金曜ロードSHOW特別ドラマ「さよならドビュッシー～ピアニスト探偵 岬洋介～」ネタバレ 感想～「エースをねらえ！」を思い出した件

金曜ロードSHOW特別ドラマ　「さよならドビュッシー～ピアニスト探偵　岬洋介～」
!ピアニストと探偵…2つの顔をもつ岬洋介(東出昌大)が、火事で大火傷を負いながらもピアニストの夢を諦めない遥(黒島結菜)に、厳しくも愛に満ちたピアノ指導を施す。しかし…更なる悲劇が2人を襲う!クラシックの旋律と共にお贈りするヒューマン音楽ミステリー!衝撃の結末に誰もが驚愕する!!

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[あらすじ]

司法試験を優秀な成績で合格し、将来を嘱望される検事だったが、ある日突然職を辞し、ピアニストへの道を歩み始めた男・岬洋介(東出昌大)。

そんな岬が、鎌倉の閑静な高台に建つ、地元の名士にして大富豪・香月玄太郎(北大路欣也)が家政婦の綴喜みち子(キムラ緑子)と暮らす屋敷に下宿するべく門を叩くことから、物語は始まる。
岬のアーティスト気質で偏屈な性格に手を焼きつつも、内に秘めている岬の才能、人柄を玄太郎はいち早く認め、屋敷に岬を迎え入れることを決める。

香月家の近所に、玄太郎が古くから、家族ぐるみの付き合いをしている、真田という家がある。家具業を生業にして富を築いた、香月家と肩を並べる富豪だ。
玄太郎の幼馴染で、長年秘かに恋心を抱いていた、真田恭子(木の実ナナ)という当主を筆頭に、銀行員の長男・徹也（正名僕蔵）、いい歳をして定職にも就かず漫画家を志望する次男・研三(武田真治)、徹也の嫁・悦子(菊池桃子)、徹也と悦子の娘で、ピアニストを目指している遥(黒島結菜)、遥の従姉妹であり、両親を災害で亡くした片桐ルシア(上白石萌歌)、真田家に長年仕える家政婦の三上紀美（宍戸美和公）が一つ屋根の下で暮らしている。

玄太郎は岬に、孫同然の遥とルシアにピアノの個人レッスンを依頼するが、岬はにべもなく断る。

ある夜、真田家を悲劇が襲う。遥とルシア、恭子が火事に巻き込まれたのだ。 なんとか一命を取り留めたのは、遥だけだった。
火事の起きた夜、遥とルシアの交わした最後の約束。

「いつか遥が、コンサート開いたら、私のために、ドビュッシーの『月の光』、演奏してくれる？」

最愛の従姉妹との約束を叶えるため、火事で大火傷を負った身体を奮い立たせ、遥は、再びピアニストへの道を歩き始める。
そして、遥の傍らには常に、岬の姿があった……。

亡くなった恭子の遺言が発表され、遥は6億円もの遺産を相続する権利を得る。
すると、遥の身の回りで不可解な事件が次々と起こり始める……。

[HPから引用]

原作はコチラ

さよならドビュッシー [ 中山七里 ]

映画はこちら

橋本愛 清塚信也 ミッキー・カーチス 利重剛


「月の光」と言えば、真央の2008年シーズンのSP。
タラソワについた年。

懐かしい。スパイラルが綺麗だわ～。

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火事で生き残ったのはルシアのほうかな。
ケガのあと整形をすると、大抵のキャラクターは入れ替わっている。
2時間ドラマでもありがちだw
この二人は従姉妹同志だから似ていたのかもしれないな。

最初から焼死したとされるルシアが遥になっているんだろうと思って見ていたから、菊池桃子ママが遥を励ますたびに追い詰めているようで切ない。

遺産12億円。
お手伝いに1000万円。
正名僕蔵＆武田真治兄弟にそれぞれ3億円。
孫の遥に6億円。

遺産を受け取るための条件がある。
武田真治はなにか事業を始めなければならない。
そして遥はピアノを続けなければならない。

遥は学校での風当たりが強い。
特待生のレベルではないのに、金持ちだから優遇されているというのだ。
ある日、松葉杖の遥が車道に突き飛ばされ、岬（東出昌大）が助ける。

遥は特待生でいられるため岬の猛特訓を受ける。
そして音楽コンクールへの学校代表に選ばれる。

++++

菊池桃子、転落死。

他殺か事故か？？？

自暴自棄になる遥だ。

東出昌大のピアノを聴いたり熱血指導でなんとかコンクールにたどり着く。

コンクールでは「アラベスク」と「月の光」を弾く。

「アラベスク」が弾き終わり、「月の光」を弾くまでの間にいきなり謎解き。


遥を道路に突き飛ばしたのはお手伝いの三上紀美（宍戸美和公）。
木の実ナナのことを心から慕っていたお手伝いは、遥が遺産目当てで放火したのではないかと疑っていたのだ。


菊池桃子を殺害したのは遥。

いや・・・遥ではなくやはりルシア。

生き残った遥はルシアだった。

菊池桃子は遥ではなくルシアだと気づいたのだった。
追い詰める菊池桃子。
「遺産目当てで遥のふりをしたのか！」
「放火したのもルシアではないのか！」
と叱責。

否定するルシアだがもみ合ううちに菊池桃子が階段から落ちてしまった。

落ちた直後、まだ菊池桃子には息があった。
東出昌大は菊池桃子をそのまま放置したのは、犯人が「階段を下りられなかった為」に放置するしかなかったと推理。
そして犯人がルシアだと思った。

ルシアは意識が回復し鏡を見たら、自分が遥になっていることに気付いた。
みんなルシアが生きていることより、遥が生きていることを喜んだ。
だから自分がルシアだと言えなくなってしまった。
必死で遥を演じるルシア。

優勝は真田遥さんです

でも私遥ではない・・・。

重要なのはその人物が何者かではなく、何を成し遂げたか。

ルシア君の最大の罪は自分がルシアと言えなかったことだ。
君自身で自分を殺ししてしまった。
人生はやり直すことができる、
いつかまたきっときみは、君自身の「月の光」に出会える。


私はまた必ずこの場所に帰ってくる。

だからそれまでさよならドビュッシー


会場には刑事の姿があった。

---

東出昌大とキムラ緑子を見ていると「ごちそうさん」しか思い出せないw


ワタシはかなりアイドル”菊池桃子”が好きなほうなんですが、ウザかったなぁ（苦笑）
こういう役ですから仕方ないけど・・・。

予想通り、ルシアが生き残ったのに遥にされてしまった悲劇でしたが、まさか1ヶ月の特訓で優勝できるなんてすごいなぁ。
ま、入れ替わりに騙された人はいないだろうなぁ。
ありきたりのツッコミをさせていただくなら・・・。
従姉妹だから似ている部分はあったにせよ、声や骨格背の高さなどいろいろ無理がある。
でもこんなこと言っちゃったら、ドラマは作れないからなw

でも菊池桃子は事件ではなく、、事故だと思う。
少なくとも、ルシアは体が不自由だったわけだし、そこに取り乱した菊池桃子が絡んでいった。
殺人には思えないから。最後に刑事が出てきたのはちょっとかわいそうな気もした。
それに罪にはならないよね。
話を聞くだけよね？
勝手に菊池桃子が落ちたような気がしたし、勝手に周囲が遥と勘違いしたんだし。
ルシアは被害者のように思える。
瀕死の状態だったんだし・・・。
悪かったのはすぐに人を呼ばなかったことかな？
人を呼んでいれば助かったかもしれない。
それでも、怖くなってしまったルシアの気持ちもわかる。

+++

ピアノコンクールでルシアが演奏しているとき、心の中の声が聞こえる。

「先生！指が持ちません！」
とか
「ここからピアノとの距離を近づけるんだ！！」
とか。

かなり最初の段階で、ピアノ指導をしているときの東出昌大くんと遥の関係が、宗方コーチと岡ひろみに思えてしまって、シリアスなドラマだと言うのにコントじゃないか！って思ってしまった。
それはそれで面白かった。

▲宗教家になるより、漫画家でいたほうが思想を描けたんじゃないかと思うんですよ、山本先生。

東出昌大くんはスポ根漫画のコーチ役には似合いそう。
もしくは昔の大映ドラマのヒロインの相手役。
ただし、熱血漢！！
今日、一日、「全身全霊で演じました！」と言っていた東出昌大くん。
だから力が入りすぎちゃったんじゃないかって思うんだけど、思ったよりはうまくなっていたと思う。←上からですんません。
それとも私が東出くんの芝居に慣れてきたのか？

黒島結菜ちゃんは、「ごめんね青春！」のときのほうがキラキラしていたなぁ。
役柄が違うから仕方ないけど。

北大路欣也さんの声だけが大きくてびっくりした！
どうしてもあの白い犬がちらついてしまう！！



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キャスト
岬洋介…東出昌大
真田遥…黒島結菜
真田研三…武田真治
真田徹也…正名僕蔵
片桐ルシア…上白石萌歌
榊間刑事…嶋田久作
鎌倉音楽大学附属高等学校・校長…金田明夫
加納由紀夫弁護士…半海一晃
三上紀美…宍戸美和公
君島由里…青木珠菜
時坂恵…富山えり子
涼宮美登里…小川涼
真田恭子…木の実ナナ(特別出演）
真田悦子…菊池桃子
綴喜みち子…キムラ緑子
香月玄太郎…北大路欣也



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