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水曜ミステリー9「犯罪科学分析室 電子の標的3」 ネタバレ 感想~結局は記憶力! [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

水曜ミステリー9「犯罪科学分析室 電子の標的3」
伊原剛志主演!犯罪科学分析室長・藤江康央が事件に挑むシリーズ第3弾!一年前の現金輸送車強奪犯が再び挑戦してきた…警察内部にも敵が?凶悪犯を科学の力で追い詰める!.

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[あらすじ]
ある日、現金輸送車を襲う強盗事件が発生する。警備員で、刑事部長・黒川鉄晴(大和田獏)の息子を人質に逃走。さらに警視庁に犯人から「このまま走らせろ。邪魔が入ればその場で殺す」との電話が入り、副総監・長曾我部隆治(山下真司)らに緊張が走る。犯罪科学分析室が車の場所を特定するが、警察のシステムに何者かが侵入。通信が途切れてしまう。復旧しモニターに映し出された車のルートは川崎工場街。捜査一課長・岩瀬泰司(西村雅彦)の指示で捜査員が急行するが、犯罪科学分析室長・藤江康央(伊原剛志)は、別ルートから犯人を追い始める。

藤江が違和感を覚えていた架線下トンネル近辺を、藤江の部下の倉田剛士(手塚とおる)と天城久美子(佐藤めぐみ)が調べ始めると、ちぎれた黒いゴムバンドを発見する。その様子を分析室で見ていた藤江は、その分析力で現金輸送車と、その奥を反対方向に走って行く幌付きの業務用トラックが映る防犯カメラの映像を見つけ出す。一方、川崎工場街に向かった捜査員たちは、停車している現金輸送車に突入するが、空振りに終わってしまう。

システムダウン中の走行距離が引っかかっていた藤江は、犯人が企てたカラクリに気づき、犯人を追いつめるが、犯人は何者かによって射殺されてしまう。その時死亡した犯人の携帯を通して、主犯から藤江へメッセージが…「あんたとなら少しは楽しめそうだ」「また会いましょう、藤江さん」…そう言葉を残した直後、が見つからぬまま、人質が遺体となって発見される。

一年後。再び現金輸送車が襲われ二億円が強奪される事件が発生する。さらに警視庁に犯人から電話が入り、藤江を出すよう要求。「現金輸送車を強奪した。また奪い返してみるか?」――あの一年前の犯人からだ。送られてきた映像には、誘拐された参事官の西尾雅紀(久ヶ沢徹)の姿が。「午後7時まで生かしておいてやる」残り時間はあと5時間…。

事態が混迷する中、刻々と迫るタイムリミット。さらにもうひとつの誘拐事件が発生し――。
[HPから引用]
原作はコチラ
「電子の標的 警視庁特別捜査官・藤江康央」
濱嘉之/「電子の標的 警視庁特別捜査官・藤江康央」(講談社文庫刊)


現金輸送車強奪のからくり。

ジュラルミンケースがすり替えられたのではなく、現金輸送車が2台あった。
本物の現金輸送車は、有楽町を出発
運転手鏑木が同僚を殺害。
死体を仲間の車に乗せた。
新宿で待機していたもう一台の現金輸送車に死体を移し替え、ダミーの現金輸送車を偽装襲撃した。
殺された男以外は仲間だった。

府中市の防犯カメラのない畑にダミーの現金輸送車を隠した。
伊原剛志が追っていたのは、ダミーの車だった。


これらの計画は全て正名僕蔵とその仲間の女の仕業。


正名僕蔵らが強奪した金とともに香港に高飛びしようとしていたところを追い詰める伊原剛志。
しかし何者かが正名僕蔵を射殺する。

ほかにも犯人がいる。


正名僕蔵の仲間の女は違法カジノのディーラーで、そこに出入りしていた参事官の西尾雅紀(久ヶ沢徹)と織田圭一(梨本謙次郎)のクレジットカードから個人情報を盗み取り、警察庁のシステムをハッキングしていたのだ。

1年前の現金輸送車強奪事件。
システムの責任者・光本雅史(水上剣星)は原因を究明して真実を報告していたにもかかわらず。警察上層部は「バベルシステム」の不備として発表していた。

苦しんだ汐見は自殺してしまった。


犯人は汐見一哉 (笠松将)。大和田獏の介護士

汐見一哉は光本が巡査時代に補導した男だった。

「絶望したことがある。
 何もかもうまくいかなくて、自分はほかの人と違う。
 狂っているって、絶望したことある?」

と聞く汐見。

「大丈夫だ。
 誰もそんなにえらくいよ。たぶん。
 俺で良かったらいつでも連絡してこい。
 こんな俺でも今度警視庁のシステムまさかれる。
 バベルシステムってんだ。
 カッコ良いだろう?」

それから光本を慕っていたらしい汐見。
自殺を知ったときも光本の家を尋ねる。
部屋の壁には「絶望」と書かれていた。
首吊り遺体の下に「バベルシステム調査報告書」があった。



1年前の被害者遺族である大和田獏に近づく汐見。

「力を貸してもらえませんか?
 俺が息子さんを殺した犯人に復讐します。」

大和田獏の見舞いに来ていた伊原剛志のIDとパスワードを手に入れる。

正名僕蔵の犯罪に加担したのは、西尾参事官の誘拐が目的だった。
西尾を誘拐し銃を突きつけ、織田にたどり着き、最後は山下真司副総監を殺害しようとした。


全ては光本の無実を晴らすためにやったんだろう?と伊原剛志に言われ

「関係ねーよ。
 俺はただ警察が嫌いだからやった。
 ・・・・絶望したことある?」

「あるよ。
 でもそれを乗り越えようと必死で生きている。
 みんなそうだよ。」
と伊原剛志。


「わかった。」

と笑い泣きの汐見・・・。

でもアンタ、たぶん、極刑だよ。
警察官2人殺して、僕蔵もその仲間も殺してるしね…。


犯人が捕まってめでたしめでたしと思っていたかもしれない山下真司副総監。

しかし光本のレポートを元に、違法カジノの顧客情報たどり着いた。

顧客リストには西尾と織田があった。
二人は自分たちの落ち度を隠蔽し、全てバベルシステムに責任を転嫁した。

「組織を守るためにしたことだ。」

と山下真司。
山下真司もこの事実は知っていた。
しかし問題はそれだけではない。

この違法カジノの運営会社がこれまで一度も警察に摘発されなかったのは、数十億の上納金が流れていたからだった。
これが全ての根源。

上納金を手にしていたのは山下真司副総監。

副総監、真っ黒!!



大和田獏はガンが転移していて、意識不明。

「シロだと思っていたものがクロに転じることがある。
 それでも私は仲間を信じたいです。」

と伊原剛志は大和田獏につぶやく。

シロだと思っていた大和田獏はクロだったのね・・・・。




犯人のスペックが高過ぎた。

ある程度は前科がある正名僕蔵が調査したり、計画を立てたりしたんだろうけどさ。
銃を手に入れたのも正名僕蔵だとしても、プロ並みの狙撃技術は驚く。
ためらいもなく一発で殺すあの技術はどこで身につけたのか?

正名僕蔵が銃を手に入れたとしたら、なぜあんな少年にまで銃を渡したのか?
そこまで信頼関係があったのか?

たっくさん死んだよねぇ。

途中で数えるのをやめたよ(苦笑)


「犯罪科学分析室 電子の標的」

ってなんかコンピューターを駆使して科学で犯人を追い詰めるかに思うんだけど、結局は

伊原剛志の記憶力で決着

記憶力重視なんだよなぁ。いつも。

でも伊原剛志がルー大柴をリスペクトしている姿を見たくて見ちゃうw

オーマイガー!
ザッツライ!
フォンジュー!
キャメラッ!
ビンゴオ!

面白いよね。←え!?




今週は正名僕蔵と西村雅彦オシ

僕蔵、今回は良い人ではなかったねぇ。
西村雅彦は、同じような役だった。





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水曜ミステリー9「電子の標的 犯罪科学分析室」 ネタバレ 感想~手塚と猿時ってだけで笑えてしまう件
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水曜ミステリー9「犯罪科学分析室 電子の標的3」 ネタバレ 感想~結局は記憶力!
キャスト
藤江康央  …  伊原剛志
倉田剛士  …  手塚とおる
大石浩平  …  皆川猿時
天城久美子 …  佐藤めぐみ
高田義成  …  正名僕蔵
黒川鉄晴  …  大和田獏(友情出演)
西尾雅紀  …  久ヶ沢徹
光本雅史  …  水上剣星
汐見一哉  …  笠松将
円山信吾  …  渡邉紘平
林田美月  …  小田あさ美
織田圭一  …  梨本謙次郎
沢渡加奈  …  高橋ひとみ
長曾我部隆治 … 山下真司
岩瀬泰司  …  西村雅彦





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コメント(4)  トラックバック(2) 
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コメント 4

カズ

こんばんは
複雑ですよね
手が込んでます あそこまでトリック駆使して
現金輸送車もう一台用意してとか ・・・・・
伊原さんも冴えてるのに IDカードパスワード盗まれたり
抜けてるところも・・・・・
梨本謙次郎のところに爆弾仕掛けられるならその場で殺害しろよですね
避難した梨本謙次郎を 運転手に化けて殺すとか 意味ない努力です(笑)
というか どうやってあの展開になるんだですよね・・・・・

by カズ (2017-02-02 20:17) 

tarotaro

カズさん、書き込みありがとうございます。

ありえないことの連続でしたね。
わりとこのシリーズ、「ありえない」ことが続きますよねw

出来る男設定のわりに、ミスも多いです。
伊原さん。
ミスっていうかマヌケっていうか・・・。

そうなんですよ。
爆弾。
爆弾とか拳銃とかどこでどう手に入れたんでしょう。
どうせ梨本謙次郎を殺すなら、爆破すれば良かったのに。
梨本謙次郎から山下真司の名前を聞きたかったのかもしれませんが、あれだけの調査能力があるのなら、参事官を誘拐した時点でわかっているはずですよねぇ。
無名の犯人を仕立てるのは色々大変なのかもしれないですね・・・。
あ、でも原作とおりなのかも?
by tarotaro (2017-02-02 22:19) 

いけない子供

またまたまた僕蔵がっ!
僕蔵に犯罪チームのリーダーは似合わない。
やっぱりパラノイアな奴でしかも単独犯じゃなきゃ!あの顔が勿体ない(爆)

猿時さん、段階を経て抑えめになってる様子。
1本目の時はドン引きした記憶。指導受けたんだろうか(笑)

「伊原剛志の記憶力で決着」
たろたろさん、ごもっともです。
しかもそのたびに回想シーンのような挿入映像の長いこと。
その回数も多いし。普通こういうのってクライマックスに1回じゃない?
ということで、タイトルの「電子の」に異議あり!

by いけない子供 (2017-02-11 23:27) 

tarotaro

いけない子供さん、書き込みありがとうございます。

僕蔵週間でした(爆)
僕蔵に仲間がたくさんいてビックリしました~w
なんであの顔を信じるんだッ!!

そうそう、最初の猿時は浮いてましたから(苦笑)
一人だけ舞台?
一人だけ目立ちたい?
って感じでしたよね~。

「伊原剛志の記憶力で決着」
いつも記憶力で解決しているイメージです・・・。
そして何回も推理が間違っている・・。
回想シーンも、ミスリードにひっかかるのも、1回でイイですよねぇ(苦笑)

「電子」。。。これ、異議ありですね(爆)

by tarotaro (2017-02-12 21:34) 

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