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土曜ワイド劇場「天才刑事・野呂盆六ファイナル」 ネタバレ 感想~犯人役は実力のある女優でなければ!!ファイナルがこれで良いのか? [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

土曜ワイド劇場「天才刑事・野呂盆六ファイナル」
盆六 暁に死す!天才刑事vs. 英国帰りの双子の兄!謎の暗号「37564」?必殺の拳銃トリックを暴け!
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[あらすじ]
祇園のクラブのママ・芦屋遥比(藤真利子)の豪邸で、“第3回京都ミステリーマニアの会”と、“滝水美々奈先生の初出馬を激励する会”が、盛大に行われていた。滝水美々奈(東風万智子)は、昨春に処女作『巷に・・雨降る』で日本一のミステリー大賞、大江戸晴彦賞を受賞した新人作家。秋には参議院選に出馬するという。遥比にとって、彼女の店でホステスとして働いていた美々奈は娘以上の存在だった。

 そこへ、招待を受けた警視庁捜査一課の警部補、野呂盆六(橋爪功)がやって来た。すると、美々奈におもちゃの拳銃を手渡す遥比。パーティーのサプライズ演出だったが、美々奈が拳銃を放つと、盆六は吹っ飛んでしまう。拳銃はおもちゃではなく、本物だったのだ。だが、聞こえた銃声は2発。見れば、会場の壺が倒れていた。驚いた一同が銃声の聞こえたベランダに飛び出すと、そこにはパイプをくゆらす盆六の姿が。実は、彼は盆六と7歳の時に別れ、イギリスに住む日本人夫婦の養子となった双子の兄・大当瓶五(橋爪功の二役)だった。今はイギリスで売れないミステリー作家をしている瓶五は、ズタ袋のおかげで命拾いした盆六と再会を果たす。
 ところが、ベランダの植え込みで、京都地裁の元判事で“マニアの会”の理事長・小佐野洋元(西田健)の死体が見つかる。毒殺のようだが、死体の胸ポケットや、植え込みで発見された拳銃の銃口には謎の数字が書かれた紙切れが…。
射撃大会で優勝した経験もある美々奈は、念のため盆六から狙いをはずし、壺を撃ったと証言。また、遥比はおもちゃの拳銃はフリーライターの伊原堤(比留間由哲)に調達を頼んだと明かす。しかし、彼女にはかつて判事だった小佐野によって、詐欺の常習犯だった母親が有罪判決を受け、不慮の事故で亡くなるという過去があった。だが、遥比は店の上得意である小佐野を殺すはずがないとキッパリ否定。
 そんな折、おもちゃの拳銃が、伊原の編集担当で彼の恋人の雨宮小町(黒坂真美)のカバンの中から見つかる。盆六が伊原の自宅を訪れると、部屋の中に1枚の写真を発見。それは、“マニアの会”のメンバーである小佐野、遥比、美々奈、伊原、小町が“二天神社”を訪れた際の写真だった。しかも、そこには狛犬の陰から首だけ出している瓶五も写っているではないか。実は“二天神社”には、ここで写真を撮ると死ぬ、という言い伝えがあるとか。さらに、美々奈の処女作『巷に・・雨降る』の舞台になっている場所だとも。
 自身も容疑者として疑われている瓶五は、遥比夫人を犯人だと断言し、盆六と真っ向から対立。捜査が膠着するなか、伊原、小町と例の写真に写っている人物が次々と殺されていく。そして核心にたどり着けないまま、瓶五にも魔の手が忍び寄り…。
[HPから引用]
土曜ワイド劇場の「天才刑事・野呂盆六」としては、10作目。

その前にTBS系列で「刑事・野呂盆六」として、2作放送しています。
ワタシが印象に残っているのは、TBS系列の「刑事・野呂盆六」の1作目。
小川知子が犯人の回でした。

局の垣根を超えて、「野呂盆六」と言えば、橋爪功。

1作目が1993年。
この時は、携帯電話もない時代でのトリックでした。

土曜ワイド劇場での第1作目は2007年。

今回がファイナルだそうです。
橋爪さんも、74歳。
ファイナルを決断したのは、局側なのか橋爪さんなのかはわかりませんが、刑事としてはおじいさんだもんな。
それでも橋爪さんは、滑舌もよく小気味よい演技で、楽しませてくれるので、残念です。


+++++++

ふたごやったんか~~い!!

二人共、癖のありすぎるしゃべりでびっくり。

そして、西田健がすぐ死んでびっくり。

藤真利子が持ち直していて、びっくり。
痩せたね~。
クラブのママ役が似合うね~。


舞台は京都!
全然京都っぽくない京都だな。

野呂盆六は、東風万智子が怪しいと言い、大当瓶五は藤真利子が危ないと言う。

写真撮ったら死ぬって設定、雑だったなぁ(苦笑)




犯人は東風万智子(元真中瞳)


一人目、西田健殺害の動機。
14年前、21歳だった東風万智子は、判事・西田健にレイプされて妊娠し、中絶させられと告訴。
しかし西田健は、あらゆる卑劣な手を使い、もみ消そうとした。
結果的に示談になった。



二人目、比留間由哲(伊原堤)を殺害の理由。

東風万智子の小説「巷に・・雨降る」

・・は:とも読める。

TIMATANI = AMEHURU

これがアナグラムで↓

NAME = IHARATUTUMI

になる。


「巷に・・雨降る」
の中に、伊原堤の出版した7冊の本んから、ひとつずつ引用されたフレーズがあった。

その7冊の小説を出版された順番に、タイトルの3文字以下を消してみると

「ゴーストライターはわたしです」

となる。

伊原堤は東風万智子のゴーストライターだった。

人を利用してのし上がりたい東風万智子は、レイプ裁判のことをゴーストライターのことが、選挙の足かせになるのではないかと殺害したのだ。



黒坂真美を殺した理由は何もない。
なんにもないけれど、殺した。
カモフラージュのためか。。。


殺害後に数字のメッセージを残したのは、野呂盆六をからかいたかったから。。
パーティにわざわざ野呂盆六を呼んだのは、とにかく大嫌いだから。

なんでそんなに嫌われているのか?

兄のビンゴは一命を取り留めた。

盆六は、警察を辞めると言う。
この先どうするかはわからないが、とにかく長期休暇を取り、兄と一緒に故郷に帰ってみるらしい。

辞めるってか・・・定年を過ぎてるんじゃ・・・。

++++

東風万智子のような生意気な犯人が追い詰められていくのが、このシリーズの醍醐味ではあるんだけれど、東風万智子じゃ役不足。

高笑いの仕方もウザイだけで、貫禄は無し。
盆六に暴かれても、悔しがり方が全く足りない。
台詞も「とりあえず語尾を上げながら、顎もあげときゃ生意気な女に見えるでしょ?」みたいな。
おかげで鼻がオカシイのがわかった(苦笑)
異物はいってねーか??

殺害動機もちょっと弱いと思うんだよね。
別に恐喝されていたわけでもないんだし、殺すところまで飛躍するかな??
それに、殺した直接的な証拠も数少ない・・・。

これ、普通に藤真利子が演じたほうが、上手だったかもね~。
年齢的にNGだったのかもしれないけれど。
動機もトリックも弱いのに、敵役がこんなに弱かったらなぁ。

そして、色んな問題を投げっぱなしだった(苦笑)
藤真利子がなんで、盗聴器仕掛けてたのか?
黒坂真美が殺された理由は”ない!”だけで済まされてしまった。
ビンゴ兄ちゃんの死んだふりもちょっと(苦笑)


こんなのが盆六の最後の舞台ってしょぼすぎだ!!
せめて犯人役は実力のある女優にしてくれれば良かったのに!!

橋爪功さんは、二役を演じたことで、忙しかっただろうな~w
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「土曜ワイド劇場「天才刑事・野呂盆六(9)」~大後寿々花ちゃんの成長が残念な方向へ・・・・~ネタバレ感想。

出演
野呂盆六・大当瓶五 橋爪 功
滝水美々奈      東風万智子
木曽レイカ     平山あや
小佐野洋元     西田 健
大船 豊        新井康弘
伊原 堤        比留間由哲
雨宮小町      黒坂真美
小松ミイ子     大平夏実

尾形伸輔      小木茂光
芦屋遥比      藤 真利子
              ほか


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コメント(4)  トラックバック(1) 

コメント 4

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ヒロくん


全体的に、マッタリしていて、殺人事件が起きてるというのに、あまり緊迫感が無かった気がしました。
危うく視聴を止めるところ(笑)
ゴーストライターの件を見破ったら、勝手にべらべら自白するし、犯人ヘタレですね。
しかし、東風万智子が執筆してない時点で、何故「ゴーストライターは私」と言葉を仕込んだのか・・謎です(笑
元ずうとるびの新井くんを久しぶりに見ました。
by ヒロくん (2015-09-20 00:10) 

tarotaro

ヒロくんさん、書き込みありがとうございます。

そうなんですよねぇ。
なんでゴーストライターだということを、あんな回りくどく告発するんですかねぇ?
ファイナルなのに、犯人がねぇ。
動機や犯行が無理やりでも、もう少し説得力のある役者が犯人なら、多少は目を瞑れたのに。
って思ってしまいました。
やけに往生際が良かったですね(苦笑)
by tarotaro (2015-09-20 23:45) 

百日紅

衣装チェンジは腹立ったみたいですよ(笑)
http://www.yomiuri.co.jp/culture/tv/tnews/20150914-OYT8T50170.html
by 百日紅 (2015-09-24 00:49) 

tarotaro

百日紅さん、書き込みありがとうございます。
衣装チェンジは面倒そうですね。
わざわざ双子にしなくても良かったのに…。
と思わずにいられないです(笑)
by tarotaro (2015-09-24 20:15) 

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