『べっぴんさん』 第76回 ネタバレ 感想～古典的なネタ振りをする五十八

NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』　第76回　【第14週】　「新春、想（おも）いあらたに」
紀夫（永山絢斗）や娘のさくらと一緒に近江の坂東家でお正月を過ごすすみれ（芳根京子）。しかし、父・五十八（生瀬勝久）と叔父の長太郎（本田博太郎）がけんかを始め…


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[あらすじ]

紀夫（永山絢斗）や娘のさくらと一緒に近江の坂東家でお正月を過ごすすみれ（芳根京子）。おめでたい元旦になるはずが、そこには重々しい空気が。すみれの父・五十八（生瀬勝久）と義兄・潔（高良健吾）は、会社の経営方針で意見が合わず討論に。また五十八の兄・長太郎（本田博太郎）とその息子・肇（松木賢三）も商売のやり方で対立した状態が続いていた。さらには、ささいなことからすみれとさくらの関係まで…

[HPから引用]



近江の山村紅葉とマナカナのマナと仲良くなったなぁって思ったら、急に潔と五十八が仲悪くなるやん。

戦争が始まる前は、中村玉緒はあんなに本田博太郎に気を使っていた長男教だったのに、急に「女主人」みたいになってるやん。
もっと弱々しかったよねぇ。
みんな戦争でキャラ変更したん？


揉め事を起こすためのキャラ変も何かなーだけどせめて来週からやればいいのに。
正太の面構えは好きｗ

長男夫婦に気兼ねして何も言えなかった玉緒が
何故か今は一家で一番偉いみたいになってたり
キャラが変わりすぎて訳のわからないことになってる


てか・・・。

生瀬勝久の前フリ！！

伝統的なコントみたいやったなぁw
兄に苦言を呈しながら無自覚に同じことをする弟。
それを見て笑う兄。




靴が小さくなっても、仕事で忙しい母親に気を遣って黙っていたさくらが、

「ぜんざいまずい。作り直して」

なんて言うかなぁ？
そりゃ、慣れ親しんだ喜代さんの味が一番やと思うのは当然として、入院中にすみれが作っていたお弁当はお世辞にも美味しそうとは思えなかった。
それでも「お母さんが作った料理」には気を使えるのに、「いきなりまずい」なんて言うかなぁ。
すみれもすみれで、頭ごなしに怒るってさ。
普通は
「作ってくれた人がどう思うか考えなさい。」
と言う言葉があってもいいのに。
「さくらがこんな子やと思わなかった！」
って・・・。

お正月だしさ、お正月の準備とか手仕事とかもっと見られるのかなぁって思っていたのに残念。
戦後すぐとは言え晴れ着もあるかなぁ？って期待していたんだよねぇ。
さくらはお気に入りのカーディガンを着ていたけど、キアリスの新作も見たかったなぁw

今回唯一のときめき？は「正太」かな。
正太の顔が好き！
不機嫌そうな顔が可愛かったよねぇ。

++++++


先日、西宮の大叔母の家に行ったのですが、浦風交番（六石町にあるのに浦風交番）の裏手から春風小学校（上甲子園にあるのに春風小学校）の前の道（鳴尾御影線）まで、「田村駒治郎」邸だったと聞き、驚きました。
実際、歩いて散歩したのですが、甲子園球場くらいの広さがありそう。
今では、マンションや一軒家が立ち並び、あの一帯が一つのお屋敷だなんて思えないほど。

で田村駒治郎、通称「田村駒」ってのが、君枝ちゃんの義兄なんですな。
大きな塀で囲われていて家は見えなかったそうで、君枝ちゃん、やっぱりお金持ちやったのねぇ。

大叔母はさくらちゃんより少し年上ですが
「戦後にあんなええ服きて。腹立つから見てへんねん！」
と言っていたので驚く。
戦時中の記憶は消えないわけやね。

そう言えば田村駒治郎邸の跡地かどうかはわからないけど、あの付近には福永こ生さん（旧姓：愛新覚羅）も住んではる。
一度すれ違ったことがあるがとても品のある女性だった（大叔母らと一緒出なかったら気づかなかったけど・・・）。

横道にそれたけど、まだ昭和25年の正月。
これからまだ3ヶ月あることを思うと、もっと女学校時代の話が長くてもよかったんじゃないかと思うんです。、


朝ドラ感想はコチラ→☆

主題歌はコチラ

「ヒカリノアトリエ」/Mr.Children

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キャスト
坂東すみれ - 芳根京子　　　（幼少期：渡邉このみ）本作の主人公。
坂東五十八 - 生瀬勝久　　　すみれの父。
坂東はな / 語り - 菅野美穂　　　すみれの母。
野上ゆり - 蓮佛美沙子　　（幼少期：内田彩花）すみれの姉。
井口忠一郎 - 曽我廼家文童　坂東家の執事。
佐藤喜代 - 宮田圭子　　　坂東家の女中頭。
野上潔 - 高良健吾　　　（幼少期：大八木凱斗）　すみれの幼馴染。
野上正蔵 - 名倉潤　　　　潔の父。
麻田茂男 - 市村正親　　　神戸の靴店「あさや」の店主。
小野明美 - 谷村美月　　　（幼少期：坪内花菜）坂東家女中・マツの娘。
多田良子 - 百田夏菜子　 すみれの女学校時代の同級生。
田坂君枝 - 土村芳　　　　すみれの女学校時代の同級生。
坂東トク子 - 中村玉緒　　　すみれ・ゆりの祖母（五十八の母）。
坂東長太郎 - 本田博太郎　　すみれの伯父（五十八の兄）。
坂東節子 - 山村紅葉　　　長太郎の妻。
坂東静子 - 三倉茉奈　　　長太郎の息子・肇の妻。
田中紀夫 - 永山絢斗　　　（幼少期：玉山詩）すみれの幼馴染。
小澤勝二 - 田中要次　　　良子の夫。
村田昭一 - 平岡祐太　　　君枝の夫。
村田琴子 - いしのようこ　昭一の母。
岩佐栄輔 - 松下優也　　　潔の友人。
田中五郎 - 堀内正美　　　紀夫の父。
高西悦子 - 滝裕可里　　　すみれの女学校時代の同級生。
足立武　　　　 - 中島広稀
大島保　　　　 - 伊武雅刀
いつ子　　　　 - 前田美波里

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