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土曜ワイド劇場「内田康夫サスペンス・福原警部」ネタバレ 感想~マジキチ蟹江一平の頑張りでなんとか踏ん張った [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

土曜ワイド劇場「内田康夫サスペンス・福原警部」
フグハラ体型の警部と美人刑事の殺人捜査!W不倫が呼ぶ連続殺人かじりかけのリンゴの謎!?

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[あらすじ]
福原太一(石塚英彦)は、警視庁捜査一課の警部。キレ者として名高いが、同時に食に対する探究心も人一倍旺盛なものがある。
ある休日、数々の事件を共に捜査してきた奥多摩署の椿和美刑事(藤谷美紀)の案内で、福原はキャロットケーキが絶品だというペンション“ローズ奥多摩ガーデン”を訪れた。オーナーは根岸絵里(原史奈)という美女で、1年半ほど前、彼女の母親の別荘だった建物をペンションに建て替えてオープンしたという。
レストランにはほかに、ペンションの経理を依頼されている公認会計士・萩原英二(伊礼彼方)や、この地に別荘を持つエリート商社マン・高木行彦(黄川田将也)らがいた。そして驚いたことに、奥多摩署の捜査係長・小野正(渡辺いっけい)の姿も…! 小野によると、絵里は元々、呉服店の令嬢で、昔から地元の有力者や別荘族の息子たちによる“ナイトグループ”がおり、日本画家の夫・嘉男(窪塚俊介)がいながら、高木をはじめ、地元味噌醸造会社の社長・久保田圭介(鈴木裕樹)らナイトたちが彼女を固くガードしているのだという。かくいう小野も、絵里の隠れファンらしい。

その翌朝、奥多摩の林道に停められた車の中で、萩原が絞殺体となって見つかる事件が発生! 小野の要請で、福原も捜査に加わることになった。死亡推定時刻は、前夜の11時からの1時間。スーツのポケットには、メモリーカードが抜き取られたデジタルカメラと、新宿のホテルのレストランのレシートが見つかった。
萩原は妻子がありながら女性関係が派手で、スーツの襟元には口紅をこすりつけたような跡があった。犯人は女性なのか…!? 事情を聴くため、再び“ローズ奥多摩ガーデン”を訪ねた福原は、前日よりもケーキの甘みが強いことに気づき、絵里の心に乱れがあることを見抜く。絵里は前夜5時頃から車で外出し、8時過ぎには帰宅したと話すが、どこに出かけていたかは明かさず、出張中の嘉男から電話があった12時少し前まで、ひとりでペンションにいたという。嘉男は美術展の打ち合わせのため、前夜は上野に出張していた。

そんなとき、萩原が絵里を狙っていたという情報が入り、奥多摩署長の南田正隆(宅麻伸)や椿刑事は、絵里が萩原に強引に迫られて抵抗し、反撃に出た末の犯行ではないかと推理する。小野は絵里にそんなことができるわけないと反論するが、新宿のホテルの従業員が、萩原と一緒だった女性は絵里だと証言したのだ…! 内心、ショックを受ける小野…。
福原たちの直撃に、絵里は衝撃の事実を打ち明ける。萩原と食事した後、2人でホテルの一室に入ったというのだ。だが、自分は萩原を残して先に部屋を飛び出したといい、犯行は否定。カメラのメモリーカードのことも知らないと話した。しかし、萩原の車内から絵里の毛髪が見つかった上、カメラからも絵里の指紋が検出され、彼女への疑いは深まるばかり。それでも絵里の肩を持つ小野のことを、福原は陰ながら心配するが…!? そんな中、こんどは久保田が謎の転落死を遂げて…!?
[HPから引用]



原作は、内田康夫「軽井沢の霧の中で」。


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03.jpg


第5弾ですか。

結構続いてますね。

主演俳優が、”棒”ですけどw

石塚英彦は、かなりの”棒”演技ですけどね。

黄川田将也って、見ようによっては、アンジャッシュ児島に似てるな。

ちょっと気持ちが悪い役。

地味すぎる蟹江一平も怪しい。



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京野ことみは、すっごいちょい役だったんだけど、良かったのかなぁ。

遊井亮子は安定の、安定のチョイ悪女でした。

そういえば、遊井亮子さん、最近殺されないな。

生存率が確実に上がってるw


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今回の事件の発端は、すべて原史奈のせいだなぁ。

原史奈は小さい頃から可憐で、優しく、お姫様のような存在だった模様。

「ナイトグループ」ナイトって騎士だと思うが、そんなファンクラブのようなグループがあり、黄川田将也や味噌屋の主人もその一員だったみたい。


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犯人は、蟹江一平。


小さい頃「エリちゃん(原史奈)を守ってあげる」と言っていたのは蟹江一平でした。

夢に見るくらいだから、原史奈にとって良い思い出なのかと思いきや、相手の名前は覚えていない。

そして、この少年。

単なる変質者のような男に育ってしまったのです。。

中盤までは、黄川田将也がストーカーっぽい気持ち悪さを醸し出していたのですが、蟹江一平がイカレてました

最後、取ってつけたように黄川田将也が原史奈に謝っていたが、「婦女暴行未遂」と言ってもいいことしたからね。

黄川田将也も逮捕されないのが不思議。

黄川田将也も、ストーカー気質があり、信用はできない男なのにはかわりないな。

しかも、大手商社を「使い込み」で解雇されてるなんて、人としても信用できない、最低な奴ですよ。

黄川田将也、最近こんな役が多いな。

もうちょっとなんとかなんないかな。

エエ役やらしたって欲しい(願望)

そして、原史奈の夫役・窪塚俊介。

顔だけ見てても、窪塚洋介の方が男前。

窪塚俊介は、緒形直人みたいなブサイクさを持ったフェイスwなんだけど、深みがないのか、そこまで良い俳優に見えない。

あ、緒形直人も最近あんまり見ないけど。



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第一の被害者、会計士。

会計士は女にだらしない男。

原史奈を狙っている。

まさか、本当に原史奈が会計士と一線を超えてしまうとは思わなかった。

不倫やないか!

これが無ければ、殺人事件なんて起きなかったかも。

蟹江一平は、原史奈を守ってあげないといけないので、この会計士を殺した。

なぜ、蟹江一平は、会計士と原史奈の密会を知ったか。



それは、会計士が窪塚俊介と京野ことみが不倫をしているのを知り、黙っていてやるので、原史奈とやらせろ!的なことを言い、窪塚俊介が不在の日を教え、原史奈を誘ったわけです。

それを立ち聞きしていた蟹江一平は尾行をし、途中見失ったものの、なんとか会計士を見つけ、殺したってところです。

ま、なぜ殺さないといけなかったかというと、不倫への嫉妬なのか?

それなら、結婚した時点で、窪塚俊介を殺していても不思議じゃないのにな。

+++


窪塚俊介は原史奈を愛してはいなかった。

結婚する前から京野ことみ(既婚・窪塚の師匠の奥さん)とデキていたし、原史奈と結婚したのも、原史奈の父親が決めたこと。

絵かきの卵の窪塚俊介は、資産家の原史奈と結婚できたら、絵に集中できるという打算もあった。

原史奈が会計士を不倫をすれば、妻有責で離婚するつもりだった。

慰謝料に原史奈の「レアメタルの山」をもらおうとでも思っていたのか。

しかし、「レアメタルの山」は原史奈の父の遺産であるからして、財産分与は無理だと思われますが。


+++++

第二の被害者は、味噌屋の跡取り。

第一の殺人で、会計士が殺された付近から車で出てくる蟹江一平を目撃されたから。

警察に話せば良いものを、蟹江一平を恐喝するから殺されちゃった。

吊り橋の上から落とされたんですけど、蟹江一平が味噌屋に土下座してからの、足元すくい投げ!!

結構、斬新な殺害の仕方でしたね(笑)

「ありがとうございます!ありがとうございます!」って土下座して、 相手の気を許したところを、すくい投げ!!

味噌屋も、自ら吊り橋に蟹江一平を呼び出して・・・殺されに行ったようなもんだ。


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第三の被害者は、窪塚俊介。

警察に窪塚俊介が疑われていると知り、自殺に見せかけて殺害。

原史奈が経営するペンションのリフォームをしていた為、合鍵を持っていた蟹江一平。

____合鍵を業者に渡すのは、ありえないと思うんだけどなぁ。

でも、おかげで密室殺人ができたわけです。

窪塚俊介の傍らには、かじりかけの林檎。

これは、自殺に見せかけたものの、他殺だとバレたら困るので、以前、黄川田将也がかじった林檎を傍らに置いておいたのです。

意味ね~(苦笑)

犯人がかじりかけの林檎を現場に置いていかないだろう!!

どう考えても、ライターとか万年筆とか、ウッカリお年してしまった的な「ブツ」を置いてしかるべきではないのか?

かじりかけの林檎をわざわざ置いていく犯人なんていない。


で、最後は、黄川田将也殺人未遂。


「守ってあげる」と小さい頃に言われた男の子は、黄川田将也だと勘違いした原史奈が、黄川田将也の別荘に行く。

黄川田将也は、ヤル気まんまん!

原史奈を襲ったところにスナイパーのようにやってきた蟹江一平!

死ぬぞ、もう死ぬぞ!って思ったところで、警察がやってきて、殺人は未遂に。


++++++


可憐で優しい原史奈のナイトは変質者ばっかりって感じでしたね(苦笑)

疑問に思うのは、キチガイ役の蟹江一平。

上にも書いたけれど、原史奈を好きで好きで守ってあげたいなら、窪塚俊介と結婚した時点で、気が狂ってしまうんじゃないかなと。

原史奈が不倫したあとに、不倫相手を殺すってなぁ。

逮捕後も「すぐ出てきて、またエリちゃん(原史奈)を守ってあげるからね!」なんて、マジキチ蟹江一平。

あんた、3人も殺して、1人殺人未遂だよ。

精神鑑定は必至だけれど、多分アウト!死刑だよ・・・。


+++++

原史奈は、小さい頃とはいえ、蟹江一平を勘違いさせるようなことを言ってしまって後悔していると石塚英彦に言う。

いや、そんなことないから、どう考えても蟹江一平が気持ち悪いから。

こんなカマトトなことを言い出すところが、男心をくすぐるんだろうかね。

渡辺いっけいも、原史奈が6歳のころに、優しくしてもらったとかで、原史奈びいきだったしな(苦笑)


裏の「金田一」も薔薇が絡んだストーリーだったが、こちらも原史奈が経営するペンションが「ローズガーデン」って名前でした。

しかし、ローズガーデンってことだけど、出てくるケーキはキャロットケーキで飲み物はコーヒー。

ローズガーデンってところなら、ローズヒップティとか紅茶が小道具として出てきてもいいのにな。

ケーキもローズケーキで!って思ったのはわたしだけ?


+++++

原史奈は華奢なイメージがあったのに、結構ドスコイになっていたような気がする。

もちろんバーターの原千晶がもっとドスコイなので目立ちにくいが、藤谷美紀、遊井亮子が華奢なんで、微妙にゴツイ女性に見えたな。

今回、石塚英彦と藤谷美紀の印象が薄い。

主演の二人なのになぁ。


来週の”棒”はナンちゃんナンデス。

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キャスト
福原太一  石塚英彦
椿 和美   藤谷美紀
南田署長  宅麻 伸
小野 正   渡辺いっけい
根岸絵里  原 史奈
根岸嘉男  窪塚俊介
高木行彦  黄川田将也
長瀬美貴  京野ことみ
川中 勉   蟹江一平
島津夕紀  遊井亮子
北島 誠   賀集利樹
山崎悠子  原 千晶
          ほか




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コメント 4

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後半を見逃してしまいましたが、犯人がわかり、スッキリしました。分かりやすい解説ありがとうございます!『土下座してからの、足元すくい投げ!!』などテレビで見るより面白かったです。
最近はドラマを見たら、こちらにおじゃまして、そうそう!と共感しては楽しんでいます。
by お名前(必須) (2014-09-21 11:22) 

tarotaro

はじめまして、こんにちは!!

訪問&コメントありがとうございます!!
共感していただけて嬉しいです(*゚▽゚*)

蟹江一平のすくい投げには、驚きました。
天国で、敬三さんも目を細めて微笑んでいると思いますw
しばらく蟹江一平さんを見るたびに
「ありがとうございます。ありがとうございます。」
が目に浮かぶと思います!

また、お待ちしていますo(^▽^)o
by tarotaro (2014-09-21 17:56) 

ロビン

わ〜、お返事ありがとうございます!名前未記入のまま送信してしまい、失礼しました(^_^;)
蟹江敬三さんに息子さんがいたのですね!しかも俳優とは。解説も面白いし、ドラマにプラス情報があって、より楽しめます。
by ロビン (2014-09-21 21:32) 

tarotaro

ロビンさん、わざわざありがとうございます!
こんにちは!!

犯人が蟹江敬三さんの息子一平さんでした。
2時間ドラマは二世俳優の宝庫ですよ~。そこも楽しみです(^O^)

またお越し下さい~(*゚▽゚*)
by tarotaro (2014-09-22 16:42) 

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