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『わろてんか』 第1回 ネタバレ 感想~ゲラのヒロインの笑いのツボがわからない。 [気になる「わろてんか」朝の連続テレビ小説]

連続テレビ小説 『わろてんか』 第1回 (第1週)「わろたらアカン」
京都の薬問屋に生まれた藤岡てん(新井美羽)は父・儀兵衛(遠藤憲一)に叱られるほどの笑い上戸。ある日、ドイツの外国商一家を招いてのパーティーで大失敗をしてしまう。.
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[あらすじ]
明治後期、京都の老舗薬問屋に生まれた藤岡てん(新井美羽)は笑うことが大好きな9歳の女の子。父の儀兵衛(遠藤憲一)からその笑い上戸を直すよう叱られる毎日だった。ある日、てんの家でドイツ人一家を招いてのパーティーが開かれる。母のしず(鈴木保奈美)が豪勢な手料理でもてなす中、給仕を手伝うてんが酒を注ごうとすると、客のドイツ人の頭にちょうちょうが止まった。それを見たてんは堪えられなくなり大笑いしてしまう。
[HPから引用]
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原作はコチラ

「わろてんか」/吉田智子 青木邦子

いきなりの”ちりとてちん”。

そしていきなりのドタバタ。
やのぱん(関西のレポーター・・・BSやと裏かぶりやけど・・)に追いかけられる「てん」と「福」!
あ、福ではなく「風太」らしい。

このドタバタで南光はんは、「ちりとてちん」の途中で高座を降りたん?

そして松たか子さんの主題歌。
ミスチル、サザンのようなくせはナシ。

ドイツ人を招いてのホゥム・パァティ 。

てんはドイツ人社長の頭に止まった蝶が気になって、笑ってしまい、テーブルクロスを引っ張ったりなんだで、グチャグチャ。

てん、蔵に入れられる。



++++++

あぁ。
見てられへんかった。
おてんばヒロイン苦手やわ~。
ってことで引っ込み思案のヒロインに期待したら「べっぴんさん」みたいになるしさ~。

朝ドラ名物とはいえ、おてんばも蔵監禁のお仕置きも。
なんかチグハグ。
チグハグといえば、最初の落語シーン。
高座で起きてえいるドタバタと観客の笑い声が発生するタイミングがズレていたのが気になった。
あとで声を合わせただけなのか?
嫌いなんだよねぇ、コント番組でもあとから笑い声足すの。


で、ホゥム・パァティで失敗するであろう前フリは十分だったが、まったく笑えなかった。
子供にお酌をさせなければいいし、ビジネスの場に最初から同席させなければいいだけじゃね?
ってか、見ている限りは、薬をぶちまけたのも、ガチャガチャしてたのも、半分はエンケンがやらかしたように見えたけどな。

てんも笑いすぎやし、落語を聞いて笑うならともかく、蝶ごときであないに笑う??
てんが笑うたびに、ワタシはしらけてしまった(苦笑)
狙いすぎは寒いから、用心してほしい。


子役ヒロインがあまり上手じゃないねぇ。
「泣き」の演技で評価されることの多い子役にとって、笑うってお芝居は難しいよねぇ。
ほんでまた京都弁があまり上手ではない。
無名でいいから、関西の女の子を使えば良かったのに。

福くんの貫禄。
すでに子役と言うにはデカイな(苦笑)
この後が、濱田岳であることを考えるとデカすぎるんじゃないかと思うw
きちんと右利きでご飯を食べるのもおてのもんやね~。
福くん相手なら、ヒロインは芦田愛菜師匠でも良かったのに。
芦田愛菜師匠なら関西弁はバッチリなのにさ。


やっぱりエンケンは京都弁になってない。

ほぼ関西弁で喋ってなかったよね?
エンケンは関東出身って設定なのか?
大人の関西弁がしっかりしていないと、ちょっと情けなく感じるのよねぇ。





吉本せいの一生なら山崎豊子さんの「花のれん」

が有名でしょうか。

数年前、創業100周年ということで、吉本せいさんの一生を舞台化しておりました。
○吉本興業創業100周年記念公演『吉本百年物語』(2012年、なんばグランド花月) (演:国仲涼子)
○「大将と御寮ンさん・二人の夢」(演:国仲涼子)
○「キミとボクから始まった」(演:海原ともこ)
○「笑う門には、大大阪」(演:南野陽子)
なんと、国仲涼子→海原ともこ(姉)→南野陽子というキャスティング。
なんでともこ姉ちゃんがいっちょかみするのか(苦笑)

戦前から戦後の興行には暴力団とのつながりが必須になるわけですが、まさか朝ドラで描くわけにはいかないでしょうから・・・。
ほぼほぼフィクションになるのではないかと思っています。
「べっぴんさん」では恋愛結婚をお見合い結婚にしましたが、今回は反対の模様。

「べっぴんさん」のように、実在の人物がいて、とても優良な企業であり、そのお子さんやお孫さんがまだ現役なのに、むちゃくちゃ描いた実績があるNHK大阪製作の朝ドラですが、今回は、せいの直系は実在しない。
実在していようが、いまや、芸能事務所ですからガンガンフィクションが入っても(ワタシは)気になりません。
多分、吉本も「エエ宣伝になってるわ」くらいにしか思わないでしょう。
今の吉本興業とこの時代の吉本興業は全くの別モノでしょうしね。

さて、こらからどうなるんでしょうか?
子役シーンは早く終わって欲しいけれど、船場名物嫁いびりもありそう。
大阪発の朝ドラは「金持ちの娘」が大成功するパターンが続くなぁ。


今日、確信したことは・・・。

ワタシ、「ひよっこ」が好きだったみたい(爆)

なんか寂しい朝だ。

朝ドラ感想はコチラ→

主題歌はコチラ

松たか子 「明日はどこから」


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キャスト
ヒロイン 藤岡てん …葵わかな(幼少期…新井美羽)

【京都の人々】
「北村屋」の若旦那 北村藤吉 …松坂桃李
てんの従兄  武井風太    …濱田岳(幼少期…鈴木福)
伊能薬品社長の息子 伊能栞  …高橋一生


【京の薬問屋「藤岡屋」の人々】
てんの父 藤岡儀兵衛 …遠藤憲一
てんの母 藤岡しず  …鈴木保奈美
てんの祖母 藤岡ハツ …竹下景子
てんの兄 藤岡新一  …千葉雄大
てんの妹 藤岡りん  …堀田真由(幼少期…中川江奈)
てんの付き女中 トキ …徳永えり
番頭 平助      …国木田かっぱ
女中頭 サエ     …徳田尚美

【船場の米問屋「北村屋」の人々】
藤吉の母 北村啄子…鈴木京香
藤吉の許婚 杉田楓…岡本玲

【てんをとりまく人々】
てんの恋敵 秦野リリコ   …広瀬アリス(幼少期…莉帝)
インテリ芸人 キース    …大野拓朗(幼少期…前田旺志郎)
組むドケチな芸人 アサリ  …前野朋哉
面白くない芸人 万丈目吉蔵 …藤井隆
吉蔵の妻    万丈目歌子…枝元萌
太夫元(たゆうもと)寺ギン…兵動大樹
寄席の元席主 亀井庄助   …内場勝則

【語り】…小野文惠(NHKアナウンサー)


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コメント(8) 
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コメント 8

コメントの受付は締め切りました
saki

5分で家事に集中しちゃいました(笑)

べっぴんはファミリアだったのでなんとか続けましたが、
やっぱり金持ちの成功物語には興味ないなぁ…。
結局成功するんでしょー、
吉本芸人わんさか出るんでしょー、みたいな。

同じ伝記?でも、
龍馬リスペクトとか信玄ラブならわかるけど、
吉本か…毎週新喜劇は見てるが興味ないかも。

べっぴんでかなり時間を無駄にしたので、
今回は早々に離脱しまする。
by saki (2017-10-02 08:28) 

tarotaro

sakiさん、書き込みありがとうございます。

金持ちの成功物語。
「べっぴんさん」は本当に良いお嬢様でしたが、コチラは貧乏にはなる見たいです。
しかもめっちゃ「ケチ」に。
あぁ・・・でも、朝ドラではどうなるかわからないんですけどね。
てんには弟がいないようなので、ほぼフィクションになりそうだし、どうするんでしょうかね。

「べっぴん」さんの場合は、子役ちゃんたちの衣装や小物が可愛くて可愛くて、いいなぁってって思っていたんですが、今回は・・・。
「あさが来た」
を狙っている気がします。

これから・・・よしもと芸人でもきちんとお芝居が出来る人だけが出るならいいんですけど・・・・。
初回の感想は「ただただ不安」です(苦笑)


by tarotaro (2017-10-02 08:54) 

ぽんぬふ

tarotaroさん、こんにちは。
BSで花子とアンと連続して見ましたが、貧しいけれど本が好きで目をキラキラさせる花子の方が断然愛おしい(笑)
確かに泣きの芝居(もちろん涙を流せるだけじゃダメ)ができる子役は結構いるでしょうが、笑う演技が自然にできる子役はそういないでしょう。
真の実力が問われる難しい演技ですが、そもそもゲラ設定に無理がある気がします。
単に落語が好きな女の子にしとけば…でもそれじゃ「ちりとてちん」かw

蝶は「頭に止まってますよ」って言えば済むだけの話ですよね。
ドラマだけでなくコントでもそうですがオチが見える笑いの筋書きは苦手…
私も吉本の創業者を描くって聞いたときは、暴力団とのつながりはどうするのか?ってことがまず気になりましたw
そんな場面出てくるわけないですね(^^;)
現よしもとのプロモーションドラマと化してしまうのでしょうか。
tarotaroさんのレビューと一緒に動向を見たいと思います。

by ぽんぬふ (2017-10-02 10:47) 

tarotaro

ぽんぬふさん、書き込みありがとうございます。

「花子とアン」はまだ子役時代ですね。
子役ちゃんも可愛いですw

笑う演技って難しいですよね。
大人でも難しい。
だから、ああいうことになるのはわかるんですけど・・・・。
脚本に無理がありますよね。
ゲラっていうか、笑いの沸点が低すぎる。

だいたい頭に蝶がついているから笑っているくらい気づいてやればいいのにって思います。
大人がスマートに処理すりゃいいのに。

実際の吉本興業を描くとブラックでしょうから。
昔からケチだったと言いますし(苦笑)
どういうふうに美化するのか・・・・見ものではありますw
by tarotaro (2017-10-02 13:30) 

ももたろう

関西朝ドラの、あのドタバタ感ちょっと苦手です(笑)
1回目なので見てしまったけど、わざとらしい笑いもちょっとなぁ。
続けようかどうしようか悩み中…
by ももたろう (2017-10-02 15:58) 

古畑

 前回「ひょっこ」では書き込みを途中からやめてしまってましたが、決して見限ったわけではありませんでした。ちょうどBS再放送枠で2003年「こころ」が放映されていてそちらに集中していたからです。以前もお話ししましたが、2000年代前期以前の朝ドラはほぼ再放送がない、ここで見ておかないともう再放送しないかもと思いました。そのため6月以降の「ひょっこ」はすべて録画したままで時期をみて視聴しようと思います。
 「わろてんか」、たしかに「べっぴんさん」の失敗があるので心配ですね。まあしばらくは様子を見ます。「あさが来た」「マッサン」はよかったので。

 今回のBS再放送「花子とアン」を視聴してくれている方の書き込み、うれしいです。いろいろツッコミはあるドラマでしたが、あの作品は近年の朝ドラ作品の中では魅力的な面がありました。それは主人公が平民、それも貧困層の出というところ。
 サクセスストーリーをメインにしてきている朝ドラですが、主人公の多くは富裕層の出。マッサンは造り酒屋の息子でしたし、あさは両替商の娘、梅ちゃん先生は医学部教授の娘でした。経済的に恵まれ、何らかの知識や経験を得られる立場にいた人たちです。もちろん最終的には主人公らの才覚や人並み以上の努力、人間性が物を言ったのは言うまでもないですが、視聴者側には結局恵まれた人間が成功しやすいのかとシニカルな見方もされていたとも思います。しかし村岡花子は貧しい農家の娘(実際はお茶屋だったようですが、子供時代はかなり困窮していたとのこと)、何のコネも家柄ももちろんお金もない中、苦労して高等教育を受け、教師、編集者を得て文壇の成功者になります。そして編集者時代の付き合いや経験で文壇の大物たちともコネクションも得ます。昭和の日本人があこがれたあのおしんを彷彿させるようなキャラです。おそらく年配層にはそういう面に魅了され見ていた方も多かったはず。私もそうでした。

 サクセスストリーは私も大好きですが、やはりこういった這い上がりの苦労人にももっとスポットを当ててほしいと思います。
by 古畑 (2017-10-02 19:15) 

tarotaro

ももたろうさん、書き込みありがとうございます。

第二回の今日は少し落ち着いておりましたね。
初回のバタバタ感。
「わろえるか?」って感じでした(苦笑)
子役ちゃんは一週間でお別れだから、まぁ良いとして、勝負は来週ですよね。
楽しくなればいいんですけど。

by tarotaro (2017-10-03 08:09) 

tarotaro

古畑さん、書き込みありがとうございます。

ワタシは、「ひよっこ」や「あまちゃん」のように何も成し遂げていない主人公も好きかなぁと思います。
こればかり続いたら続いたでマンネリになって楽しくなくなるのかもしれないですが。

「花子とアン」は長女のはなだけが女学校に通わせてもらい、次女、三女はその煽りをくって貧乏生活。
三女なんて北海道に嫁に行かされるという。

人の好みはそれぞれだなぁと思います。

by tarotaro (2017-10-03 08:18)