金曜プレミアム 『私という名の変奏曲』 ネタバレ 感想～映像化困難な作品は無理やり映像化しなくても良い。 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]
金曜プレミアム スペシャルドラマ『私という名の変奏曲』
映像化困難と言われた連城三紀彦原作の本格ミステリーを超豪華ゲストで映像化!“新入社員理想の女性上司"6年連続1位・天海祐希が初悪女&ファッションモデル役で主演!
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[あらすじ]
原作はコチラ
連城三紀彦/私という名の変奏曲
天海祐希、働くねぇ。
撮影時期はわからないけれど、もう体は大丈夫なんだろうか.
傲慢な天海祐希は、世界的トップモデル。
さすがヅカ出身、化粧映えするわ～～。
40歳の役だけど、それより若く見える役・・・・。
お、おう！多分・・・いや、絶対見えるよ、多分ww
天海祐希、身長は高いけれど、モデルっぽさは皆無なんだよなぁ。
写真で観るとモデルっぽく見えなくはないんだけど。
ちょっと生々しいんだよね。
早速殺される天海祐希。
発見者はお手伝いのキムラ緑子。
ビックリはするものの、すぐに笑い出す。
死んで同然
当初、警察に怪しまれるのは、段田安則。
段田安則は、天海祐希の家に押し入り、青酸カリで自殺しようとした。
「ワタシを殺したいと思っている人間が6人いる。」
天海祐希はその6人を恐喝していた。
そう聞いていた段田安則は、市川猿之助に一人一人電話をして
「天海祐希が殺された日、天海祐希宅から逃げるのを見た」
と電話をしてくれと頼む。
「6人いる」と言われていたが、連絡先がわかるのは5人。
段田安則、警察に逮捕される。
++++
1人目、遠藤憲一、自殺。
遠藤憲一はCM契約をたてに、天海祐希をレイプ。
しかし会社は傾いていて、粉飾決算をしている模様。
遺書には、自分が天海祐希を殺したと書かれていた。
青酸カリ入りの酒を飲ませたのだという。
それでも段田安則を疑っていた警察だが、現場からエンケンのDNAが出たため、誤認逮捕を認め、エンケンを被疑者死亡で起訴・・・。
しかしスッキリしない人間がいた。
マッサン
じゃなくて、刑事・玉山鉄二。
あと4人も気になる・・・。
+++++
2人目、カメラマンの生瀬勝久。
天海祐希をモデルとしてスカウトした生瀬勝久。
同性愛者と知っていて、夏木マリに売った。
生瀬勝久は、ボートを運転中、人身事故を起こしていた。
被害者の最後の様子がたまたま写真に撮られていたのだ。
それをネタに恐喝。
それから毎日毎日、被害者と同じ表情をしろと言われ、写真を撮られた。←結構、マヌケ
生瀬勝久、自白。
殺害の様子は、エンケンとほぼ一緒であり、犯人にしか知りえない事実も含まれていた。
しかも死に顔を写真に撮っていた。
++++
3人目、デザイナーの夏木マリ。
彼女は、同性愛者だった。
天海祐希の写真を見た夏木マリは、500万円で天海祐希を買う。
肉体関係を迫り、拒めば業界から排除しようと圧力をかけた。
夏木マリ恐喝のネタは、盗作。
落ち目だった夏木マリは、亡くなったデザイナーの作品を盗用し、復活したのだ。
師匠のデザイン盗むって斬新だなぁ。
普通は若いデザイナーの作品んを盗用するパターンなのにね。
++++
4人目、モデルの緒川たまき
著名な外国人デザイナー・マルタンのショーモデルに選ばれた天海祐希。
嫉妬した緒川たまきは、外国人デザイナーマルタンの来日の日を天海祐希に教えず、天海祐希がドタキャンしたように見せかけ、週刊誌にもリークした。
緒川たまきの父親は放火犯だった。
これを週刊誌に売ると言われた。
嫌なら、外国人デザイナーマルタンのショーを辞退するように言う。
これからは、天海祐希が緒川たまきの仕事を決める。
来月からはスーパーのチラシのモデルな！！
緒川たまきも自白。
天海祐希の家には、医者が残した青酸カリがあり、これを使えば簡単にワタシを殺せるのよと挑発してきた。
そして殺した・・・。
緒川たまき自殺未遂
++++
5人目、音楽プロデューサーの若村麻由美
天海祐希を騙して、CDを録音し、発売した。
天海祐希は歌手デビューしたくなかったのだ。
しかしデビューさせられてしまい結果大ヒットしたが、天海祐希、激おこ！！
天海祐希は探偵を雇い、若村麻由美の周辺を調べた。
ライバル会社の社員と関係があり、社内の秘密事項を漏らしていたのだ。
最初は否定する若村麻由美だが、相手の男は、
「若村麻由美がつきまとって、勝手に情報をくれただけだ。」
と言っていると玉鉄に言われ、ペラペラを犯行動機をしゃべる若村麻由美。
情報漏えいをネタに恐喝する天海祐希。
若村麻由美がプロデュースした歌手のスキャンダルを売れと言う。
若村麻由美、自白。
+++++
モデルになる前の天海祐希は地味な工員だった。
同僚と写っている写真をみて愕然とする玉鉄。
全然、顔が違う。
天海祐希は、整形していた。
ブスだった天海祐希（写真は別の役者）は、一緒に働いていた美しい天海祐希の顔に整形。
いんや、それよりもっと美しい顔に整形！
身寄りのない地味な天海祐希がどうやって？？
地味な天海祐希は、交通事故にあい、顔が潰れた。
犯人は市川猿之助。
市川猿之助は整形外科医。
コネクションを使い、アメリカ人の医師に頼み、”復顔”手術をしてもらう。
費用は5000万円！！
ブスの天海祐希が美人の天海祐希に変身
そして”レイコ”が殺される前、ブスの天海祐希と一緒に働いていた天海祐希が同じアメリカ人医師に、整形をしてもらっていたらしい。
市川猿之助、自殺。
追い詰められて自殺ってなんで？？？
いつの間に気づいたんやろ？？
ま、いいや。
市川猿之助も交通事故のけんで、脅されていた。
+++++
さて、ややこしいので、整理。
二人のレイコが存在している。
ブスの天海祐希 ”キヨコ”→トップモデルレイコ。
やや天海祐希に似ていたブスの天海祐希の同僚”ヨシコ”→トップモデルレイコ。
（1）段田安則、自殺しようと青酸カリを持ち込む。
（2）6人を挑発
熱帯魚が一匹だけ泳ぐ水槽に青酸カリを入れ、熱帯魚が死ぬのを見せ、
「今ワタシが死んだら間違いなく段田安則が犯人だと疑われる」
と挑発。
（3）酒に青酸カリを入れ、グラスを入れ替えるスキを与える。
（4）もう帰ってと言い青酸カリ入りの酒を飲むフリをした。
そして苦しむ演技をしながら寝室に入り、クローゼットに隠れる。
そこにはすでに青酸カリ入りの死体があったのだ。
その死体は、やや天海祐希に似ていたブスの天海祐希の同僚。
6人は全て自分が殺したと思う。
共犯は段田安則
天海祐希の復讐は、全員を自分が犯人だと思わせ、怯えさせること。
一度は段田安則が逮捕され、ホッとした6人だったが、釈放され自分に捜査の手が伸びると絶望した。
段田安則は確かに共犯者だったが、
「玉鉄も共犯だ」
と言い出す。
エンケンの自殺は予想外のことだった。
エンケンの自殺で捜査が終わってしまえばほかの5人はのうのうと生きていくことになる。
事件に疑問を持つ玉鉄がいなかったら、天海祐希の復讐は完成しなかった。
あなたこそが共犯者だと・・・。
++++
天海祐希はガンだった。
余命半年
余命宣告をしたのは段田安則。
中学の時に家族を亡くした。
事故に遭い、はからずも綺麗になり、美織レイコになったこと。
復讐計画まで話していた。
本気で天海祐希に惹かれる段田安則。
天海祐希に共犯者になって欲しいと頼まれ引き受ける段田安則。
市川猿之助を殺したのは段田安則。
自殺じゃなかったのか！！
天海祐希は6人を殺すつもりはなかった。
しかし、”レイコ”を生み出した市川猿之助は許せなかった。
すべての復讐が終わった時、”レイコ”は自殺したらしい。
（遺体を見つけるまでの描写は無し）
++++
あなたがワタシを殺したんじゃない。
ワタシがあなたを殺させた。
あなたは殺人者として生きていく。
一生かけて破滅させてあげる。
昔、原作を読んだことを思い出したんだけど、ストーリーは全く覚えていなくて（苦笑）
原作のレイ子は２０代の小娘だったので、思い出すのに時間がかかった。
やや天海祐希に似ていたブスの天海祐希の同僚”ヨシコ”、なぜ殺されたんだ！！
復讐はいいけれど、憧れの同僚を復讐の道具に殺すってひどくね？？
本人は末期ガンで余命いくばくもないので、エエけど、ブスに憧れられただけで殺されるなんて！
ブスからお金を貰っていたっぽいけど、それは著作権料ってことでええやろ。
殺されるほどヒドイことはしていないと思うわ・・・。
誰視点で見れば良かったんだ？
誰にも感情移入できなかったよ。
とにかく、芸能界はドロドロで枕営業が横行していて、汚い世界だと言うことはわかったよ！！
フィクションだとしても許されない”レベル”の展開とオチでしたな。
時間を返せ！！
天海祐希に2時間を潰されるという復讐を受けたよ！！
ワタシ、なんにも悪いことしていないのにwww
原作を読んだとき、「時間返せ！」なんて思わなかった。
連城三紀彦の文章は面白いからね。
のわりに、内容はあんまり覚えていなかったけど、確か寝室で死んでいたのは本物のブスのレイコで、ブスが憧れていた同僚は、段田安則が殺したんだという記憶があるのよ。
脚本が一番重要なんだね。
これは、役者さんたちにも同情するレベルだな。
緒川たまきあたりから、面倒臭くて適当に自白していた感じやったしね（苦笑）
熱帯魚を青酸カリで殺してってのを繰り返した。
6人もそうしたわけで・・・。
レイコは2人いたけど、熱帯魚は6匹。
水槽も6個あったのかなぁ。
1人呼ぶ度に水槽の水を入れ替えるなんて、大変だもんねぇ。
誰か一人でも遅れたり、早く来たら成立しない犯罪。
そして6人共通報もしないって、やっぱりこいつ等6人、クズだったのね。
時間厳守のクズ！
主人公はいつ死んだのかしらね？
きちんと復讐できたかどうか、確認できずに死ぬなんて、本末転倒のような気もする。
ただただ玉山鉄二がカッコよかったね！！
でも玉鉄が捜査に疑問を持っていなかったら、復讐できないって、やっぱり変だわ。
『ブス』と書きましたが、区別のためであり、役者さんをディスするつもりではございません。
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■出演
美織レイ子（世界のトップモデル） … 天海祐希
笹原信雄（大病院内科部長） … 段田安則
沢森英二郎（アパレルメーカー社長） … 遠藤憲一
間垣貴美子（デザイナー） … 夏木マリ
浜野康彦（内科医・笹原の部下） … 市川猿之助
北川淳（カメラマン） … 生瀬勝久
池島理沙（モデル） … 緒川たまき
高木史子（音楽プロデューサー） … 若村麻由美
太田道子（家政婦） … キムラ緑子
岡部計三（警視庁捜査一課警部補） … 玉山鉄二 ほか
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[あらすじ]
美織レイ子（天海祐希）は、東洋の小さな真珠とたたえられた美貌で世界を魅了するトップモデルだった。しかし同時にそのエキセントリックな言動と奔放な恋愛遍歴で、常にスキャンダルでマスコミの注目を浴びる文字通りのスターでもあった。[HPから引用]
そんな彼女がある日、自室で死体で発見される。第1発見者は家政婦の太田道子（キムラ緑子）。レイ子の体内からは青酸カリが検出され、警察は捜査を始める。
笹原信雄（段田安則）という大病院の内科部長が容疑者として浮上。笹原はレイ子に出会ってその美貌に魅せられ妻子、そして社会的地位も捨てて婚約したが、わずか3カ月で婚約を解消されたのだった。マスコミはレイ子に振り回された愚かな中年男の末路を大々的に書き立てた。笹原は婚約解消後も度々レイ子の部屋を訪れるが相手にされず「殺してやる」と叫んでいるところを道子に目撃されていた。レイ子の死体が発見された寝室に落ちていたクラスからは笹原の指紋が検出、灰皿に残っていた吸い殻も笹原のものとの鑑定結果が出る。さらに、笹原が勤務先から青酸カリを持ち出したことも判明。動機、物的証拠、証言が揃い、警察は笹原を殺人の容疑者として逮捕。これで、本人の自白があれば事件は解決、と思われたが、笹原は容疑を頑に否認した。
そんな中、レイ子を自社のイメージキャラクターとして起用して大成功を収めたアパレル企業・ネイチャー繊維の社長、沢森英二郎（遠藤憲一）が自殺したという衝撃的な情報が飛び込んでくる。そして残された遺書には「私はレイ子に脅迫されていた。レイ子を殺したのは私だ」とあった。警察が捜査を進めると、確かに事件当夜、沢森はレイ子の部屋を訪れていたという目撃証言が出てきた。
そんなさなか、警察に匿名の手紙が届き、レイ子が脅迫していた人間は笹原を含め複数いて、彼ら全員がレイ子を殺す動機を持っている、と書かれていた…。
いったい誰がレイ子を殺したのか！？華麗なファッション業界を舞台に、世界を魅了した一人の美しい女をめぐる複雑な人間関係と衝撃の結末が待ち受ける…。
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連城三紀彦/私という名の変奏曲
天海祐希、働くねぇ。
撮影時期はわからないけれど、もう体は大丈夫なんだろうか.
傲慢な天海祐希は、世界的トップモデル。
さすがヅカ出身、化粧映えするわ～～。
40歳の役だけど、それより若く見える役・・・・。
お、おう！多分・・・いや、絶対見えるよ、多分ww
天海祐希、身長は高いけれど、モデルっぽさは皆無なんだよなぁ。
写真で観るとモデルっぽく見えなくはないんだけど。
ちょっと生々しいんだよね。
早速殺される天海祐希。
発見者はお手伝いのキムラ緑子。
ビックリはするものの、すぐに笑い出す。
死んで同然
当初、警察に怪しまれるのは、段田安則。
段田安則は、天海祐希の家に押し入り、青酸カリで自殺しようとした。
「ワタシを殺したいと思っている人間が6人いる。」
天海祐希はその6人を恐喝していた。
そう聞いていた段田安則は、市川猿之助に一人一人電話をして
「天海祐希が殺された日、天海祐希宅から逃げるのを見た」
と電話をしてくれと頼む。
「6人いる」と言われていたが、連絡先がわかるのは5人。
段田安則、警察に逮捕される。
++++
1人目、遠藤憲一、自殺。
遠藤憲一はCM契約をたてに、天海祐希をレイプ。
しかし会社は傾いていて、粉飾決算をしている模様。
遺書には、自分が天海祐希を殺したと書かれていた。
青酸カリ入りの酒を飲ませたのだという。
それでも段田安則を疑っていた警察だが、現場からエンケンのDNAが出たため、誤認逮捕を認め、エンケンを被疑者死亡で起訴・・・。
しかしスッキリしない人間がいた。
マッサン
じゃなくて、刑事・玉山鉄二。
あと4人も気になる・・・。
+++++
2人目、カメラマンの生瀬勝久。
天海祐希をモデルとしてスカウトした生瀬勝久。
同性愛者と知っていて、夏木マリに売った。
生瀬勝久は、ボートを運転中、人身事故を起こしていた。
被害者の最後の様子がたまたま写真に撮られていたのだ。
それをネタに恐喝。
それから毎日毎日、被害者と同じ表情をしろと言われ、写真を撮られた。←結構、マヌケ
生瀬勝久、自白。
殺害の様子は、エンケンとほぼ一緒であり、犯人にしか知りえない事実も含まれていた。
しかも死に顔を写真に撮っていた。
++++
3人目、デザイナーの夏木マリ。
彼女は、同性愛者だった。
天海祐希の写真を見た夏木マリは、500万円で天海祐希を買う。
肉体関係を迫り、拒めば業界から排除しようと圧力をかけた。
夏木マリ恐喝のネタは、盗作。
落ち目だった夏木マリは、亡くなったデザイナーの作品を盗用し、復活したのだ。
師匠のデザイン盗むって斬新だなぁ。
普通は若いデザイナーの作品んを盗用するパターンなのにね。
++++
4人目、モデルの緒川たまき
著名な外国人デザイナー・マルタンのショーモデルに選ばれた天海祐希。
嫉妬した緒川たまきは、外国人デザイナーマルタンの来日の日を天海祐希に教えず、天海祐希がドタキャンしたように見せかけ、週刊誌にもリークした。
緒川たまきの父親は放火犯だった。
これを週刊誌に売ると言われた。
嫌なら、外国人デザイナーマルタンのショーを辞退するように言う。
これからは、天海祐希が緒川たまきの仕事を決める。
来月からはスーパーのチラシのモデルな！！
緒川たまきも自白。
天海祐希の家には、医者が残した青酸カリがあり、これを使えば簡単にワタシを殺せるのよと挑発してきた。
そして殺した・・・。
緒川たまき自殺未遂
++++
5人目、音楽プロデューサーの若村麻由美
天海祐希を騙して、CDを録音し、発売した。
天海祐希は歌手デビューしたくなかったのだ。
しかしデビューさせられてしまい結果大ヒットしたが、天海祐希、激おこ！！
天海祐希は探偵を雇い、若村麻由美の周辺を調べた。
ライバル会社の社員と関係があり、社内の秘密事項を漏らしていたのだ。
最初は否定する若村麻由美だが、相手の男は、
「若村麻由美がつきまとって、勝手に情報をくれただけだ。」
と言っていると玉鉄に言われ、ペラペラを犯行動機をしゃべる若村麻由美。
情報漏えいをネタに恐喝する天海祐希。
若村麻由美がプロデュースした歌手のスキャンダルを売れと言う。
若村麻由美、自白。
+++++
モデルになる前の天海祐希は地味な工員だった。
同僚と写っている写真をみて愕然とする玉鉄。
全然、顔が違う。
天海祐希は、整形していた。
ブスだった天海祐希（写真は別の役者）は、一緒に働いていた美しい天海祐希の顔に整形。
いんや、それよりもっと美しい顔に整形！
身寄りのない地味な天海祐希がどうやって？？
地味な天海祐希は、交通事故にあい、顔が潰れた。
犯人は市川猿之助。
市川猿之助は整形外科医。
コネクションを使い、アメリカ人の医師に頼み、”復顔”手術をしてもらう。
費用は5000万円！！
ブスの天海祐希が美人の天海祐希に変身
そして”レイコ”が殺される前、ブスの天海祐希と一緒に働いていた天海祐希が同じアメリカ人医師に、整形をしてもらっていたらしい。
市川猿之助、自殺。
追い詰められて自殺ってなんで？？？
いつの間に気づいたんやろ？？
ま、いいや。
市川猿之助も交通事故のけんで、脅されていた。
+++++
さて、ややこしいので、整理。
二人のレイコが存在している。
ブスの天海祐希 ”キヨコ”→トップモデルレイコ。
やや天海祐希に似ていたブスの天海祐希の同僚”ヨシコ”→トップモデルレイコ。
（1）段田安則、自殺しようと青酸カリを持ち込む。
（2）6人を挑発
熱帯魚が一匹だけ泳ぐ水槽に青酸カリを入れ、熱帯魚が死ぬのを見せ、
「今ワタシが死んだら間違いなく段田安則が犯人だと疑われる」
と挑発。
（3）酒に青酸カリを入れ、グラスを入れ替えるスキを与える。
（4）もう帰ってと言い青酸カリ入りの酒を飲むフリをした。
そして苦しむ演技をしながら寝室に入り、クローゼットに隠れる。
そこにはすでに青酸カリ入りの死体があったのだ。
その死体は、やや天海祐希に似ていたブスの天海祐希の同僚。
6人は全て自分が殺したと思う。
共犯は段田安則
天海祐希の復讐は、全員を自分が犯人だと思わせ、怯えさせること。
一度は段田安則が逮捕され、ホッとした6人だったが、釈放され自分に捜査の手が伸びると絶望した。
段田安則は確かに共犯者だったが、
「玉鉄も共犯だ」
と言い出す。
エンケンの自殺は予想外のことだった。
エンケンの自殺で捜査が終わってしまえばほかの5人はのうのうと生きていくことになる。
事件に疑問を持つ玉鉄がいなかったら、天海祐希の復讐は完成しなかった。
あなたこそが共犯者だと・・・。
++++
天海祐希はガンだった。
余命半年
余命宣告をしたのは段田安則。
中学の時に家族を亡くした。
事故に遭い、はからずも綺麗になり、美織レイコになったこと。
復讐計画まで話していた。
本気で天海祐希に惹かれる段田安則。
天海祐希に共犯者になって欲しいと頼まれ引き受ける段田安則。
市川猿之助を殺したのは段田安則。
自殺じゃなかったのか！！
天海祐希は6人を殺すつもりはなかった。
しかし、”レイコ”を生み出した市川猿之助は許せなかった。
すべての復讐が終わった時、”レイコ”は自殺したらしい。
（遺体を見つけるまでの描写は無し）
++++
あなたがワタシを殺したんじゃない。
ワタシがあなたを殺させた。
あなたは殺人者として生きていく。
一生かけて破滅させてあげる。
昔、原作を読んだことを思い出したんだけど、ストーリーは全く覚えていなくて（苦笑）
原作のレイ子は２０代の小娘だったので、思い出すのに時間がかかった。
やや天海祐希に似ていたブスの天海祐希の同僚”ヨシコ”、なぜ殺されたんだ！！
復讐はいいけれど、憧れの同僚を復讐の道具に殺すってひどくね？？
本人は末期ガンで余命いくばくもないので、エエけど、ブスに憧れられただけで殺されるなんて！
ブスからお金を貰っていたっぽいけど、それは著作権料ってことでええやろ。
殺されるほどヒドイことはしていないと思うわ・・・。
誰視点で見れば良かったんだ？
誰にも感情移入できなかったよ。
とにかく、芸能界はドロドロで枕営業が横行していて、汚い世界だと言うことはわかったよ！！
フィクションだとしても許されない”レベル”の展開とオチでしたな。
時間を返せ！！
天海祐希に2時間を潰されるという復讐を受けたよ！！
ワタシ、なんにも悪いことしていないのにwww
原作を読んだとき、「時間返せ！」なんて思わなかった。
連城三紀彦の文章は面白いからね。
のわりに、内容はあんまり覚えていなかったけど、確か寝室で死んでいたのは本物のブスのレイコで、ブスが憧れていた同僚は、段田安則が殺したんだという記憶があるのよ。
脚本が一番重要なんだね。
これは、役者さんたちにも同情するレベルだな。
緒川たまきあたりから、面倒臭くて適当に自白していた感じやったしね（苦笑）
熱帯魚を青酸カリで殺してってのを繰り返した。
6人もそうしたわけで・・・。
レイコは2人いたけど、熱帯魚は6匹。
水槽も6個あったのかなぁ。
1人呼ぶ度に水槽の水を入れ替えるなんて、大変だもんねぇ。
誰か一人でも遅れたり、早く来たら成立しない犯罪。
そして6人共通報もしないって、やっぱりこいつ等6人、クズだったのね。
時間厳守のクズ！
主人公はいつ死んだのかしらね？
きちんと復讐できたかどうか、確認できずに死ぬなんて、本末転倒のような気もする。
ただただ玉山鉄二がカッコよかったね！！
でも玉鉄が捜査に疑問を持っていなかったら、復讐できないって、やっぱり変だわ。
『ブス』と書きましたが、区別のためであり、役者さんをディスするつもりではございません。
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美織レイ子（世界のトップモデル） … 天海祐希
笹原信雄（大病院内科部長） … 段田安則
沢森英二郎（アパレルメーカー社長） … 遠藤憲一
間垣貴美子（デザイナー） … 夏木マリ
浜野康彦（内科医・笹原の部下） … 市川猿之助
北川淳（カメラマン） … 生瀬勝久
池島理沙（モデル） … 緒川たまき
高木史子（音楽プロデューサー） … 若村麻由美
太田道子（家政婦） … キムラ緑子
岡部計三（警視庁捜査一課警部補） … 玉山鉄二 ほか
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2015-10-02 23:42
コメント(2)
トラックバック(1)
tarotaroさん、こんばんは。
次々と自供者が出てきて、途中までは意味不明でした。天海祐希の出生が明らかになった時点でトリックがわかりました。
しかし復讐のためとはいえ、元同僚の女性を犠牲にするのはヒドイですよね。
水槽の水の交換（浄化）もどうやったのか？
あの水槽だと20kgはありそうですが。
復讐でも感情移入しにくい気がしましたね。
by ヒロくん (2015-10-03 00:09)
ヒロくんさん、書き込みありがとうございます。
前半の勢いが後半に続かなかったですねぇ。
不幸な出来事があったかもしれないですが、脅されたからと言って、同僚の女性を殺すっていうのは、6人の容疑者たちよりヒドイことしてるんじゃないかと思ってしまいました。
水槽。。ねぇ。
それに、みんな死ぬところを見ないってのも都合良すぎですよねぇ。
死んでいく様を観るのは怖いって予見していたんでしょうか。
天海祐希は綺麗でスタイルが良いことが分かりました・・・てか、前からわかっていたことですけどね（苦笑）
by tarotaro (2015-10-03 21:56)