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「オリエント急行殺人事件第一夜」 ネタバレ 感想 ~ 原作に忠実!!ブラボー!! [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

今日、とあるスーパーでトレイを利用したら、ワタシが個室から出るなり、入っていく人が・・・。
財布を忘れていたらしく、小さな息子さんが「良かったねぇ~」と言っていた。
その後、サービスカウンターで商品を購入していたら、先ほどの親子連れが
「20分前にトイレに財布を忘れたら、お札だけ抜かれてたんです!!!!防犯カメラとかついてないんですか!!」
と大きな声で訴えていた。
『げ!!疑われているかもワタシ』と思った瞬間、ドキドキして商品を忘れそうになった私。
なんて小心者なんだ。嫌になるわ。

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あ、命をかけて私は財布からお札を抜き取るなんてことはしていません。
でもなんか嫌~な気分。
店にも過失はないし、もちろんお札を抜き取った人間は最低だけれども、財布を忘れた人間はお店の人より過失があったと思う。

 


「オリエント急行殺人事件第一夜」
三谷幸喜とアガサ・クリスティー、そして超豪華キャストの集結で今年一番の話題のドラマ、いよいよスタート。この豪華キャストの中に必ず犯人がいる!
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[あらすじ]
昭和8年2月。下関港に一人の小柄な男がいた。
勝呂武尊(すぐろたける)(野村萬斎)。日本全国を震かんさせた「いろは殺人事件」を解決し、一躍有名人となった名探偵である。
小倉の軍事施設で起きた殺人事件を解決した勝呂は、これから下関駅に向かい、特別急行東洋に乗ろうとしていた。特急東洋は、下関と東京を結ぶ日本初の寝台付き列車。皇室関係者や政府の高官も利用する最新鋭の超豪華列車。

ところが2月だというのに、特急東洋の寝台は満席。たまたま下関で再会した鉄道省の役人・莫(ばく)(高橋克実)の計らいにより、勝呂は無理やり一等寝室を確保してもらう。

朝、下関を出発する特急東洋。東京に着くのは翌日の朝である。食堂車で勝呂は、実業家・藤堂(佐藤浩市)から身辺警護を頼まれる。だが彼の横柄な態度に勝呂は申し出を拒絶した。 翌朝、関が原付近で、大雪のために列車は身動きが取れなくなっていた。その中で、藤堂が客室内で他殺体となって発見される。莫は、勝呂に協力を依頼。状況証拠から、犯人は寝台車の乗客の中にいると判断した勝呂は、線路が復旧するまでに事件を解決してみせると約束する。

勝呂は、犯人の動機は、5年前に起こった剛力家の悲劇に始まり、その「復讐」であると推理する。剛力大佐(石丸幹二)、その夫人・曽根子(吉瀬美智子)、メイドの小百合(黒木華)を襲った不幸。その敵討を仕掛けたのは誰なのか。 勝呂は、莫と医師の須田(笹野高史)を助手代わりにし、車掌の三木(西田敏行)を使って、寝台車の乗客12人を1人ずつ尋問していく。
その12人とは、身分も職業も全く違う人々。被害者・藤堂の秘書・幕内(二宮和也)、執事・益田(小林隆)、おしゃべりなマダム・羽鳥夫人(富司純子)、教会で働く呉田(八木亜希子)、轟侯爵夫人(草笛光子)、外交官の安藤伯爵(玉木宏)、安藤伯爵夫人(杏)、能登陸軍大佐(沢村一樹)、万年筆の販売員・羽佐間(池松壮亮)、博多の輸入自動車のセールスマン・保土田(藤本隆宏)、家庭教師の馬場(松嶋菜々子)、轟侯爵夫人のメイド・昼出川(青木さやか)。
この中に犯人は必ずいる。警察の助けは一切ない。科学捜査もなかった時代。
勝呂は、容疑者たちの証言だけを頼りに、次第に真相へと近づいて行く。

長い尋問が終わるころ、灰色の脳細胞を駆使し、名探偵・勝呂は、ある解答にたどり着く。それは、誰もが想像し得なかった驚くべき結論。
そして、第2夜は、三谷幸喜のオリジナル。犯人の視点で再び事件を振り返り、犯行に至るまでの経緯を丹念に描く。それは綿密な犯罪計画に裏打ちされた、驚愕の復讐の物語だった。
[HPより引用]


原作はコチラ

オリエント急行殺人事件 /アガサ・クリスティ

オリエント急行殺人事件 (1974年の映画)

イギリス映画です。


学生時代、クリスティにハマった私。
原作も読んだし、映画もビデオで観ました。

最近では「浅野光彦シリーズ」でも・・・・。
「オリエント急行殺人事件」の焼きなおしの出来損ない~金曜プレステージ『浅見光彦シリーズ50 貴賓室の怪人』 ネタバレ
これは本当に出来損ない・・・。


当然ながらこのドラマの結末も知っています。
あまりにも有名だから、結末を変えてしまっていたら、残念だけど・・・・。
しかし、好きな作品だからこそ、楽しみな反面「二夜連続」で放送時間も長い!!!

でも2010年に放送されたフジテレビ開局50周年ドラマ『わが家の歴史』もなんだかんだで面白かったしなぁ。



ポワロシリーズは夢中になって読んでたなぁ。
また読み返したいけど・・・最近疲れ目が酷い(苦笑)


さて、イングリッド・バーグマンの役を八木亜希子かぁ~。
全く映画とは違う印象の俳優を配役したのね。
イングリッド・バーグマンのあの役は本人の希望だったらしいけれど、重要ではない地味な役でしたから、八木亜希子でも良いんでしょうけど、あの端役でアカデミー賞を受賞するなんて、バーグマンがよほど良い演技をしたのか・・・ビデオを観ても私には選考基準がわからなかったので、アメリカのあの当時の人しかわからないのだろうな。

ポワロ役の野村萬斎。
「笑うセールスマン」みたいなしゃべり方だなぁ。
もしくは「ドクロベエ」様かしらw
とにかく滝口順平さんを思い出してしまう台詞回し。

気になる人もいるようだが、ワタシは特に嫌ではなかった。
それより、青木さやかの下手くそな演技にビックリです。
そして、八木亜希子アナウンサーの演技がうまくなっているのにビックリですw

えっと、犯人は車掌を含む13人。

探偵である野村萬斎、高橋克実、笹野高史以外の主要人物が犯人です。

5年前に起こった剛力家の悲劇の犯人は、佐藤浩市だった。
しかし、彼は裁判で無罪になった。
誰もが有罪であると確信していたのに、彼は無罪になった。

13人は全員「剛力家の関係者」だったのだ。

富司純子は、吉瀬美智子(剛力夫人)の母親(杏の母親でもある)
二宮和也は吉瀬美智子に可愛がられ、
草笛光子は吉瀬美智子の名付け親、
杏は吉瀬美智子の妹、
青木さやかは剛力家のお手伝い、
殺された娘の家庭教師だった松嶋菜々子、
沢村一樹は剛力家主人の同僚、
殺された娘の乳母の八木亜希子、
剛力家の運転手だった藤本隆宏、
西田敏行の娘は剛力家のお手伝いとして働いていたが誘拐事件のあらぬ疑いをかけられ留置所で自殺した。
その娘の恋人が池松壮亮。


あれ、全員網羅したかしら?
原作と混じっていたら、申し訳ない。
ほぼ、原作に忠実でした・・・。

13人の犯人・・・ただ刺し傷は12人。
一番疑われそうな杏ちゃんだけは直接手を下していないのだ。
その代わり、杏ちゃんの夫である玉木宏が手をくだした。
全ては富司純子が言い出したこと・・・しかし松嶋菜々子が計画を練ったと言う・・・・。

映画のアルバート・フィニー版のに忠実。
明日は、犯人サイドのドラマになるんで・・三谷幸喜はこの第二夜をやりたかったんだろうと思う。
だから、原作に忠実な第一夜を放送したんだと思う。

3時間使って明日の予告って感じですかね~(苦笑)

最初は3時間・・・長いと思っていたワタシですが・・・。
喪黒福造の野村萬斎も一周回ってなれてしまい、福造で良かった!って思えるようになった私です。
明日は楽しみ。

このドラマ、このまま舞台でできそう。

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杏ちゃんは、あの昭和初期のセレブリティな格好が本当によくお似合いだったんだけど・・・芝居が。
どんどんうまくなっているとは思うんだけど、時代物は中々難しいようで。
そして、ものすごく美人の若い妻って感じには・・・いや、似合うんだけどなぁ。
なんなんだろう。モデルさんだから、立ち姿は様にはなっているんだけど、もっと気品が欲しいところ。
でもこの役・・・誰が良いかと言われても、誰も思い浮かばないかなぁ。

杏ちゃんの名前が”良子”ではなく”浪子”だったと言うのはよく出来てた。
高田馬場にも・・・笑ったw


萬斎が喋ると頭皮が動くのは、ヅラなんだろうか?
あ、野村萬斎がヅラってわけではなく、ポワロがハゲなんで、どうなんだろう?
そうなると、犯人以外は全員ハゲ(高橋克実と笹野高史)だな(苦笑)

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ところで・・・トイレ話(苦笑)
その後、ショッピングセンターにてトイレに行ったら、今度は受験生という女子3人がメイク直しのコーナーでポーチを乗せるような台に座って、デカイ声でず~~~っと話していた。「ウチ~受験生って感覚ないね~ん」って言っていたから、中3か高3。
中3であって欲しい・・・。

トイレをでてちょっと歩けば自販機もある休憩コーナーもあり、きちんとした椅子もあるのに。
ちょっと身の危険を感じた(苦笑)
ガラの悪い地域のショッピングモールだったからか・・・。
今日は、トイレ運のない日だった・・・。

あ、明日は楽しみな「オリエント急行」ですが、次の日平日なのに3時間もやっちゃうのね。
頑張って観ますw

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キャスト
野村萬斎
松嶋菜々子
二宮和也

玉木 宏
沢村一樹

吉瀬美智子
石丸幹二
池松壮亮
黒木華
八木亜希子
青木さやか
藤本隆宏

富司純子
高橋克実
笹野高史
小林 隆
草笛光子
西田敏行

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