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「小さな巨人」 最終話(第10話) ネタバレ 感想~仕事のできない主人公が捜査一課に戻っていいの? [気になるドラマ-2017春]

日曜劇場「小さな巨人」 最終話(第10話)「最終対決!犯人逮捕 捜査一課長を倒すとき学園の隠蔽と癒着は?涙の結末」
香坂の父が不正に加担していた!?江口警部殺害の真犯人は小野田一課長!?
過去と現在の2つの事件は繋がっていた!
所轄刑事・香坂VS捜査一課長・小野田、遂に決着!


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[あらすじ]
元捜査二課の刑事・江口(ユースケ・サンタマリア)が殺害された事件の真相究明に努めていた香坂(長谷川博己)ら豊洲署員たちであったが、事件の鍵を握る横沢裕一(井上芳雄)の身柄と早明学園の裏帳簿を小野田捜査一課長(香川照之)率いる捜査一課に奪われてしまった。

香坂は、この事件と17年前の事件に関係していると疑う小野田を問い詰めると、17年前に金崎玲子(和田アキ子)から賄賂を受け取り、裏帳簿に名前を記されているのは父親の敦史(木場勝己)だと打ち明けられる。
愕然とする中、留置場に入れられ、山田(岡田将生)も逮捕されてしまう絶体絶命の状況に追い込まれる。

だが、藤倉(駿河太郎)が、事件の夜に富永専務(梅沢富美男)が電話をしていた相手を調べ上げると…。



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期限は36時間!

あの裏帳簿の切れ端にあったハセヒロ父の名前は名義貸しで、真実ではなかった。

そしてハセヒロ父が17年前に書いた辞表を読む。
辞表には、和田アキ子が自首すると書かれていた。

辞表って、あんなに個人的なことを書いても良いのか。


++++

ユースケ・サンタマリアが殺された夜、犯人は不覚にもペンのキャップを残していた。
そのキャップは排水口に落ちた。

キャップを探していた香川照之を犯人だと追求するハセヒロ。

高橋英樹は不正献金を和田アキ子から受け取った。
しかしその罪を運転担当の松山に擦り付けた。

17年前の裏帳簿を何らかの形で松山運転手が手に入れた。

松山運転手を殺したのは和田アキ子。

裏帳簿を和田アキ子は奪い返したが、切れ端は松山の手に持った。
その切れ端には和田アキ子の血液がついていた。
そしてその切れ端に自分の名前があったことを不審に思うハセヒロ父。

調べてみると高橋英樹と和田アキ子の癒着にたどり着いた。
高橋英樹から隠蔽を支持されてしまう。
しかし、和田アキ子に自首を相談された。
和田アキ子の自首を信じ、上司と戦おうとした。

その捜査を妨害したのは梅沢富美男

自首しないでくれれば学園の認可が降りる。
梅沢富美男は、息子・ハセヒロの将来を人質に、父を脅して説得した。

切れ端の証拠をもみ消したのは香川照之。

あなたは組織に逆らえず、私の父を見殺しにした。


しかしユースケが17年前の事件に気づく。
そしてそのユースケを殺したのは香川照之だ!

と言うが・・・。

認めない!
絶対に認めないィィィィ!!


キャップは・・・・。

この中にあ・り・ま・し・たぁぁ!!!

キャップからは持ち主の証拠は見つからな~~い。
そして和田アキ子がキャップを探していたと言う・・。


やっぱり犯人、香川照之じゃないじゃ~~ん。


++++++



所轄には内通者がいる。

棒読み女課長・須藤が内通者。

梅沢富美男は携帯を二つ持っていた。
ユースケ・サンタマリアが殺害された夜、梅沢富美男が電話をしていた相手は和田アキ子だった。

殺害の動機は17年前の事件、
真相を知ったユースケは和田アキ子にゆさぶりがをかけた。

このままにしておけない。
その後、ユースケ尾行し機会を伺い殺害した。

ユースケを殺したのは和田アキ子!

和田アキ子からの電話で事の顛末を知った梅沢富美男は、偽装工作をし、横沢の犯行に見せかけた。


+++++


辞表を手に香川照之のもとを訪れるハセヒロ。


「なぜあの切れ端を持っていたのか?
 梅沢はあの切れ端は処分されていると思った。
 あなたの正義感があの証拠を捨てることを許さなかった。
 だからあなたはあの切れ端を持ち続けていた。」

 父が出すことができなかった辞表を出すハセヒロ。

「もしあの時父があの時辞表を出していれば17年前に解決していた。」


ハセヒロ、土下座!!


「お願いします。証拠(切れ端)を出してください。」



全てはお前の父親が逃げ出したからだろ?

「事実を明るみに出すと言ったのに、最後の最後に逃げ出したんだ。

警察官であるこのワタシが殺人の証拠を捨てろと言われたんだぞッ!

従うしかなかったよ!

覚悟なきものに正義を口にする資格などない!!」

「やっとあなたの口から真実を聞き出すことができた。
 私はあなたがずっと何か隠していると思っていた。
 その真実を知るためには、ずっと負け続けても構わない。
 ようやく過去の隠蔽を認め、真実を話してくれた。」

ICレコーダーで香川照之の告白を録音。

「あなたは私を信じすぎた。
 これはあなたから教わったことです。」

最後の最後にICレコーダー・・・。
もっと前にレコーダーを仕込めば良かったのに・・・。
今更だよ。


よだれをぬぐい、泣きながら証拠を出す香川照之。

「殺人犯は逮捕されなければならないッ!」


和田アキ子、梅沢富美男逮捕!

和田アキ子はユースケ殺害は認めたものの17年前の事件のことは黙秘。

梅沢富美男は警察上層部に手を回して釈放。

高橋英樹は体調不良(建前)で辞任。

香川照之は一課長を辞し、所轄の署長に。

ハセヒロと岡田将生は捜査一課に異動。

ヤスケンは自ら所轄を志願して異動。

こんな仕事出来ない奴が捜査一課戻っていいの!?






何回も殺人犯だと疑われたのに怒らない香川照之の器の大きさ。

ハセヒロ、疑っていたくせに偉そうだな。
そりゃ、あんなに上司に楯突いたら、出世はできないよ。
息子は出世すると信じていたハセヒロの父。
手前味噌もいいとこだよ。
あんな口約束を信じて、なんで梅沢富美男の言うことを聞いたんだよ。

犯人見つけた!!
追い詰めました !!
カンです!!
証拠はありません!!
間違えでした!!

の繰り返し。
そして今日も・・・・。

香川照之は何度も疑われる。

土下座

ICレコーダーで録音

毎度毎度悪い顔をしていた香川照之は正義感であの切れ端を持っていたのかも疑問。
きっといつか自分の役に立つと思っていたんだろうね。


切れ端はなぜ梅沢が自ら処分しなかったの?

なんで香川照之に処分させたのよ。←処分していなかったけどさ。
爪が甘いねぇ。

先週、ドヤ顔で切れ端を見せてきたくせに、「見せるんじゃなかった」って香川照之も迷走してない?
てっきりハセヒロへのヒントタイムだと思っていたのに。

でもさ、切れ端とかICレコーダーとかキャップとかことごとく証拠が弱い。
だいたい、最近キャップ付きのボールペンって使わないけどなぁ。
アレ、サインペンだったのかしら?
記念品のペンって、ノック式が多いけどねぇ。

で、和田アキ子は証拠がある17年前の事件はだんまりで、ユースケ殺害は認めちゃうんだ。
ユースケ殺害の証拠は自供だけ?
自供だけなら公判でひっくり返されるよ?
しかも17年前は殺人とは言えない。
殺人より不正献金を知られたくないということか?
でもこれじゃ多分、和田アキ子も証拠不十分となりそうだな。

にしてもユースケの殺し方がえげつない。
クレーンを操作してユースケの頭に石の塊(ブロック??)を落下させるコントロールってどんだけ?
17年前の殺人も、なんで被害者の後ろは崖なのよ?


もはや顔芸だけで見せるなんて役者はすごいね。

ツッコミどころが満載過ぎてさ。
500%ないわ~~~~!!!

警察上層部は裏切りモノばかりだしさ、内通者の女課長もシレっと仕事してるしさ。
こんな職場嫌だねぇ。
しかもきっと誰も17年前の捜査も、今回の捜査もちゃんとしない。
手塚とおる監察官は、大切なことを下っ端の芳根ちゃんににベラベラ話しているのも不思議。
愛人関係にも見えないし(爆)
警察組織は隠蔽ばかりしていたけど、組織内ではペラペラ話すのかしらね・・・わからん。


「あなたは大きな組織に立ち向かえる小さな巨人なんだ」

って岡田くんがハセヒロに言っていたけど、無理やり過ぎたわ~。
全く立ち向かっていないし、誤解と証拠不十分で上司を殺人犯扱いしただけだったしなぁ。
毎回、証拠もなく、言い逃れされされてばかりだったよ。

こんな脚本で良かったのか??

視聴者の目を見て言ええぃ!!!

まさかこんなに笑えるドラマだとは思わなかったよ。
スッキリしなかったけど、こんなにおかしかったのは久しぶり。
いろんなことがおかしかったね。

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主題歌はコチラ

『ノンフィクション』平井堅
感想はコチラ

「小さな巨人」 第1話 ネタバレ 感想~長谷川博己が薄味で香川照之がこってり。 
「小さな巨人」 第2話 ネタバレ 感想~岡田くんも芳根ちゃんもちょっとおかしい・・・。
「小さな巨人」 第3話 ネタバレ 感想~副署長ってそんな悪いことした?
「小さな巨人」 第4話 ネタバレ 感想~山田くん!春風亭と佐々木希の座布団を持ってって!
「小さな巨人」 第5話 ネタバレ 感想~アッコにおまかせしたくない。 
「小さな巨人」 第6話 ネタバレ 感想~ユースケが退場が早すぎて(涙) 
「小さな巨人」 第7話 ネタバレ 感想~200というのは100の2倍だ!
「小さな巨人」 第8話 ネタバレ 感想~鶴瓶の息子の行動が岡田将生が台無しにする!
「小さな巨人」 第9話 ネタバレ 感想~顔芸コントってことで良いのですか?

キャスト
芝署編
香坂 真一郎・・・長谷川 博己
山田 春彦 ・・・ 岡田 将生
三島 祐里 ・・・ 芳根 京子
渡部 久志 ・・・ 安田 顕
藤倉 良一 ・・・ 駿河 太郎
柳沢 肇 ・・・ 手塚 とおる
片山 昭三 ・・・ 神尾 佑
中村 俊哉 ・・・ 竜星 涼

杉本 学 ・・・ 池田 鉄洋
東山 智之 ・・・ 加治 将樹
石倉 慎之介・・・丸 一太
神尾 梢 ・・・ 夏緒

中田 隆一 ・・・ 加藤 晴彦
謎の女 ・・・ 佐々木 希

風見 康夫 ・・・ 長江 英和
風見 京子 ・・・ 富永 沙織
佐川 勇人 ・・・ 好井 まさお

中田 和正 ・・・ 桂 文枝

香坂 美沙 ・・・ 市川実日子
香坂 敦史 ・・・ 木場 勝己

三笠 洋平 ・・・ 春風亭 昇太
小野田 義信・・・香川 照之

豊洲署編
須藤 文香 ・・・ 神野 三鈴
関口 一也 ・・・ 石黒 英雄
篠原 良平 ・・・ 望月 章男
寺井 友宏 ・・・ 大熊 ひろたか

横沢 裕一 ・・・ 井上 芳雄
横沢 亜美 ・・・ 中村 アン
小野田 ゆかり・・吉沢 梨絵
松岡 航平 ・・・ 高橋 光臣

矢部貴志 ・・・ ユースケ・サンタマリア

富永 拓三 ・・・ 梅沢 富美男

金崎 玲子 ・・・ 和田 アキ子

山田勲  ・・・ 高橋英樹


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コメント 4

なお

結局香川さん犯人じゃなかったですね。自信満々に追い詰めるハセヒロさん、絶対それ間違ってると思ってました(^_^;)
岡田くんのあなたは小さな巨人ですってほんとに取って付けたようでした。
和田アキ子はちょこんと置物のように座っていて…うーん…殺人犯すような度胸もなさそうな出で立ちだったけど
殺し方はすごかったですね。

岡田くんとハセヒロさんのツーショット見れなくなるのは残念です(^_^;)

香川さんのここにありましたーは受けましたー笑っ
by なお (2017-06-19 00:12) 

tarotaro

なおさん、書き込みありがとうございます。

序盤で香川照之を犯人!って言い出したとこで、こんなに時間が余っているし、ミスリードだなと思っていたんですよね。
和田アキ子のプルプル震えるあの演技。
ただ単に老人だから??としか思えなかったですね。
しかもなん、和田アキ子の顔が溶けているように見えました。
アップはキツイ!

続編の声があると聞きましたが、脚本をどうにかしないと・・・ねぇ。
いっそ、歌舞伎の人だらけにしたらいいのではないかと思いますw

by tarotaro (2017-06-19 08:55) 

英

期待とは全く違うドラマでした。

最近、ロムっておりますが、いつも記事を楽しく、共感して読んでいます。
ところで、あの裏帳簿で分からないことが2点あります。
 裏帳簿は普通、表に出せない真の事情が記載されていると認識していますが、実際には香坂・父の名前が載っている虚偽がありました。不可解です。
 さらに、香坂・父が寄付者として載っていました。収賄の罪を被せられたのならわかるのですが。

 それはそうと、あの帳簿の切れ端に父の名(虚偽)を見つけて、打ちひしがれた長谷川さんも滑稽ですね。
by (2017-06-20 22:17) 

tarotaro

英さん、書き込みありがとうございます。

今期は「思っていたのと違う」作品がままありました・・・。
面白くなかったです。
演者の顔芸を見るだけで、しかもその顔でちょっと笑ってしまったのが悔しくなるくらい面白くなかった。
続編の噂にも驚きました。

裏帳簿ですが、なんともまぁ都合の良いというか。
なんでしょうね。
アレは。
「裏帳簿」にはホントのことが書いていないとおかしいのに、なぜか名義貸しのままでしたね。
最初から香坂の父に見つかるのがわかっていたかのようです。
第9話の
>帳簿の切れ端に父の名(虚偽)を見つけて、打ちひしがれた長谷川さん
あのシーンを撮りたいがための裏帳簿だったのではないでしょうか?
毎回、毎回主人公をどん底に落として最終回を迎えなければいけないので、つじつまが合わない展開が多かったです・・・・。

by tarotaro (2017-06-21 09:13) 

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