SSブログ

「夏目漱石の妻」第1話 ネタバレ 感想~辛気臭さも「おバカだね」で帳消しw [気になるドラマ-2016秋]

土曜ドラマ 「夏目漱石の妻」第1話「夢みる夫婦」

にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村
[あらすじ]
裕福な家庭に育った19歳の中根鏡子(尾野真千子)は、高級官僚の父・重一(舘ひろし)にすすめられ、夏目金之助(漱石の本名・長谷川博己)と見合いをする。金之助に一目ぼれする鏡子、一方金之助は鏡子の屈託の無い笑顔に魅了され二人は結婚、金之助が高校の教師として赴任した熊本で新婚生活を始める。金之助は帝大出のとびきりの知性派ではあるが、実は幼少時に養子に出され、家庭の温もりを知らない気難しい人物あった。夫のために家事や様々なことに頑張る鏡子だったが、失敗を繰り返しとんでもない事件を起こす。
[HPから引用]

広告




原案はコチラ

漱石の思い出 / 夏目鏡子/述 松岡譲

m_212106-dacfc.jpg
連日、長谷川博己を見られる幸せ。

夏目漱石の妻って悪妻なイメージがあった。
ちょいとウィキペディアで見ると、そこまで悪妻ではなかったようですね。
この原案は、奥さん本人が書いているから・・・ま、実際はわかんないですけど(苦笑)



初回だから仕方ないけれど、ちょっと辛気臭かった。
てか、テンポが悪かったのかなぁ。
1時間で良かったかもって思ってしまった。

でも、長谷川博己の漱石も良かったし、尾野真千子は明治や大正の女を演じさせるとやっぱり光る。

家族のいない漱石がちょっと気の毒な気持ちになった。
「弁当を届けてくれる人がいる。」
「寂しくて顔を見に来てくれる人がいる。」
オノマチにくっついてきたお手伝いさんを1ヶ月で返したのも、疎外感あったんだねぇ。
精神的に弱そうなのがよくわかった。


一方、オノマチも明るくて元気なお嬢様っだけでなく、流産から自殺・・・。
飛び込み事件までの描写が悲しい。
流産で精神的に病んでる妻とそれを心配してるけれど、家族を持ったことのない夫はうまく慰める事ができない。

ここもグッときましたね。

オノマチが和服来ていると豪快でもうちょっとコメディテイストを期待してたんだけど、漱石だってロンドンに留学して、これからどんどん病んでいくんだし・・・。
DVも始まるし・・・。
DVが始まったとしても、長谷川博己よりオノマチのほうが強そうだし、へこたれずに添い遂げられそうだし。

漱石って、ここからどんどん夫としては最悪になるんだよねぇ。
ま、お札になるような人ってみんな聖人君子ではないもんね。

別に、超シリアスだったわけでもなく、コメディ部分もあったんんだけど・・・。
もうちょっと面白いと。
単純におもしろさを期待しすぎてしまったようです(苦笑)



一番良かったのは

「おバカだね」

ってとこかな。

長谷川博己に「おバカだね」なんて言われたら、キュン死してまうやろ!!!

毎回、こんなセリフがあるなら、漱石でキュンキュンできるかもしれん(爆)

広告




感想はコチラ
「夏目漱石の妻」 第2話 ネタバレ 感想~アニマルセラピーと舘ひろしの退場
「夏目漱石の妻」 第3話 感想~名シーンにジャンプ傘はいいのか?
出演者
夏目[中根]鏡子(なつめ きょうこ)…尾野真千子
中根家の長女。父・重一から大事に育てられた。19歳で10歳上の夏目金之助と見合い結婚をする。社交的で明るく、占い好き。

夏目金之助[漱石](なつめ きんのすけ)…長谷川博己
帝大卒で教師になった知性派。幼少の頃養子に出され、親の愛情が薄く育った。気難しい性格の持ち主。

山田房子(やまだ ふさこ)…黒島結菜
鏡子の従妹(いとこ)。優しくて素直。女学校を卒業後、夏目夫婦の家で花嫁修業をする。

荒井伴男(あらい ともお)…満島真之介
足尾銅山の元坑夫。金之助の小説に感銘して、夏目家にやって来る。実は家柄が良い。

塩原昌之助(しおばら まさのすけ)…竹中直人
夏目金之助を幼少期に育てた養父。かつては暮らしぶりが良かったが、今は落ちぶれている。

中根重一(なかね しげかず)…舘ひろし
鏡子の父。貴族院書記官長を務めるエリート。やがて、政権交代の影響で官職を辞すことに。



にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村






トラックバック(3) 
共通テーマ:テレビ

トラックバック 3

トラックバックの受付は締め切りました