月曜ゴールデン「MOZUスピンオフ大杉探偵事務所２～砕かれた過去編」ネタバレ感想～殺人嗜好症は無罪なのか？：tarotaro(たろたろ)の気になること：So-netブログ

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「5→9～私に恋したお坊さん～」　最終回.. ｜「サイレーン　刑事×彼女×完全悪女」　最.. ブログトップ

月曜ゴールデン「MOZUスピンオフ大杉探偵事務所２～砕かれた過去編」ネタバレ感想～殺人嗜好症は無罪なのか？　[気になる2時間ドラマ/SPドラマ] [編集]

月曜ゴールデン「MOZUスピンオフ大杉探偵事務所２～砕かれた過去編」
「～砕かれた過去編」は、死んだはずの双子の妹が姿を現したという奇妙な相談を受けた大杉が、謎と都市伝説に包まれたある施設を調査、警察を辞めるきっかけとなった苦い経験がオーバーラップしていく中、驚愕の真相に辿り着くというストーリー。真実と虚偽が巧みに交錯するWOWOWならではの新機軸の心理サスペンスだ。このドラマの中には、実は記憶に纏わるある仕掛けがほどこしてあり、それに気づいた視聴者には大きな驚きが訪れることだろう。
警察官時代に大杉が可愛がっていた後輩刑事・三島彰文役に桐谷健太、依頼者であるお天気キャスター・小池リサ、そして双子の妹・リナ役に早見あかり（一人二役）、大杉が三島と追っていた正体不明の容疑者・佐藤恒吉役に
浦井健治。「MOZU」ワールドに新たに参戦する三人の気鋭の役者たちにも注目だ。

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[あらすじ]

元警視庁捜査一課の敏腕刑事で、警察を辞めて今は探偵業を営む大杉良太（香川照之）。いまだ軌道に乗らない大杉探偵事務所に、お天気キャスターの小池リサ（早見あかり）が依頼に訪れる。依頼内容は、18年前に死んだはずの双子の妹・リナ（早見あかり／二役）の捜索。リサの家のポストに入っていたという送り主不明の映像には、施設の一室で獣のように豹変しカウンセラーを襲うリナの姿が映っていた。リサは、妹・リナがどこかで生きていると確信していた。そして1年前に両親を殺害した犯人が妹だとも…。彼女の両親は、廃墟となった大学病院の研究所で何者かに殺された後、心臓を抉り取られていた。

大杉は警察時代からの良き相談相手で情報通の鳴宮（伊藤淳史）を使って、今は誰も住んでいないリサの実家と、両親の殺害現場を調べ始める。廃墟となった研究所は「“心臓博士”の霊が出る」と噂されていた。暗く荒れ果てた研究所の中で、鳴宮はあるものを見つける。一方、娘・めぐみ（杉咲花）の親権を巡って妻・恵子（堀内敬子）と離婚調停中の大杉は、なぜ家族に相談もせず警察を辞めたのかと問われるが、頑なに口をつぐむ。脳裏に明滅するのは、刑事を辞めるきっかけとなった事件･･･後輩刑事の三島彰文（桐谷健太）と共に追った、新谷宏美の模倣犯による凄惨な連続殺人事件の記憶だった…。

［HPから引用]

原作はコチラ

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刑事時代と探偵の今と行ったり来たりして、ちょっと大変。
香川照之、全然変わらないんだもん。
ちょっと目を話すとわからんのよ（苦笑）

刑事時代の話。

桐谷健太の妻子殺しの犯人は、精神鑑定で無罪になった佐藤。

模倣した事件も全て佐藤の自作自演。

佐藤は桐谷の妻を愛していたが、妻は佐藤のことを覚えていなかった。
そしてメタメタに殺したのだ。
それ以降、ひろみの模倣犯として連続殺人する。

もしくは、もともと気が狂った人間だったのかなぁ。
この辺ははっきりわからなかったです。

しかし最初から桐谷に容疑をかけて、殺人事件をおこすのだ。
佐藤の思惑通り、警察の疑いは桐谷健太に向く。

佐藤が桐谷をハメているのに、桐谷が佐藤を襲っているように見えてしまった香川照之。
最後まで桐谷を信じてやることができなかった。
桐谷に手錠をかけてしまうが、その背後を佐藤が襲う。

「香川照之殺しの殺人犯として死ね。」

そう言って、佐藤は桐谷をアイスピックで刺し、香川照之を拳銃で撃つ。

月9よりストーカー具合が恐ろしいな。←あたりまえ。

こっちもストーカーか。

救いがなかった。

佐藤は新谷に早贄にされたのだけど、スッキリ！
とは思えなかったなぁ。
・・・これはこれで救いがない。

罰して欲しかったよ・・・。
精神病を装っているだけで、あんな工作が出来るんだもん。
佐藤は殺されるのは良いけれど、刑務所に入るのはカッコ悪いと思っていそうだったから、逮捕して極刑って流れでないとスッキリしなかったかなぁ。
桐谷健太の汚名が晴れたシーンも見たかったし・・・。

香川照之はこの事件をきっかけに刑事を辞めた。
+++++++

探偵の話

廃病院で妹リナは生きていた。

殺人嗜好症

これがリナの病名だ。

両親はリナの病気を治すため、人体実験をした。
人体実験に使うのは犯罪者。

廃病院の管理人と名乗った堀部圭亮も犯罪者だった。
人体実験の結果、堀部圭亮だけ実験が成功したのだ。
早見あかり双子の両親に恩義を感じている堀部圭亮。
双子の両親のためならなんでもやるのだ。

リナも病気が治った。
5年間施設で暮らしたが、1年前再発。
そして、廃病院に帰ってきた。

「リナが発病するのは満月の夜。

リナが帰ってきた日も満月の夜だった。
両親を殺してしまったリナ。

両親はリナに殺されることを見越して、もしも自分たちが死んだら、リナが疑われないように、心臓をくりぬいてくれと堀部圭亮に頼む。

満月になるたびに、堀部圭亮はリナに腕を差し出す。
そして堀部圭亮を受け入れた。
満月の日でも、腕を噛まなくなった

「彼女を止められるのは俺しかいない。」

と堀部圭亮は言う。

リナは小さい頃から病気だった。
最初は飼っていたペットを殺した。
その頃から両親はリナの病気に気づいていた。

8歳のころ。
立て続けに子供が二人も殺された事件の犯人もリナだった。

姉が図書館に行くようにと言われたのは、リナのアリバイ作りの為だった。
その日も満月の夜だった。
子供たちは頚動脈を噛みちぎられて殺されていたのだ。

両親はあらゆる手を尽くした。
人体実験を行い、廃病院には「心臓博士」と言う幽霊が出ると噂を流し、誰も病院に近づかないようにして、リナを隔離した。
そのうち姉を殺しすかもしれない・・・・。

香川照之は堀部圭亮を信じる。
もう自分は刑事ではないから、罰せないと言う。

姉のお天気お姉さんには、真実を話すが、リナが生きていたという証拠はどこにもないから、依頼料はいらないと言う。

なぜか香川照之に抱きつく早見あかり。

そしてそれを見る杉咲花。

どちらも救いがない話だった。

しかし、堀部圭亮とリナを放置するのはどうだろうか・・・。
またいたいけな子供が殺されるのではないだろうか。
平均寿命で言うと、堀部圭亮の方が早く死ぬだろうし、あのまま放置したら満月の夜にまた犯罪が起こるのではないか？

なんかモヤモヤしたなぁ。
切ないとかより、救いがなさ過ぎたなぁ。

+++++

正しい伊藤淳史の使い方、ここにあり。
「MOZU」ってドラマはさぁ、わけわかめだったけど、伊藤淳史の使い方はこっちのドラマの方が正解だな。。
落ち着くわ～。
短パンを履いて廃墟の病院に行って、お化けとツーショット写真。

で、MOZU本編よりこのシリーズのほうがわかりやすかったなぁ。
さすがに前回よりは、本編に近いハードボイルドって感じがしたけれど、てか前回の飯島直子版は正直面白くなかったんだけど、今回は「MOZU」のくせに緩急があり面白かったと思う。

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出演者
香川照之伊藤淳史桐谷健太早見あかり浦井健治堀内敬子杉咲花阿部力鶴見辰吾堀部圭亮利重剛西島秀俊吉田鋼太郎小日向文世ほか

原作はコチラ

幻の翼 /逢坂剛

2015-12-14 23:42 コメント(2) トラックバック(0)
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tarotaroさん、こんにちは。
ん～、後味が悪いですねえ。下町ロケットを見た後だけになおさら。
狼女になってしまった女性の捜索と、過去の殺人事件の捜査がオーバーラップする構成は凝ってましたが、見ていて疲れました。
特に後輩が目の前で刺殺される場面は相当グロかったです。テレビじゃまずいレベル？
娯楽として見れば、前回の方が楽しかったです。
by ヒロくん (2015-12-15 00:20)

ヒロくんさん、書き込みありがとうございます。

ちょっとねぇ。
救われない結末でしたね。
そして目が離せないというか、混乱しました（苦笑）
さすが、WOWOWドラマですね。
前回はわりと軽かったですよね。
今回は伊藤淳史の肝試しくらいしか軽いシーンがなかったです（苦笑）
でも評判がよければ、定期的に制作されたりしてw
それはそれで、楽しいかもしれないですね。
香川照之の芝居は安心します。
by tarotaro (2015-12-15 23:45)