広げられる怪奇な連続殺人の謎に金田一が挑む!
[HPから引用]
原作はコチラ

横溝正史/「獄門島」

片岡千恵蔵主演


石坂浩二主演


古谷一行主演(連ドラ版)←若い頃




古谷一行主演(二時間ドラマ版)←そこそこオッサン


上川隆也主演



そのほか、片岡鶴太郎が主演されています。


++++++
2078809_201609210855966001474448525a.jpg

引き揚げ船の中で死亡した鬼頭千万太の紹介状を持って獄門島にやってきた金田一耕助。
鬼頭千万太は「死にたくない。おれが帰ってやらないと、妹が殺される」と言いながら死んでいった。
鬼頭千万太は本家の出だが、月代、雪枝、花子の三姉妹とは異母兄妹だった。


千万太の通夜の日に、第一の殺人事件が起こる。
三女・花子の姿が消えた。
その夜、千光寺の梅の古木に自分のしめていた帯で逆さ吊りにされた花子の死体がみつかる。
第一発見者は和尚(奥田瑛二)「キチガイじゃがしかない」とつぶやく。

逆さ吊りにされている花子の懐から一通の封筒を見つける。
それは、対立している分鬼頭家・鵜飼が、月代宛に書いたものだった。

続いて、無残な第二の殺人事件が起こる。次女の雪枝が、海に向って天狗の鼻のようにつきでた崖の上に置かれている千光寺の吊り鐘の中で死体となって発見された。

花子、雪枝の葬儀の夜、長女の月代までが、かつてお小夜が使用した祈祷所の中で絞殺され、その死体には萩の花びらがふりまかれていた。

千光寺の屏風に極門という雅号の男が書き写した、芭蕉の句が二枚、其角の句が一枚と、三枚の色紙が貼ってあるのを発見した。


「鴬の身をさかさまに初音かな」


「むざんやな冑の下のきりぎりす」


「一つ家に遊女も寝たり萩と月」。

三つの殺人がすべて俳句の中の言葉を元に行なわれている。
そして、金田一耕助は最初の殺人現場で了然和尚が「きちがいじゃが」とつぶやいたのを思い出した。


和尚に謎解きをはじめる金田一耕助。


花子殺しは和尚


雪枝殺しは村長


月代殺しは幸庵


三人が一人ずつ殺した。


花子は別の場所で和尚に殺され、寺に運ばれた。
鵜飼と会えると言えば花子は喜んで一人でやって来る。
氏神様の祠の裏で花子を殺す。

花子がいないと騒ぎ出してからが本番。
和尚は梅の木に逆さにするというミッションが残っていた。

皆で花子を捜索する。
自然に寺にもどると言い出す和尚。
確かに寺への坂道を行く和尚を金田一も見た。
しかし実際暗闇で和尚が持っていた灯りだけを見た。
そのとき和尚は花子の死体をおぶっていた。
花子の死体を梅の木に吊るす。

そこで和尚は誰かを見た。
しかしその人物をかばった。
その男は事件と関係のない海賊だった。
和尚は自分の犯行を見られたと思った。

山狩りのときに海賊を殺したのは和尚。


「き(季)ちがいじゃが仕方ない」

金田一はこれを三姉妹の母・お小夜が亡くなり気が狂った与三松 (山崎銀之丞)もことかと思っていたが、「鴬の身をさかさまに初音かな」の季語が春だが、今は秋。
「(季)ちがい」だったのだ。



+++++

雪枝は釣鐘に押し込められていた。
しかしこのしまには、もう一つの釣鐘がある。

小夜が芝居で使った張子の釣鐘だ。

犯人は本当の釣鐘の上に、張子の釣鐘をかぶせた。
それはアリバイ作り。
最後に釣鐘を見たのは、村長と巡査。
二人が見たときは、雪枝の着物は出ていなかった。←そりゃ二重構造だからね。
その後、上の釣鐘にに重しをつけて割って落とした。



++++++

月代殺害で一番疑われないのは、手を骨折している幸庵先生。

祈祷所の吹流しに手ぬぐいを混ぜた。
手ぬぐいがあれば幸庵でも絞殺できる。
死亡後手ぬぐいを切り持ち去った。


されども

真犯人は千万太の亡祖父・嘉右衛門

あの男こそおぞましい殺人事件の真犯人だ。
当主・与三松と後妻・お小夜の間に生まれた子供が三姉妹は頭がおかしかった。
嘉右衛門は、旅芸人だったお小夜と与三松の再婚には、死ぬまで徹底的に反対した。

千万太に書いてもらった紹介状が、和尚、村長、幸庵の3人であり、嘉右衛門出なかったことに早く気づくべきだった。

嘉右衛門の後継である息子・与三松はバカを尽くしたあげく檻の中。
大事な孫・千万太は戦争に取られ、女ばかりが残った。
しかし三姉妹も明らかにおかしい。

分鬼頭のお志保(山田真歩)は鵜飼を使って本家を乗っ取ろうとしている。
そんなとき3人が呼ばれた。


頼まれたから殺した。
お小夜を憎んでいた嘉右衛門。
自分の後継者は千万太であり、もし千万太が死に、分家のひとし(仲里依紗の兄)が復員すれば、三人の娘を殺すようにと伝えた。


嘉右衛門は釣鐘が戦争に取れたことを忘れていた。
釣鐘がなければ細工は成り立たない。
釣鐘は潰されずに戻ってきてしまった。

復員兵の話によると、千万太は死んだが、ひとしは残っている。

嘉右衛門の遺志に従う3人。


「枕屏風を金田一の目につくところに置いたのは探偵だと知ったからだ。
 世にも恐ろしいことが起こる。
 金田一に気付いてもらいたいと思った。
 じゃが全くの無駄じゃった。
 だから言っただろう。
 あなたの思いも及ばぬことがあると。」


「あなたはご存知か?」

村長は島から逃げ出し、幸庵も嘉右衛門の祟りに怯えている。


復員詐欺だ。ひとしは戦死している。

全ての計画はご破産だ、
三姉妹を殺す必要はなかった。

むだむだむだむだ

無意味

ご苦労さまでした。



笑い狂う金田一。


「見ろ全部といてやったぞ、

 思いもよらぬこと、そんなもんはないんだ。」


金田一倒れる。
そして泣き出す金田一。


和尚も倒れる。
和尚・・・・?
死んだの・・・?
警察が和尚の脈を確かめていたが・・・。


++++++


「一緒に出ましょうこの島を」


「お断りします。
 この島を守らなければならない。
 全ては宿命です。
 逆らうつもりはございません。」


島を出る船で鵜飼と一緒になる金田一。




こんなエキセントリックな金田一は初めて見た!

同じように金田一を演じても仕方ないもんねぇ。


「獄門島」と言えば、謎解き部分の「”気違い”だけど仕方ない。」と言う言葉。
「気違い」だと思っていたら「季ちがい」であった。
放送禁止用語になっているこの言葉をを言えないのであれば映像化する意味がないのでは?と思っていたのですが、言いました!!
きちんと謎解きしました!!

あの謎解きは圧巻でしたね。
あそこだけ見ても良いくらい。
これが金田一かと言われれば違うんだ(苦笑)
そう、なんか斬新だけど、金田一ではないかなぁと思う。
でもエンターテインメントとして面白かった。

しかし、獄門島で早苗がここまで空気なのも珍しい。
美人の早苗なはずなんだけど、仲里依紗はなんつーか・・・若すぎた。
そして美人タイプでもないんだよねぇ。
仲里依紗の個性も消しちゃっている(苦笑)


和尚もなぁ・・・。
奥田瑛二とはちょっと違うなぁ・・。

でことで結局、キャラクターは原作や歴代の映像化のものと全然違うんだけど(苦笑)
これだけ手垢がついた原作の映像化なんだから、これくらいやってもいいよねぇって思った。
全然違うんだけど、エキセントリックな金田一に満足しました!!!

まさか金田一がジョジョ立ちする日がくるなんて!!



広告






出演
金田一 耕助 - 長谷川博己
了然     - 奥田瑛二
早苗     - 仲里依紗
磯川警部   - 小市慢太郎
荒木村長   - 菅原大吉
幸庵     - 綾田俊樹
清水巡査   - 山中崇
竹蔵     - 谷田歩
岡山天音
堀田真由
秋月成美
吉田まどか
儀兵衛    - 古田新太
お志保    - 山田真歩
鵜飼     - 柳俊太郎
嘉右衛門   - 瑳川哲朗
与三松    - 山崎銀之丞
中西美帆
千万太    - 石田法嗣
八十田勇一
師岡広明
大津尋葵
吹上タツヒロ
石井テルユキ
萩原宏樹



にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

#金田一耕助VS明智小五郎ふたたび ~ ネタバレ 感想~よし!わかった! 金田一と明智は無理やり共演させないようにしよう!! [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

『金田一耕助VS明智小五郎ふたたび』

金田一耕助&明智小五郎が名家を襲った悲劇の難事件に挑む!
日本を代表する2大名探偵の夢の共演!!

広告





[あらすじ]
探偵である金田一耕助(山下智久)の事務所に柳條星子(剛力彩芽)が依頼にやってきた。父である柳條清久男爵(津嘉山正種)が毒を盛られた殺人未遂事件を金田一に調べてほしいというのだ。星子は爵位や財産など後継問題が絡んでいるのではないかと言う。
星子の依頼を受けた金田一は星子とともに、柳條家の使用人である阿野田一平(岡山天音)の運転で柳條家のある長野県の屋敷へ向かっていた。途中、田舎道で急停車する車。何と柳條家の長女・柳條花陽(横山めぐみ)の夫である柳條数馬(今奈良孝行)の死体と出くわす。
捜査協力を終えた金田一ら一行はようやく屋敷へとたどり着いた。そこでは、夫の死で悲しみにくれる花陽や母・志麻子(星由里子)や次女の雪夜(山口紗弥加)そして雪夜の夫である星野夏彦(平岳大)が日比野刑事(渡辺いっけい)の事情聴取を受けていた。
そこへまた新たに男がやってきた。明智小五郎(伊藤英明)だ。怪人二十面相から柳條家が所有する金の如来像を狙った予告状が届いたのだ。
ふたたび顔を合わせることになった金田一と明智。意識する金田一だったが明智は余裕の表情を見せる。
翌日から殺人事件の手がかりを探す金田一、一方明智はというと金の如来像を狙う怪人二十面相の行方を追っていた。爵位継承の可能性があった数馬が自殺するわけがない、他殺だと考える柳條家の面々。その後の調べで屋敷内の蔵から数馬の吐血が発見された。男爵と同じく毒が盛られた可能性が高いという。同一犯の犯行なのか?!
そんな中、志麻子は三女の星子の縁談を進めていた。相手は菱川建設の卓造(阿部力)。柳條家を守るための苦渋の決断する星子。そしてまたしても、柳條家で事件が起きてしまった…。
[HPより引用]

原作はコチラ

金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび [ 芦辺拓 ]


第2弾ってことですが、第1弾を見た記憶がナッシング。


22468213.jpg

綺麗すぎるやろ、金田一!!

その上、軽すぎる。

私の金田一像では、小さい女の子相手にあんな不遜な態度を取るなんて、考えられない。



金田一と言えば?

石坂浩二、古谷一行。

豊川悦司、中井貴一なんてのもありましたね。

あ。片岡鶴太郎もいたか。


うーん。ジャニーズが演じてもいいんだけど、山ピーは綺麗すぎるな。

誰ならできるか?と問われても、思いつきませんけど。



140925_cx_kindaichi.jpg

明智小五郎が、伊藤英明。

こちらは、肉体派のイメージが強すぎて、インテリ感が皆無。

山ピーは、まだ明智小五郎の方が良かったかも。




++++

ヒロインは、剛力彩芽。

前回は、武井咲だからか・・・。


剛力彩芽・・・。

ヒロインの顔ではないよ。

わきまえなさいよ。

綺麗って顔ではないって、事務所も把握していないのか。

首が太いのはわかっていたが、ふくらはぎまで太いとは!!

一層のこと、剛力彩芽が怪人二十面相やったらおもろいけどな。



++++


山ピー金田一は、明智小五郎に嫉妬しているし・・・。

原作も読んでないので、これが原作通りだと言われればそれまでですが、軽すぎるし、金田一耕助ではなく、金田一一なら、山ピーでも良かったけどさ。

同じジャニーズの吾郎ちゃんの方が、まだ良かったかなぁ。

ああ・・・もう本当に軽くて軽くて・・・。

山ピーが出ているだけで、平成臭・・・21世紀臭が半端ないッス。

もう!!!!!!

しかも、金田一の帽子が小奇麗すぎるやないかい!!


金田一がガキすぎる・・・。


「本陣殺人事件」より前の設定、昭和12年だから、横溝正史の小説通りなら金田一は二十代半ば。

だから若くてもいいんだけど、こんなに性格が金田一像とかけ離れているなんて。

時代設定は昭和12年でも話し言葉がすべて現代だし。

これは、山ピーだけのせいじゃないぞ。

山ピーは多分、あんな演技しかできないんだ。

それをキャスティングした奴が悪いんだよ。


****

剛力彩芽の母親は、星由里子。

姉に、横山めぐみ、山口紗弥加。

この辺は、良いかも。

横山めぐみは真珠夫人だし、しゃべり方はうるさいけど、まだまだ色気があるし、綺麗。

山口紗弥加は、いつ「妊娠したの」と言いそうで怖いw

しかも使用人役に、岡山天音くん。

なんか、見たことある顔だと思っていたら、「家族狩り」の実盛くんじゃないか!!!

+++++

まぁ。

まぁ。。。。

なんつーか。

20面相が明智になったりってのは、分かったんだけども。

で、逃げられたんだけれども。

コレいるかなぁ。

コレ。金田一だけでよかったのに。

まあ、いいわ。

ネタバレです。

津嘉山正種男爵を殺したのは、星由里子と横山めぐみの旦那。

ヒ素を仕込んだんですな。

貰い子である剛力彩芽に跡を継がせるのは嫌だった。


で、横山めぐみの旦那と山口紗弥加の旦那・平岳大を殺したのは、さねもりくんじゃなくて、使用人一平の育ての親でした。

共犯は、村人全員。

黄金の如来像はあったのです。

如来像ではなくアリア像でしたが。

男爵は代々、信仰の秘密を抱えていたのだ。

長女の旦那や、次女の旦那にこのマリア像を相続させれば、金のために売るに決まっている。

男爵の考えでは、剛力彩芽と使用人・一平に跡を継いで欲しかったのだ。

剛力彩芽は貰い子で、なんと使用人・一平は男爵と市毛良枝の息子だったのだ。

星由里子は、愛人の子・一平に後を継がせるのも嫌だったのだ~。

で、黄金の像を隠していたかったのは、信仰がバレて迫害されることを恐れたから。

ま、このあと10年もしたら、男爵なんて爵位もなくなるし、信仰も自由になるんですけどね。

そして、剛力彩芽と使用人・一平が結ばれ、一平が後継になったが、爵位は返還することにし、村人たちと仲良く過ごすんだとさ。


+++++


ま、良いんですけどね。


結局、内容より、金田一耕助のキャスティングとセリフの現代っぽいとこ。

時代設定の違和感だけが残ったなぁ。

謎解き部分の金田一なんて、「はじめちゃん?」って感じでした。

岡田准一あたりなら、金田一耕助もきちんと演じられる気がする。


いや、もう仕方ない。

仕方ないけれど・・・・・やっぱ、無理~~~!!!!

これなら、石坂浩二の映画や古谷一行のドラマを再放送したほうが良かったかも。







明智小五郎だって、美女シリーズを!「パノラマ島奇談」を!!(無理か・・・エロ過ぎるか・・・)




第3弾はやめたほうが良いと思います。


広告






++++++++
金田一耕助 … 山下智久
柳條星子 … 剛力彩芽
日比野警部 … 渡辺いっけい
明智小五郎 … 伊藤英明

柳條清久男爵 … 津嘉山正種
柳條志麻子 … 星由里子
柳條花陽 … 横山めぐみ
柳條数馬 … 今奈良孝行 
柳條雪夜 … 山口紗弥加
星野夏彦 … 平岳大
卓造 … 阿部力
阿野田一平 … 岡山天音 
正木玉緒 … 鈴木梨央
明智文代 … 吉田羊
小林芳雄 … 羽生田拳武
政岡泰志 嶋崎伸夫 





にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村




コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:テレビ

水曜ミステリー9 横山秀夫特別企画「永遠の時効」 ネタバレ 感想~それぞれのトラウマが怖い。 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

水曜ミステリー9 横山秀夫特別企画「永遠の時効」
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
広告





[あらすじ]
山梨県警本部で殺人などの凶悪事件を扱う捜査一課の強行犯係は、3つの班に分かれ、互いにシノギを削っている。少しでも多く早く事件を解決し、次のヤマを食う…彼らを突き動かしているのは、その強烈なライバル意識だ。一班の主任・田中武次(中村俊介)は、腕利きの取調官。自分のことを「人の恨み方を知っている人間」だと言う田中は、心に闇を抱えている。

屋敷(相島一之)率いる特殊班に駆り出された田中は、何者かに拉致され性的暴行を受けた丹羽奈保子(入来茉里)の聴取を行っていた。2人組の男に監禁され山奥で放置されたというが、供述がどこか曖昧だ。そんな奈保子を、田中は極限状態の中で犯人に愛情を抱く"ストックホルム症候群"であると推測。報告を聞いた刑事部長・尾関(伊武雅刀)らは、奈保子を医療機関に託すべきか考え出すが、楠見(光石研)は、何かを見落としていると指摘する。

そこへ白骨死体を乗せた乗用車が、沼から発見されたとの一報が入る。奈保子が保護された場所と沼が近く、捜査中に偶然発見されたという。所有者は、10年前の12月に家族から捜索願が出ていた、ホステスの赤坂唯(田代さやか)。事件を任された一班は、車の移動経路などから不審な点に気づく。さらに当時、車両ナンバーの自動読取システムを調べるよう促した新聞記者がいたことがわかり、事件性を疑う。

田中と森隆弘(鈴之助)は、唯が働いていたスナックのママ・魚住貴子(洞口依子)に会いに行く。唯は貴子に、近く店を辞めることをほのめかしていた。しかも常連だった東西新聞の記者・阿東久司(鈴木一真)が、唯の失踪後から店に来なくなり、直後に別の女性と結婚していた。翌日、2人は阿東のもとに向かうが、任意同行を拒否されてしまう。

動機と状況証拠が揃い始めた唯の事件は、阿東の犯行である線が強まるが、物証が弱い。そこで阿東を引っ張り出すため、朽木と田中は、東西新聞へ乗り込む。その頃、奈保子は楠見に連れられ、取調室の中にいた。沼から死体があがったと告げると、奈保子は驚きの表情を見せる…。
HPより引用


原作はコチラ

横山秀夫『永遠の時効』


めっちゃ楽しみにしていたこのドラマ。

こちらは、TBSでシリーズ化されていて、面白かったんよね~。

リアルタイムでは観てないんやけど、BSの再放送で。

なので、放映順には観ておりません。

もし、今回のテレ東のが面白くなかったら、それはもう脚本が悪いとしか言い様がない(苦笑)


まず班長とお偉方のキャストは


1係 朽木 渡辺謙→田中哲司
2係 楠見 段田安則→光石研
3係 村瀬 伊武雅刀→なし?

捜査第一課課長     橋爪功→矢島健一
尾関泰嗣(刑事部長) 寺田農→伊武雅刀



渡辺謙は第一作しか作られていなくて、その後ハリウッドデビュー。
苦し紛れに、渡辺謙の役もアメリカ出張ってことであとのシリーズは出ていない。


今回のドラマ、3係の村瀬班がいない。

TBS版の村瀬の役は伊武雅刀なので、同じ訳ではないが、キャストがかぶっている。
朽木役の田中哲司もTBS版では若手の3係の刑事だった。

2係の楠見役の光石研は、TBS版の第一作では検事役、第3作では暴力団対策課の刑事役で確か・・・犯人とツーツーの役だった記憶。

中村俊介の役は、唐渡亮、カッコ良かったよね~~。
中村俊介とはまた違うイメージだけど。
そうそう、唐渡亮の役名は田中裕二 役だったけど、今回の役名は田中武次だって。


しかし、TBS版のドラマが良作で印象に残っているので、誰がどの班長か全然わからね~。


・・・・・


取調官の中村俊介。


中村俊介は精神科病棟に入院している母親(岡本麗)がいる。
中村俊介が小学生の頃、父親は母親に金を無心し、暴力を振るう。
典型的なDV野郎だった。
その日も、父親は母親に金を要求し、断られると暴力をふるい、金を持ち出した。

母親は、もちろん父親を憎んでいる。
死んでしまえ!と言う。

しかし父親は中村俊介には少し愛情はあるようだ。

金を持って逃げた父親を追いかける中村少年。

鉄橋の上で追いつく。

「お前なんか、死んでしまえ!死んでしまえ!死んでしまえ!」

父親の顔から笑顔がなくなり、表情がこわばる。
母親が中村少年の口を塞ぐ。
電車のサイレンが聞こえる、父親が飛び降りる。
母親が中村少年の目を塞ぐ。

「私が悪いの。私が悪いの。私が悪いの。」

・・・・・


父親が自分のせいで自殺したことは、母親が気が狂ったから誰も知らない、罪を背負って生きてる。

こんなトラウマ辛いな。
オヤジ、クズのくせにメンタル弱し。
母親、この件で精神を病む。


強行班の刑事はみんなトラウマ持ってんな。

田中哲司の役も、パトカーで幼女をひき殺した過去があり、幼女の母親に、「 死ぬまで笑うな!」といわれ、それ以来笑うことはなく離婚もしたという過去がある。

しかし、最近、おちゃらけた役の多い田中哲司にそれをやらせても、「笑うんじゃね~か?」って思ってします。



・・・・・

ホステス殺しの犯人は新聞記者の鈴木一真。
鈴木一真は、二股をかけていて、ホステスを捨てようと思った。
そして、殺した。

殺害理由はシンプルで、鈴木一真も殺したこと以外はすべて認めている。

しかし、証拠がない。

押収した鈴木一真の私物から
「41・51」と「10・8」
と鈴木一真が書いていた数字が見つかる。

これはなんの数字なのか。

鈴木一真がホステスを殺した時の年齢が26歳。

殺人の時効が15年なら出てきたら41歳、25年なら51歳。

15年で時効になるように、殺人を犯したが・・・殺害してから、5年経った時に、時効は廃止になった。

時効まで残り10年で時効が無くなった、「8」ではなく「∞」だった。

中村俊介は、「怖いんだろう。ずっと苦しめ、自供するな!しゃべるな!自供するな!」

と鈴木一真を追い詰める。

鈴木一真は犯行を自供したくなるw

ちょっと斬新な取り調べよね。

これ、中村俊介が男前じゃなかったら、わらけたかもw

しかし、物証は結局なかったんじゃないかな。
自供しても裁判でひっくり返せば、一事不再理で、無罪になりそう。


・・・・・・


そして、最初の何者かに拉致され性的暴行を受けた丹羽奈保子(入来茉里)の事件。

二人組の犯人に襲われた。

曖昧な供述しかしない彼女。

犯人たちは、お互いにAくん、Bくんと呼んでいて名前もわからないと言う。



取り調べをした中村俊介は、彼女を「ストックホルム症候群」だと言う。

確かに彼女はストックホルム症候群だった。

AとBどちらに恋したのか・・・。

しかし、中村俊介もほかの刑事たちも見落としをしていた。

彼女が車で連れ去られたところを見た少年の証言
「二人組の男に連れ去られた」
少年がみたのは二人組の男だったが、車を運転していた男がいたのだ。

犯人は3人組だった。

彼女が恋したのはCだった。

Cは「身代金要求」をしようとするAを殺す。

そして、彼女を逃がそうとロープをほどいているところで、Bが帰ってくる。

Bを撲殺。

死体は彼女と協力し、湖に捨てた。

また会う約束をして別れる。



いや~。ま、吊り橋現象とかあるけど・・・ストックホルム症候群って、本当にこんなことが起きるの?

男3人レイプ犯ですよ。

レイプの被害にあっていて、レイプ班に恋するかなぁ。

しかもその理由は「3人の中で一番優しかったから。」

優しい人間は、監禁レイプなんてしない。



ゲスの楠見(光石研)はそのことに気づき、

「湖で遺体が発見された」
「今その犯人を中村俊介が取り調べている」
「正直に話したら、その犯人に会わせてやる。」


彼女は、遺体はAだと勘違い。
中村俊介が取り調べているのは、Cだと勘違い。
会いたいがために、正直に話してしまう。


鈴木一真を落とした中村俊介も、最後は駄目刑事でしたオチなのか?



TBS版を超えるなんて思っていなかったんで、こんなもんかな。

中村俊介が浅見光彦に見えることもなかったし。
すこ~~し、軽く見えるのは、中村俊介が男前やからかな。

今回のドラマは中村俊介が主演のドラマ。

TBS版は、ナレーションをしている人が主演ってことなんでしょうが、そこまではっきり「主演」とわからないというか。
圧倒的に画面に写っている人がいなくて、「みんな主役」と言う感じ。

どちらかといえば、そのほうが面白かったかなぁ。

でも横山秀夫サスペンスは暗く重たいが、大外れがないのがいいところ。

3班が出てきてないのが気になるけれど、シリーズ化するかも。

そしたら、今度はだれが主役かな。

・・・・・

この間金曜プレステージに出演していた洞口依子さん。

イマイチひねりが足りない。~金曜プレステージ・西村京太郎スペシャル警部補・佐々木丈太郎(7) ネタバレ 感想
http://tarotato-tarotaro.blog.so-net.ne.jp/2014-06-20-2

今回はワンシーン。

最近よく見かける鈴木一真、しかし主演には程遠いんだろうか。

犯人役も多いな。

次回は松本清張サスペンス。

米倉涼子だって。

なんたる既視感。


スポンサードリンク




キャスト
田中武次  ・・・  中村俊介
朽木泰正  ・・・  田中哲司
楠見    ・・・  光石研
田畑昭信  ・・・  矢島健一
屋敷    ・・・  相島一之
阿東久司  ・・・  鈴木一真
魚住貴子  ・・・  洞口依子
田中秀子  ・・・  岡本麗
安土    ・・・  菅田俊
丹羽奈保子 ・・・  入来茉里
丹羽文代  ・・・  栗田よう子
赤坂唯   ・・・  田代さやか
森隆弘   ・・・  鈴之助
殿村    ・・・  川口力哉
尾関    ・・・  伊武雅刀
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村



E
コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

松本清張ドラマスペシャル 「地方紙を買う女」ネタバレ 感想~スマホがある時代に「地方紙」は買わない。 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

松本清張ドラマスペシャル 「 地方紙を買う女 作家・杉本隆治の推理」
金沢の地方紙で連載している推理小説を、東京の女性から「購読したい」という依頼があったことを聞き、疑念を抱くことから始まる傑作ミステリー!広告




にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

[あらすじ]
 小説家の杉本(田村正和)は、地方紙・金沢日日新聞の連載が決まり、東京から金沢へ移住。自らの作家生命を賭け、連載小説「遠い記憶」の執筆に専念している。作品の評判は上々、同紙文化部長の服部(佐野史郎)から連載の延長を依頼される。

 そんな折り、東京に住む芳子(広末涼子)という女性から「『遠い記憶』を読みたいので購読したい」という手紙が新聞社に舞い込んだことを聞かされる。芳子はどこで自分の小説を読んだのか、そしてなぜ途中から読みたいというのか?杉本はささやかな疑問を抱くが、アシスタントのふじ子(水川あさみ)は手紙は服部の捏造ではないかという。杉本が候補になっている文芸賞の落選が決まり、執筆意欲を失わせないように、と。
 居ても立ってもいられなくなったふじ子は一人上京。芳子の存在を確認すると一旦は安心する。しかし、身分を偽り接近した芳子から何がしかの思惑を感じ取り、疑惑を払拭することはできなかった。

 数日後、芳子から「遠い記憶」がつまらなくなったから、と購読を断る手紙が送られてきた。小説は最近になって面白くなってきたはず。杉本には自信があったし、小説家仲間の東山(橋爪功)もそれを認め「失礼な」と鼻白む。杉本は芳子の一連の行動に一つの決断を下した。
「この読者は、私の小説が読みたくて、新聞を購読したのではない」と。

 ならば、なにが目的で金沢日日新聞を購読したのか。杉本とふじ子は、芳子が購読を希望した日付の新聞から詳細に読み返し、東京と北陸を結ぶある心中事件の記事を見つける。それは東京のデパート警備員・庄田(駿河太郎)と愛人でデパート店員の梅子(須藤理彩)の遺体が関野鼻で発見された、というものだった。
 芳子が読みたかった記事は、この心中事件に違いない。確信した杉本は、銀座の高級クラブで働く芳子を訪ねる。杉本が「遠い記憶」の著者とわかり、素直にわびる芳子。夫の潮田(北村有起哉)は代議士の秘書のため、羽咋に単身赴任。自分は東京で、今は亡き姑の介護に追われていたという。その夫も秘書を辞め、15年ぶりに東京で一緒に暮らせるようになる。幸せになれますね、という杉本の言葉に、なぜか芳子は複雑な表情を見せる。
 初対面の男女の何気ないやりとりだったが、杉本は帰り際そっと1枚の写真を置いて店を出る。確認した芳子を震撼させたその写真、そこに写っていたものとは?

 金沢へ帰った杉本は、ふじ子とともに心中事件、潮田の周辺などを調べ始める。庄田と梅子は本当に心中だったのか?他殺だとすれば、芳子がどう関わったのか?すべては真実が知りたいため…。小説家の業に突き動かされた杉本の前で明らかになる真実とは!?
[HPから引用]

原作はコチラ

地方紙を買う女/松本清張


小柳ルミ子主演の「地方紙を買う女」は見たかなぁ。
内田有紀主演版は見ました。
千原ジュニアが出てました(苦笑)
内田有紀版は去年再放送してましたしね。
高嶋政伸の役が今回の田村正和の役。
内田有紀の役は、広末涼子。
内田有紀はボロアパートに住んでいたけれど、広末涼子は代議士の妻。
この改変が吉と出るか凶と出るか。

広末涼子は▽ゼロの焦点以来の松本清張作品かな?


悪女役は初めてかも??





ent1511300006-p1.jpg

ええ!!!スマホがある!!!

松本清張作品は現代にしたらダメだって!!
スマホがあるんだったら、わざわざ「地方新聞」を買う必要がないやん!!!
今時どこでも読めるよ。
わざわざ買わないくてもイイやん・・・。←大切なことなんで2回言いましたw
小説が読みたいからって理由なんだけど、本意は自分が心中に見せかけて殺した男女の遺体があがるかどうかの記事がみたいだけなのに。
であればそのスマホで確認できるやん。

旦那がいるのに、しかも政治家の秘書なのにクラブで働いているという設定もかなり強引。
んでもって、心中事件に疑問を持った田村正和を殺そうとして、離婚する。



中絶手術は失敗で子供ができない身体になった。
しかし夫には言えなかった。
でも母には言いました。
胸の中にしまいこんでおけずに、赤ちゃんを処理したと。

私は幼い頃に両親をなくした。
祖母が死んだときに夫に会った。
姑に尽くした。



+++++

庄田(駿河太郎)と愛人でデパート店員の梅子(須藤理彩)はグルだった。

広末涼子はしてもいない万引きをしたと言われた。
庄田は妻子もあるくせに、広末涼子の身体も金も要求する。

広末涼子の夫が政治家の秘書であることを知るとどんどん金を要求する。
金に困った広末涼子はクラブでホステスとして働く。

ある日庄田が青酸カリを持ってきた。
工場で働いている友人から預かったと言う。←なんでやねん?そんなことってあるか!!
この青酸カリで妻を殺したいらしい・・・。←脅迫している相手に渡すな!バカか。

そんな時大杉漣(政治家)が大臣に決まり、夫(北村有起哉)は晴れて秘書を卒業出来ることになった。
これからは一緒に暮らせる。

しかしそれを知った庄田は広末涼子を殴る。

青酸カリは自分の手にある。
二人を殺すしかない。

庄田と梅子を旅行に誘い出し心中に見せかけ殺す。

++++

広末涼子は幸せになりたかったと言う。
ただひとりの家族である夫と幸せになりたかった。

自首をする広末涼子。





よくもまぁ、こんなにハチャメチャな設定にしたなぁ。
田村正和を主役に持ってくるのは良いよ。
でもやけに昭和なホステス風味の広末涼子なんだから時代設定は昭和でしょうに。
別に昭和初期でなくても、昭和後期でもいいからさ。

スマホでなくともインターネットがある時代だと、地方紙は買わない!!
買わなければ広末涼子の犯罪に疑問を持つ小説家はいなくなる。

完全犯罪成立したのにさぁ。

余計なことするからバレたんじゃんか。


原作は短編だから、いろいろ肉付けしないと2時間持たなかったのかしら?
それにしてももう少し丁寧に作って欲しかったなぁ。


田村正和御大は、もう数年前から声の調子が悪いので、「古畑任三郎」は無理だけど、「松本清張」の作品には合うと思う。
なのにこんなことになっちゃうなんてさ・・・。

青酸カリ入手のくだりなんて、ヤケクソみたいでしたねぇ。
脅迫している相手に「青酸カリ」を預けるなんて、限りなく自殺に近いんじゃないの?


広末涼子も3人も子供を産んだら、肘や膝に年齢が出てきた。
ホステスファッションの露出が辛くなってきてないか?

脇も豪華でお金もかかっているんだろうけど、それであればほかにお金をかければ良かったんじゃないかなぁ?
昭和設定のドラマってお金がかかるらしいけれど、主役だけ豪華にしてあとは無名でも演技力のある俳優を使えば良かったじゃない?
橋爪功さんだって無駄使い、渡辺麻友なんて演技力云々以前にあの役は必要な役だったのか????


原作では確か主人公が自殺(原作の主人公は広末涼子の役)だったと思うんだ。

そして内田有紀版は、小説家を殺し、小説家の遺作「地方紙を買う女」が出版された。
(こんなもん出版されて、内田有紀は逮捕されないのか?とびっくりしたが)

今回は自首。

"自首"が一番松本清張らしくないよねぇ。

そして自殺だと思っていた父が他殺だと知って子供たちは喜べるんでしょうか?
実際、万引きをでっち上げて女性を脅迫し金と体を要求、挙句自由になりたいからか、母親の殺害を依頼した屑ですよ?
心中の方がまだ温かみのある人間だと思ってしまうわ(苦笑)
そりゃ妻は殺されずに済んだし、保険金ももらえるからウハウハなのかもしれないけどさ。

「ナオミとカナコ」の二人が同じ潮田芳子役を演じたけど、私は内田有紀版の方が好みかなぁ。
原作は戦後すぐの時代設定だったので、内田有紀版もわりと現代に近かったけれど、そこまでおかしくなかったもんなぁ。


「スイートなスイートな永遠の終わりのこない幸せ」

これも松本清張作品には似合わないセリフ。
そして中絶手術や姑の介護とか・・・・あんまり関係がないような気がしたなぁ。


田村正和の雰囲気をもってしても、松本清張の世界観は無理だったなぁ。
正和のせいじゃないけど。



広告



▼田村正和主演
松本清張 「三億円事件」 主演 田村正和~未解決事件が妄想をかきたてえる件
松本清張ドラマスペシャル 「地方紙を買う女」ネタバレ 感想~スマホがある時代に「地方紙」は買わない。
▼ビートたけし主演「黒い福音~国際線スチュワーデス殺人事件~」
ビートたけし主演「黒い福音?国際線スチュワーデス殺人事件?」~スペシャルドラマは豪華キャスト 
▼内野聖陽主演「時間の習俗」
コメディタッチな松本清張作品なんて!ネタバレ感想~「松本清張スペシャル 時間の習俗」~ネタバレ~どうしても津川雅彦が刑事に見えなかった件
▼向井理主演「死の発送」
清張作品を現代にアレンジするのはやめるべき~金曜プレステージ・フジテレビ開局55周年特別番組松本清張スペシャル 死の発送 ~ネタバレ・感想
▼米倉涼子主演「強き蟻」
テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張「強き蟻」ネタバレ感想~ただただ、加藤茶の様態が心配。
金曜プレミアム・2週連続松本清張スペシャル「かげろう絵図」 ネタバレ 感想~白石加代子に食われる米倉涼子
▼尾野真千子主演「坂道の家」
原作とは別物~松本清張二夜連続ドラマスペシャル「坂道の家」 ネタバレ 感想  
▼堀北真希主演「霧の旗」
原作レイプが過ぎる~松本清張二夜連続ドラマスペシャル「霧の旗
▼村上弘明主演
開局50周年特別企画 松本清張 黒い画集-草- ネタバレ感想~松本清張作品とは思えないストーリと演出。
松本清張特別企画 「喪失の儀礼」 ネタバレ 感想~ドキッ!オスカー俳優だらけの2時間ドラマ!!松本清張テイストはナシ
松本清張没後25年特別企画「誤差」 ネタバレ 感想~松本清張の雰囲気はなかった。
▼谷原章介主演「影の地帯」
月曜ゴールデン特別企画 松本清張サスペンス「影の地帯」 ネタバレ 感想~村ぐるみの隠蔽。松本清張の雰囲気はなし。
▼北川景子主演「黒の樹海」
松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第二夜 「黒い樹海」 ネタバレ 感想~不倫は純愛か?
▼菊川怜主演「一年半待て」
金曜プレミアム・松本清張スペシャル「一年半待て」 ネタバレ 感想~「一年半待て」より「一事不再理」に負けた。
▼東山紀之主演「花実のない森」
松本清張「花実のない森」 ネタバレ 感想~原作を上回るつまらなさ
昭和の松本清張作品の感想はコチラ
「天城越え」(1978年・NHK) ネタバレ 感想~松本清張先生も出演。これぞ松本清張ワールド!
土曜ワイド劇場「松本清張の種族同盟・湖上の偽装殺人事件」(1979年) ネタバレ 感想~小川眞由美様、カムバック!!!


出演
杉本隆治:田村正和
潮田芳子:広末涼子
田坂ふじ子:水川あさみ
潮田早雄:北村有起哉
広田:片瀬那奈
庄田咲次:駿河太郎
雪乃:渡辺麻友
小島警部補:木下ほうか
福田梅子:須藤理彩
庄田恵:西田尚美
由紀子:遊井亮子
潮田久子:佐々木すみ江
服部:佐野史郎
山下県警本部長:寺島進
本間精次郎:大杉漣
東山善吉:橋爪功
             ほか



にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

コメント(6)  トラックバック(8) 
共通テーマ:テレビ

月曜ゴールデン『税務調査官 窓際太郎の事件簿27』ネタバレ感想~二日連続、稔侍を見る勇気。 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

広告






月曜ゴールデン『税務調査官 窓際太郎の事件簿27』

bdcbde9f-s.jpg


[あらすじ]
世田谷南税務署の窓辺太郎(小林稔侍)は「窓際」と呼ばれている。もともとは国税局の査察課長という要職にあったのだが、ある事件の捜査中に部下を死なせてしまい、その責任を問われてヒラの税務署員に大左遷されたのだった。しかし、太郎にはもうひとつの顔があった。難事件があれば、国税局査察部長・森村(北村総一朗)の命を受けて悪を懲らしめる陰の税務調査官なのだ。
東京国税局の査察官・斉藤武雄(長谷川純)が殺され、太郎は森村から真相究明を命じられる。森村曰く、斉藤は妻・裕美子(原田佳奈)の北海道の実家付近の土地売買取引がおかしいと感じ、独自に調査をしていたというのだ。本来は農地であるはずの土地を「太平洋土地開発」という会社が取得し宅地に転用しており、その手続きの過程に斉藤は不信感を抱いていた。
太郎は出産間近の裕美子を北海道の実家に送り届け、斉藤が追っていた不正疑惑を調べるために札幌税務署由仁支所に研修の名目で派遣される。税務署勤務2年目の田上悠(高部あい)と行動を共にしながら、太郎は不正の真相に迫っていく・・・。
[HPから引用]

27弾ですか。


脇は良いんです。

麻生祐未、渡辺いっけい、野村昭子。

野村さん、ちょっと痩せたなぁ。

にしても、87歳ですよ!!!

ず~~っと昔から、野村さんの印象が変わらない。

ず~~~っと、おばあちゃんだ。

さすがに痩せて、ちょっと辛そうに見えないわけでもない。

野村さん、インテリの役を演じることが少ないので、インテリには見えないんだけど(ごめんやで)。



桜蔭高等女学校(現・桜蔭中学校・高等学校)、東京薬学専門学校(東京薬科大学)卒業。
薬剤師免許所持者。
薬剤師として東京大学の付属病院に勤務していたそうです。

87歳という年齢を考えると、きっとエエとこのお嬢さんで、頭も良かったんだろうな。

いつまでも可愛いおばあちゃん役を演じて欲しいね~。


+++++++

ま、このシリーズですから、なんの説明もいらん。

犯人・・・ってか。

ま、犯人か。

片桐竜次が悪です。

手下がせんだみつお、ナハナハ!!

SDカードが、生まれてくる赤ちゃんに贈られる父からのアルバムに入ってました。

最後の立ち回り。

最後の黒スーツ。

中盤の「つけまつける」を踊る稔侍。


とにかく走る稔侍。

どれをとっても既視感ハンパないっす。

そろそろ嘱託職員にならんとね。


そして、最近2サスにもゴリ押しオスカー。


高部あい。


高部と言ったら、積木くずししか思い出せないにゃん




高部あい。


可愛いのかもしれないが、声はキンキン、演技は下手クソ。

主役にはゴリ押しできないのか。

広告





月曜ゴールデン『税務調査官 窓際太郎の事件簿27』ネタバレ感想~二日連続、稔侍を見る勇気。
月曜名作劇場「税務調査官 窓際太郎の事件簿30」 感想~ドキッ!老人だらけの2時間ドラマ!! 
月曜名作劇場「税務調査官 窓際太郎の事件簿31」 ネタバレ 感想~稔侍のフラダンス~♪ 
月曜名作劇場「税務調査官 窓際太郎の事件簿32」 ネタバレ 感想~野村昭子さんが慰安旅行中で寂しい。
「税務調査官 窓際太郎の事件簿33」ネタバレ 感想~こちらのツバキさんは有能
[キャスト]
窓辺太郎:小林稔侍
  ○
椿 薫:麻生祐未
  ○
島崎春男:渡辺いっけい
矢田秋男:出川哲朗
北島冬美:小林千晴
森村真一郎:北村総一朗
  ○
窓辺トメ:野村昭子
  ○
斉藤裕美子:原田佳奈
斉藤武雄:長谷川 純
 
高橋光男:田村 亮
 
田上 悠:高部あい
鈴木栄太:金井勇太
鈴木啓弌:尾藤イサオ
鈴木苗子:赤司まり子
 
水原健司:片桐竜次
神部貞雄:せんだみつお

にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村




コメント(0)  トラックバック(4) 
共通テーマ:テレビ
前の5件 | - 気になる2時間ドラマ/SPドラマ ブログトップ