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ドラマスペシャル 「狙撃」 ネタバレ 感想~佐藤浩市の指切りからのオノマチが死神。 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

ドラマスペシャル 「狙撃」
尾野真千子が、命知らずな女刑事を熱演!!対するは、佐藤浩市ら、豪華俳優陣が演じる10人の刑事たち!!テレビドラマの枠を超え、警察権力の闇に挑む本格サスペンスが誕生!!

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[あらすじ]
 西小金井署の刑事・上月涼子(尾野真千子)は、捨て身の囮捜査で強姦犯(南圭介)の逮捕をやってのける。手柄はたちまち署内で話題になるが、不倫が原因で左遷させられてきた元警視庁捜査一課の涼子に近づく者は一人もいない。
 数日後、涼子は本庁の城田警務部長(でんでん)から呼び出しを受ける。囮捜査の際、強姦犯に振るった暴力のお咎めを受けるのだと腹をくくる涼子。だが、城田から告げられたのは、所轄に籍を置いたまま本庁勤務という異例の配置転換だった。行き先は、警視庁警務部特務監察室。涼子は、城田いわく「関わると不幸になる」という室長の鎮目竜二警視正(佐藤浩市)の下で、警察官を内偵する任務に就くことになる。
 雑居ビルの一室に本拠を置く特務監察室のメンバーは、事務の花村加代(鈴木麻衣花)と警部補の成瀬勝巳(北村有起哉)。壁に古い血の痕が染みついた取調室に連れてこられた涼子は、鎮目からいきなり服を脱ぐよう命じられる。「役に立つな。俺の思い通りに動け」という鎮目は、その理由を説明などしない。涼子はそんな鎮目にイラ立ちながらも、ボタンを勢いよく外していく…。
 涼子の最初の任務は、警察官の覚せい剤関与疑惑。内偵対象の刑事、斉木優也(眞島秀和)は、涼子のかつての不倫相手だった! 「自分の目で見た者しか信じない」という涼子は、鎮目に黙って斉木と連絡を取るのだが…。
 翌日、鎮目は斉木の身柄を拘束。しかし、警視庁公安部理事官の左遷と引き換えに、犯罪を隠ぺいする。楯突く涼子に鎮目は、「俺たちの仕事は組織を守ること。異物の排除に世の善悪は関係ない」と言うと、次の日まですべてに目を通すか、辞職かの道を選べと、『次期首相候補狙撃事件』に関する大量の資料を渡す。
 15年前の6月30日、次期首相と目されていた現役閣僚の宮田達之(柄本明)が何者かに狙撃された。同じ日、涼子は強盗犯に母を殺されるという人生最悪の日を迎えていた…。
[HPから引用]


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原作はコチラ

永瀬隼介『狙撃 地下捜査官』

狙撃.jpg
狙撃事件は目撃証言もなく、監視カメラは何者かに盗まれれた。

テロ集団「黒い羊」の犯行かと思われた。
小市慢太郎は、この事件の犯人は「清田洋一」ではないかと言う。

狙撃犯人は20mの距離から3発も命中させている。
狙撃事件があったから、「黒い羊」を一生検挙できた。
「黒い羊」を逮捕するために、清田洋一は狙撃事件を起こした。
↑小市慢太郎の言い分。

++++++

「オカルトファイル」の存在。

このファイルに関わるとみんな死ぬらしいw
ファイルを破棄したり、削除すると一気にシステムがダウンするように仕組まれている。
狙撃事件が起こった頃、公安が処分するファイルだったが、鈴木杏がそのファイルをUSBに落とした。
鈴木杏は自殺と処理されて死んだ。
今では、USBキーは鈴木杏の恋人だった阿部サダヲが持っている。

阿部サダヲはずっと公安にみはられていた。
その阿部サダヲを連れ去るオノマチ。

公安・松重豊に追われながらもなんとかオノマチの家に逃げこむオノマチと阿部サダヲ。

自殺として処理された鈴木杏は「オカルトファイル」の中を見てしまった。
その映像は公開した方がいいと考えた、映像にプログラムキーをかけた。

鈴木杏の13回忌で親族からUSBを渡された阿部サダヲ。
阿部サダヲは、殺される前にUSBを隠した。
そこから公安に監視されている。

USBを手にしたとき、いつか白日に晒して欲しいという鈴木杏の意思を感じた。

「オノマチのような強い人に会えることを願っていた。
 あなたに「USB」を託します。」

USBは車の中にトランクにあると言った阿部サダヲ。
現場につくと、松重豊がやってきて、拉致られるオノマチ。
そこには以前の不倫相手・眞島秀和がいて、殴る蹴るの暴行。

「阿部サダヲに教えられたことを言え。」

と言う松重豊。

眞島秀和にナイフを渡し、「殺したらダメですよ。」と言って、また暴行。


そこに乗り込む佐藤浩市とでんでん。


「部下がお世話になりました。」

とオノマチを引き取る。


+++++


阿部サダヲはオノマチを利用していた。
逃げ込むためにオノマチの部屋を選んだのは、松重豊公安に会話を聞かせるためだった。

「車のトランクにUSBがある。」

と言う言葉を聞かせたかったのか?

土地勘のある場所で逃げるため、オノマチを囮にして逃げた阿部サダヲ。
車の中にあったUSBは偽物だった。

ほどなく阿部サダヲの遺体が東京湾から上がった。
自殺だと言う。


しかし実際はUSBは北村有起哉に渡したと言うと、阿部サダヲは公安に殺された。
そしてあっさり北村有起哉も殺された模様。

北村有起哉はコソっと殺されすぎて驚く。


++++++

阿部サダヲからオノマチに米が届いた。

手紙の中にはUSBがあった。

阿部サダヲはいつでもどこにいても公安に追われていることを知っていた。
オノマチの部屋にいるときも、公安に見張られていることを知っていた。

命をかけてUSBをつないでくれた。

北村有起哉とともに阿部サダヲを公安から逃がし、オノマチの部屋へ連れ出したとき

「守ってください。」

と北村有起哉が言ったのはオノマチにではなく、阿部サダヲに言ったのだった。

++++++

狙撃犯は小市慢太郎。

派閥を失くすと公約していた柄本明議員を狙撃。
鈴木杏も殺害。

清田は架空の容疑者だった。
清田には決定的な証拠がない。
15年は監視下に置かれるが、15年たてば、大金が入ってくる。
時効まで泳がして迷宮入りさせるつもりだった。

小市慢太郎は危険な思想の持ち主だった。
確保されてもなお、公安警察の重要性を主張し、ジャーナリストになっても公安が第一だと思っていた。


長谷川初範も黒幕?

人一倍プライドの強い小市慢太郎が狙撃を計画していることを知っていた。
当時の柄本明議員の警備を手薄にした。
そして小市慢太郎を事件に誘導して引き起こした。
手を汚すことなく。
そして事件を迷宮入りさせた。

しかし証拠は何もない。
必ず罰を受けてもらう。

と啖呵を切る佐藤浩市。


+++++

事件の報告を柄本明へ。

「自供自体はまだだが、物証だけでも起訴できる。」

と言う佐藤浩市。

さらに、警察組織の改革。
公安部の縮小。
国際テロ集団に対応できるようにする。
権力闘争しかしていない警察を改革する。
改革のチャンスだ。
警察の根本を覆す。
真実が明るみに出る今ならできる。


夢のような改革を語る佐藤浩市

すごく嫌な予感・・・。


小市慢太郎に会いたいという柄本明の要望に応え、後日二人を会わせる。

二人きりで対面させる。
部屋から先に柄本明が出ていた。
そしてそこに松重豊が現れた。
佐藤浩市が松重豊に気を取られているうちに、小市慢太郎に撃たれた佐藤浩市。
さらにオノマチも狙う小市慢太郎。
かばう佐藤浩市は絶命。
松重豊は小市慢太郎を射殺し、その場を去る。


小市慢太郎に銃を渡したのは柄本明


事件を隠蔽しようとしていたのは柄本明だった。


柄本明、自殺。

警察組織の改革をしようとしていた佐藤浩市を危険だと思い、自分の命を守ってくれた佐藤浩市をも殺して自分の命も消した柄本明。
柄本明は警察の改革をしようとしていたのではなく、このままの警察でよかったのだ。


狙撃事件は時効として処理された。

佐藤浩市がいなくなった特務室は解散。

また交通課に戻ったオノマチ。

なんかしらんけど妊娠している事情通の花村加代。

「あなたが預かっているもの、私に託してくれませんか。」

あのUSBは花村さんが持っていた。


「見届けさせてください、あなたの革命の続き。」






はぁ・・・。

オノマチと阿部サダヲとのやり取りも無駄に長かった。
あの話でみのりがあったのは、「米が好き」ってことかなぁ。
さすがオノマチ、羽釜のご飯のCMやっているもんね。
米が好きって言い切るのに説得力があったわ!←そんな問題?



△びっくりするほど高級なのね。




そして、最後のオノマチと佐藤浩市の屋上での指切り・・・・。

びっくりしたよ。
佐藤浩市が急に熱血漢になっちゃって。
最初は何を考えているか笑かない冷血漢だったのにさ。
でもさ・・。
どんだけキャラ変しても指切りはないわぁ~~~。

狙撃事件と同じ日、オノマチの母親は強盗犯に殺されていたことなんてどうでも良いって思っていたのに、佐藤浩市がこの事件を知っていただけで泣き出すオノマチもわからん。

そして泣き出したオノマチを抱きしめる佐藤浩市もよくわからん。


もうちょっと削ぎ落としたらよかったのに・・・。

原作はどうなんだかわからないんだけど、なんともスッキリしない最後だったなぁ。



公安が怖すぎる。

ありえなくないか?
佐藤浩市が撃たれた銃の出処も調べずにこれも隠蔽できちゃうわけ?
こんなことが隠蔽できて、オノマチの部屋に盗聴器も仕掛けられるなら、USBなんて簡単に見つけられるんじゃねぇの?って思ってしまう。


オノマチはもっとデキる刑事かと思っていたけれど、ただの「ブレーキの効かない女」だった。
しかも関わった人がほぼほぼ死ぬという死神っぷり。
最後に関わった妊婦も心配。


佐藤浩市もあんなに慕っていた柄本明に裏切られるなんてねぇ。
組織を乱す正義は身を滅ぼしてしまうのねぇ。

北村有起哉はなんだったんだろうね。
オノマチよりよほど出来る人だったのに、誰にどうやって殺されたのかもわからず。
そして自殺として処理されたのかもわからず・・・。

命懸けでつないだUSBの映像のショボさ。

ダミーの清田も元公安だった。
映っていた人物が小市慢太郎。
結局公安の組織的な犯行ってことなんだろうけど・・・。
映像をネタバレした瞬間にCMにいって、CM後は小市慢太郎確保。

あんなにみんなが血眼になって探していたわりには、映像がしょぼかった。
小市慢太郎と確認すらできなかった(苦笑)

公安が絡むと2サスって面白くないような気がする・・・。

公安は相棒に任せろ!

と言うテレ朝のメッセージなのか?
壮大な相棒の番宣なのか?


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キャスト
上月涼子(こうづき・りょうこ)(32)……尾野真千子(おの・まちこ)
ノンキャリアの美人刑事。かつては警視庁捜査一課で活躍していたが、上司との不倫が原因で西小金井署に左遷された経緯がある。ある日、警視庁警務部特務監察室へ異例の出向を命じられる。15年前、日本を揺るがした『次期首相候補狙撃事件』の日は、涼子にとっても人生最悪の日であった。以来、死んでも自分以外は悲しまないと思いながら生きている。

貴島 彰(きじま・あきら)(45)……阿部サダヲ(あべ・さだを)
警視庁公安部刑事。『次期首相候補狙撃事件』の真相を記録した“呪いのファイル”を開ける鍵(USBキー)を手にしたことにより、公安にマークされている。

成瀬勝巳(なるせ・かつみ)(38)……北村有起哉(きたむら・ゆきや)
特務監察室捜査官。たたき上げのノンキャリア。神出鬼没、必要に応じて風貌を変えるため、実態のなさから“特務室のカメレオン”と呼ばれている。鎮目には恩義があり、有能な駒として働く。

神戸 悟(かんべ・さとる)(45)……小市慢太郎(こいち・まんたろう)
警視庁公安部の元刑事。『次期首相候補狙撃事件』発生当時は、警視総監だった嶋壮一の右腕を務めるほどの人物だったが、事件の真相を追うためフリージャーナリストに転身。人の良さそうな笑顔が特徴。刑事時代は貴島の友人でもあった。

斉木優也(さいき・ゆうや)(39)……眞島秀和(ましま・ひでかず)
警視庁組織犯罪対策部刑事。涼子の元不倫相手。覚せい剤に手を出した疑惑で、特務室にマークされている。特務監察室に出向した涼子の、最初の内偵ターゲットとなる。

花村加代(はなむら・かよ)(38)……鈴木麻衣花(すずき・まいか)
特務監察室事務。警察内部の事情通として鎮目の片腕となっている。涼子にも助言を与える。

清田洋一(きよた・よういち)(40)……永山たかし(ながやま・たかし)
『次期首相候補狙撃事件』の犯人を名乗る男。事件当時は、所轄の巡査部長。今は、公安の監視下でアルバイトをしながら、4カ月後の時効を待っている。

谷川 敦(たにがわ・あつし)(30)……南 圭介(みなみ・けいすけ)
世間を震撼させている強姦犯。涼子の囮捜査の対象となる。

宮田達之(みやた・たつゆき)(73)……柄本 明(えもと・あきら) 特別出演
元国務大臣。警察庁の上に立つ国家警察委員会会長。刑事畑出身。次期首相候補だった2001年、命を狙われ被弾するも九死に一生を得る。その時、身を挺して宮田を守ったのが、若き日の鎮目であった。

藤宮佳苗(ふじみや・かなえ)(30)……鈴木 杏(すずき・あん)
警視庁公安部刑事。貴島の恋人。『次期首相候補狙撃事件』の真相を記録したファイルを作成。USBキーを貴島に託す。

城田義彦(しろた・よしひこ)(54)……でんでん
警視庁警務部長。鎮目の上司。

嶋 壮一(しま・そういち)(71)……長谷川初範(はせがわ・はつのり)
『次期首相候補狙撃事件』当時の警視総監。現在は総合警備会社の相談役に天下っている。

真武士高(またけ・ただたか)(50)……松重 豊(まつしげ・ゆたか)
警視庁公安部刑事。USBキーを入手するため貴島を執拗に尾行する。

鎮目竜二(しずめ・りゅうじ)(50)……佐藤浩市(さとう・こういち)
警視庁警務部特務監察室の室長。30代で警視正という東大卒のスーパーエリート官僚。目的のためなら手段を選ばず、関わりを持った者は不幸になると噂されている。警察組織の浄化が最大の使命。15年前の狙撃現場に居合わせた。




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