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シリーズ江戸川乱歩短編集II 妖しい愛の物語 第3回「人間椅子」 ネタバレ 感想~とにかくエロかった! [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

シリーズ江戸川乱歩短編集II 妖しい愛の物語 第3回「人間椅子」
満島ひかりが名探偵・明智小五郎を演じて話題となったシリーズ第2弾。
人の入れる肘掛け椅子を作り、椅子の中から肉体の感触を楽しむ男。女流作家(満島ひかり)に男から手紙が届く。
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[あらすじ]
江戸川乱歩の短編小説を気鋭のクリエーターたちが映像化する。演出は渋江修平。人気女流作家・佳子(満島ひかり)のもとに「奥様…」と語りかける奇怪な原稿が届く。そこには、人が入れる肘掛け椅子を作り、座る人の肉体を椅子の中から感じて楽しむ男の告白が書かれていた。その椅子はホテルで使われていたが、今はある洋館の書斎で使われているという。肘掛け椅子を前に身震いが止まない佳子に、もう一通封書が届く…。
[HPから引用]

原作はコチラ

江戸川乱歩 「人間椅子」
映画はコチラ

1997年版 主演・清水美砂

2007年版 主演・宮地真緒



テレビドラマでも映像化されてますよねぇ。
美女シリーズはもちろん「乱歩R」も。

このドラマで藤井隆と乙葉は結婚しましたよね。
人間椅子だったと思うんだけど、武田鉄矢が出ていて違和感があった記憶。




「人間椅子」はメジャーなので、ネタバレしなくても知っている人が多いですよねぇ。

以下ウィキペディアより引用
外交官を夫に持つ閨秀作家(女性作家のこと)の佳子は、毎朝夫の登庁を見送った後、書斎に籠もり、ファンレターに目を通してから創作にとりかかることが日課だった。ある日、「私」から1通の手紙が届く。それは「私」の犯した罪悪の告白だった。
椅子専門の家具職人である「私」は、容貌が醜いため周囲の人間から蔑まされ、貧しいためにその悔しさを紛らわす術も持たなかった。しかし、私は職人としての腕はそれなりに評価されており、度々凝った椅子の注文が舞い込んだ。
ある日、外国人専門のホテルに納品される椅子を製作していた私は出来心から、椅子の中に人間が一人入り込める空洞を作り、水と食料と共にその中に入り込んだ。自分が椅子の中に入り込んだ時に、その椅子はホテルに納品されてしまう。それ以来、私は昼は椅子の中にこもり、夜になると椅子から這い出て、盗みを働くようになった。盗みで一財産出来たころ、私は外国人の少女が自分の上に座る感触を革ごしに感じることに喜びを感じた。それ以来、私は女性の感触を革ごしに感じることに夢中になった。やがて、私は言葉がわからない外国人ではなく日本人の女性の感触を感じたいと願うようになった。
私がそんな願いを持つようになったころ、ホテルの持ち主が変わり、私が潜んでいた椅子は古道具屋に売られてしまう。古道具屋で私の椅子を買い求めていたのは日本人の官吏だった。私は念願の日本人の女性の感触を得られると胸を躍らせるが…。
引用終わり。
WS000297.jpg

椅子の中を人型に抜き取り、その中に入る。

って設定だけでもエロいんだけど、今回、出演者は満島ひかりだけだったのになんかエロかったわ。

椅子を通して感じる、憧れの人のやわらかさと温かみに、男は陶然。
レースのおパンツとかでてくるんだけど、満島ひかりが履いているわけでもない。

なのに!!!

エロい!


なーんでか!?



ただこの手紙の結末はこうだった。
「・・・というようなアイディアを考えたんですが、小説に使えますか?」

てことで、ラストは読者、視聴者に投げかけられるんですよね。

告白の後、また手紙が届き「前のは創作です。いかがでしたか?」
という手紙が届く。


素直に「創作だったんだ。安心」って思えない表情をしてたな、満島ひかりは。


人間椅子の男性は、拒絶されるのが怖くて創作ですと、書いたのかもな。

と、いつも思っています。

で、最後に満島ひかりが明智小五郎に変身するのかと思ったけど作家のままでした。
って当然か。
セリフと言うセリフもなかったけど、場持ちがするのは満島ひかりちゃんが綺麗で怯える表情も良かったからだな。

シリーズの中ではこれが1番面白かったな。
やっぱり女性役が良いのよ。



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キャスト
明智小五郎:満島ひかり
朗読
中村靖日

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