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月曜ゴールデン「遺品整理人谷崎藍子5」 ネタバレ 感想~不幸に魅入られた人生 ・・・映画化でよろしくお願いします。 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

月曜ゴールデン「遺品整理人谷崎藍子5」アパートで孤独死した男は36年前に起きた
未解決事件の主犯だった!
遺品の赤いランドセルを家族に届けた藍子が
気付いたある秘密とは…?
腕利き守護神たちは無事に任務を果たせるのか!?
アパートで孤独死した男は36年前に起きた未解決事件の主犯だった!遺品の赤いランドセルを家族に届けた藍子が気付いたある秘密とは・・・?
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[あらすじ]
あるアパートの一室で男性(渡辺哲)が孤独死した。男は病死と見なされ、身元不明のまま火葬された。大家の依頼で遺品整理専門会社「青い鳥社」で働く遺品整理人・谷崎藍子(高畑淳子)と中野(須田祐介)がその部屋を片付ける。藍子は遺品を見つめながら、いくつかの矛盾に気付き疑問を抱く。知り合いが出入りしている様子がまったくなかったという男の部屋に誰かがいたのではないか? さらに押入れからは赤いランドセルが見つかり、その中には母娘の写真が挟まった「昭和の未解決事件」という本が入っていた。
藍子は三田村刑事(矢崎滋)の助けを借り、ランドセルの持ち主である薬剤師の矢野和美(石田ひかり)を探し当てランドセルを届けることに。認知症の母・初枝(岩本多代)と二人で暮らしていた和美は、孤独死した男は自分の父親で、幼い頃に別れたその父のせいで自分と初枝が苦労させられたと語る。藍子は和美の話に耳を傾けつつ、遺品と同じ未解決事件の本があることに気付く。本が二冊あることは偶然だろうかと栗山社長(加賀まりこ)に語りかけながら、書籍の中のある記事が目に止まり、藍子はハッとする。それは36年前に警察が厳重に警戒する中、赤いランドセルを背負った少女に5千万円が持ち去られた現金恐喝事件で、この時少女を目撃したのが若き日の三田村刑事だったのだ。
孤独死した父親と和美はこの事件に関わっていたのではないか。藍子は疑問を持つ。
そんな矢先、和美は自分が金を持ち去った少女本人で、父親が事件の主犯だったとマスコミに名乗り出る。
一方、遺品に向き合う藍子には、孤独死した男は殺されたのではないかとの疑惑が湧いてくる。
謎を解く手がかりは、男の遺品のネクタイと少女の遺留品の髪飾りだ。それらは同じ丹後ちりめんを素材とする品物だった。
京丹後市へ向かった藍子は、ちりめんの関係者である曽根(志賀廣太郎)と太田(ラサール石井)を訪ね歩き、ちりめんを織る母と漁師の父親、そして娘の三人が、かつてこの地で幸せに暮らしていたことを知る。だが、一家を餌食にしようと狙う悪意によって、5千万円事件に加担させられ、家族は引き裂かれた。
藍子は犯行を告白した和美の真意に次第に気付くのだが・・・。
[HPから引用]

月曜日から、重たい話だったな・・・。

重すぎる・・・。

昭和53年5月10日に起きた現金強奪事件。
当時7歳だった石田ひかりは、その片棒をかつがされた。
父親とバッテリーを組んでいたわがままで胸糞悪い男に。
石田ひかりの父はこ渡辺哲に奴隷のように扱われていたのだ。
現金は渡辺哲にすべて持っていかれる。
石田ひかりは、矢崎滋に顔を見られ、似顔絵が全国に貼り出される。

石田ひかりは復讐のため渡辺哲を殺したが、自ら自分が赤いランドセルの少女だとマスコミにリークし、カメラの前に立つ。
母・岩本多代は、痴呆症のフリをして、娘と一緒にカメラの前に立つ。

全ては父親を見つけるため。

強奪事件後、夫・不破万作とは別れたのだ。

母は余命幾ばくもない。
父と会いたい。
それだけ。

捕まっていも良いと思っている母子は強い。

事件の真相がわかり、母子が逮捕されてから、高畑淳子は不破万作を探す。
探して探して、証人として裁判に出廷させる。

しかし、不破万作はどうしようもない男の名前を語るのだ。
死んだ渡辺哲こそが、石田ひかりの父親だと。
そして、その父親は病死したのだと・・・。




若かりし頃の石田ひかりの母親は我が身を売って、お金を稼ぐのよ。
それもこれも、渡辺哲に騙されて、父ちゃんが借金をするから。
父ちゃんは頑張って働くんだけど、工事現場の事故の後遺症で働けなくなったみたいで。
しかも自宅で、体を売るんだよ。
公園で父子がその間時間を潰す。

最初から暗いんだけど、どん底まで暗かった。

このシリーズは、暗い話が多いんだけど、欝だ・・・。

しかも娘を使って犯罪・・・。
そこまでしたのに、一千ももらえず・・・。

不幸すぎるやろ。

母子がかわいそすぎるやろ。
なんだかんだで、騙される父ちゃんも悪いし、犯罪に娘を差し出す父ちゃんは情けない。
こんな父ちゃんに会いたいなんて、どうなんだろう??

渡辺哲は殺されても仕方ないくらいあくどい。
しかし、スゴイ悪いけれど、犯罪に対しては有能。
警察を出し抜いたんだから。
こんなに有能なのに、なんでこんなに落ちぶれたのか。

ああ。
月曜からうつだ。
映画化できるほどの暗い作品立ったと思う。

++++


月9も見ながら、「あすなろ白書」を思い出した。
と思ったら、こちらに「石田ひかり」が出演。

でも暗すぎる。
20年後、本田翼がこんなドラマに出てんだろうか?
大原櫻子ちゃんのほうが、残ってそうだな。
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遺品整理人 谷崎藍子シリーズ
遺品整理人 谷崎藍子4~身代わりの花~コントが見られます。 
月曜ゴールデン「遺品整理人谷崎藍子5」 ネタバレ 感想~不幸に魅入られた人生 ・・・映画化でよろしくお願いします。

【キャスト】
谷崎藍子:高畑淳子
  ○
矢野和美:石田ひかり
  ○
矢野初枝:岩本多代
室田邦夫:渡辺 哲
矢野俊彦:不破万作
中野:須田祐介
  ○
曽根:志賀廣太郎
太田:ラサール石井
  ○
三田村刑事:矢崎 滋
  ○
栗山スミ子:加賀まりこ

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コメント 2

ヒロくん

こんにちは。
実はtarotaroさんのブログを見つけたのは、このレビューが初めでした。
久しぶりに重厚なドラマを観た気がします。
なんか途中で松本清張の砂の器を思いだし、胸が熱くなりました。
高畑さんが歌うファンキーモンキーの部分だけ、微妙に違和感ありました[わーい(嬉しい顔)]
by ヒロくん (2015-09-03 21:55) 

tarotaro

ヒロくんさん、こんばんは。

こちらのドラマは、とにかく重かったですね。
ブルーになりました(苦笑)
そうそう、私も「砂の器」を思い出しました。
このシリーズは演出も上手なんですよね。

高畑さんは演技の幅が広いですね。
ファンキーモンキーベイビー、、、歌ってましたね(苦笑)
事件の頃に流行っていた楽曲だったんでしょうか・・・。
by tarotaro (2015-09-03 23:19) 

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