「重版出来！」第8話ネタバレ感想～共感力はどれくらい必要なのか？：tarotaro(たろたろ)の気になること：So-netブログ

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「重版出来！」第8話ネタバレ感想～共感力はどれくらい必要なのか？　[気になるドラマ-2016春] [編集]

火曜ドラマ「重版出来！」第8話「鬼編集長男泣き！１４歳の笑顔を取り戻せ!」
漫画により引き裂かれた父娘の関係…編集長・和田（松重豊）はかつての天才漫画家を過去の栄光から救うことができるのか！？

[あらすじ]

“打倒エンペラー”のモットーを掲げるも、売り上げ１位の「エンペラー」に追いつけず苦戦中の「バイブス」。編集部内にはいつもに増して吠える編集長・和田（松重豊）の声が響く。何もしなくとも雑誌が売れていた時代とは違い、役員たちは会議で利益のことばかり突っ込んでくる。厳しい現実の中、決断をし部下を引っ張っていく編集長として和田は数字に追われる日々が続く。
機嫌の悪い和田に、中田伯（永山絢斗）のネームは「魅力に欠ける」といわれ落ち込む心（黒木華）だが、追い討ちをかけるように、あれだけ止まることのなかった中田のネームが突然止まってしまう。さらに、連載を抱えている大塚（中川大志）も五百旗頭（オダギリジョー）に止められていたエゴサーチをしてしまったせいでネームが描けなくなってしまった。大塚の弱点を冷静に見抜き的確にアドバイスをする五百旗頭に対し、心は、原因不明の中田のスランプに戸惑いどうすることもできない。五百旗頭は、中田の弱点は「他人を理解しない所」だと心に言うが…。

一方、『タイムマシンにお願い』の電子書籍化の許諾交渉をするため、引き続き伝説の漫画家・牛露田獏（康すおん）の家に通う和田。かつて天才と呼ばれていたが、酒におぼれ廃人のようになってしまった牛露田は、漫画どころか線も引けない状態で生活保護を受けており、和田の言葉がけもむなしく、耳を傾けようともしない。そんな牛露田と共に暮らす中学生の娘・アユ（蒔田彩珠）は、「あんなのが父で恥ずかしい」と父の存在を恥じ、孤独で荒んだ日々を送っていた。唯一のアユの心のよりどころは、亡き母・祥子との思い出だけだ。生活環境により学校でいじめを受けているアユに、漫画を好きになってもらおうと接触する心は、尊敬する書店員・河（濱田マリ）の人生を変えた、ある一冊の漫画を渡す…。

HPから引用

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原作はコチラ

重版出来！[ 松田奈緒子 ]

牛露田先生と娘・アユちゃん。
アユちゃんはママが不幸だと思っていたけれど、ママは不幸ではなかった。
それを編集長が泣きながら訴える。
松重さんは本当に泣いていたよなぁ。
ガッツリ気持ちを掴まれたよ。

アユちゃんが初めてパパの作品を読む。

「お父さんの漫画、面白かった」

先週、神回だと思っていたので、今週はハードルを上げずに見なければ！と思っていたんだけど。
ベタだけど、このシーンはよかったなぁ。

特にこの娘役の女の子は上手だったねぇ。
ずっと淡々としていたのに、最後の
「お父さんの漫画、面白かった」
ニコッ！て表情にやられましたw
お父さんもアル中？で震えながらサインをして、娘に報告したシーンもよかったッス。

「タイムマシーンにお願い」
私も読んでみたいなぁ。

そしてサディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシーンにおねがい」がずっと頭の中を流れていますよ。エンドレスだ（苦笑）

+++++

「沼田さんのネームは面白かった。
　どうして沼田さんは僕になんかなりたくて、どうして沼田さんは漫画家になれなかったんですか？」

中田（永山絢斗）がネームを書けなくなったのは、自分の殻を割っていないからと、小日向先生は考える。
殻を割れたら、自由になれる
小日向先生は、スゴイな。
中田くんを理解している。

黒木華ちゃんの成長物語だと思っていたけれど、永山絢斗の成長物語でもあるのね。
初登場は、絵は上手いけどネームがダメな東江絹と、絵は下手だけどネームが抜群に良い永山絢斗の対比
先週はアシスタントのまま漫画家あきらめたムロツヨシ。
そして今週は、「共感力の高い好青年のシュート」。

永山絢斗は他人に共感できない。
それは自分でも理解していて、シュートの共感力の高さに自分との違い。
ショートの作者本人も苦労知らずのお坊ちゃんだと思っているのかも？

シュートの作者は明るく好青年。
登場人物が善人ばかり。
そういう人が苦手で、そういう人を理解することもできなくて、そう言う人が怖いのかな。

「シュートは他人への共感力が強すぎる」
って言うオダギリジョーのセリフからの想像ですけどw

正反対の感性を持っているシュートの作者を見て、永山絢斗の殻が割る時がくる！と思いたい。

今週は、「ブラック企業まっしぐらー!」とかw
濱田マリが憧れの漫画家先生に会えたりとか。
赤江珠緒の演技がそこそこナチュラルだったりとか。
地方の小さな書店が経営難だったりとか・・・・

ちょっと詰め込みすぎていて、話が散らばっていた感は否めないんですけど、ラストは今までにない来週への引きがありましたな！！

エンペラーが滝藤賢一を引き抜き！！！！

エンペラーの営業は姑息な手を使いそうなんで、要注意ですな。

いくえみ稜先生の絵が美しかったなぁ～。←急になに（爆）

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主題歌はコチラ