水曜ミステリー9「犯罪科学分析室 電子の標的2」 ネタバレ 感想～ありえない展開の連続

水曜ミステリー9「犯罪科学分析室　電子の標的2」
猛毒ウィルスを密かに開発していた教授が殺された。その直後、このウィルスを使った無差別連続殺人事件が発生する。犯罪科学分析室長・藤江康央が事件の巨大な闇に挑む。.


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[あらすじ]

スクラップ工場の焼却炉で焼け焦げた他殺体が発見された。被害者は帝光大学医学部教授の阿武隈修(モロ師岡)と断定される。藤江康央(伊原剛志)、 倉田剛士（手塚とおる）ら警視庁捜査一課犯罪科学分析室のメンバーは教授の自宅を捜索。浴室から血液反応が出る。そこに公安部長の灘波孝二（宇梶剛士）が現れ、証拠品はすべて公安が押収すると言い放った。

その日の朝、男性が突然路上で倒れ死亡していた。検死の結果、毒性の強い新型ウィルスが検出される。これが教授の開発したウィルスと一致した、と公安は言うのだ。次々と証拠品を持ち出す公安になすすべもなく、藤江らは撤収する。

藤江らは独自捜査を続行するが、間を置かず同じウィルスによる二人目の被害者が出てしまう。警視庁は無差別連続殺人合同捜査本部を設置。そこへ犯人から直接電話が入った。

犯人の要求は２０１０年に起きた巨額詐欺「ヘブンゲート事件」の再捜査だった。事件の不正取引データは何者かに盗み取られ、被疑者死亡のまま所在が分からなくなっていた。午後４時までにそのデータを用意しなければまた犠牲者が出るという。猶予は５時間だ。

公安の灘波が都内の厳戒態勢を指示していると、藤江が犯罪科学分析室のメンバーらを連れて登場。感染症対策の権威、日本法医学研究所所長の克実東子（藤田朋子）の姿もあった。彼女の捜査協力を得た藤江は、二つの殺人事件から犯人の行動を鮮やかに割り出してみせる。被害者は二人とも、うさぎの着ぐるみ姿の人物と接触した３０分後に死亡していたのだ。大石浩平（皆川猿時）が着ぐるみの画像をインターネットで拡散すると、目撃情報が続々と寄せられる。捜査は一気に動く。

犯行時刻まで３０分に迫った土壇場で、犯人確保の一報が。しかし同様の報告が相次いで入ってくる。捜査を攪乱するため、犯人は複数のアルバイトを雇っていたのだ。着ぐるみの人物の一人が突然逃げ出す。倉田らが追いかけ身柄を確保してみると、衝撃の正体を目にする。

さらに、大量殺人の犯行が予告され…。史上最大の犯罪を食い止めるべく、科学の力で立ち向かう！

［HPから引用]

原作はコチラ

電子の標的 警視庁特別捜査官・藤江康央 / 濱嘉之



帰ってきたYes! GO!

前回より、英語シーンは少なめの伊原剛志。
引き続き高圧的な西村雅彦よりも上で割と感じの悪い役に宇梶剛士。
なんだかインテリ風の藤田朋子。

いや～～～な役の宇梶剛士って、最近では珍しい。
熱血感か優しい役の方が最近多いもんなぁ。
でも、ホレ。アレ。なんだっけ？エンペラーだっけ？？
暴走族の総長だったから、もっとクッソ悪人の役も見てみたいなぁ。

伊原剛志のアメリカ時代の大学の同級生役に藤田朋子・・・・苦手！以上。

---

着ぐるみの人物の一人が突然逃げ出す。倉田らが追いかけ身柄を確保してみると、瀬戸。
3人目に殺された瀬戸。
死因はあやはりウイルスだった。


+++


「ヘブンゲート事件」は手塚とおるが公安で最後に担当した事件だった。
不審なところがあると宇梶剛士に訴えたが却下され、公安から飛ばされた。

交通事故で亡くなったクボタ。
クボタは五条ミリオンバンクの行員だった。
クボタにはマネーロンダリングの疑いがあり、暴力団とのつながりがあるとして被疑者死亡で書類送検された。

しかし3人目に殺された瀬戸こそ、マネーロンダリングをし、暴力団とも交際していたのだ。
クボタに濡れ衣を着せた瀬戸は一気に取締役に昇格。

ウイルスにより路上で死んだ男と女はともに五条ミリオンバンクの行員だった。
瀬戸に協力していたが、取締役に昇格したのち、二人共多額の金をもらい銀行を退職していた。


加害者はクボタの家族ではないかと推理する伊原剛志。


クボタの妻は病死し、残るのは姉弟。


一年前、モロ師岡の研究室でバイトをしていた弟は、モロ師岡に「ヘブンゲート事件」のことを相談すし、「力になる」と言ってもらっていた。
モロ師岡は「ヘブンゲート事件」を解明し、クボタを陥れた3人の顔写真も入手。
「これから”ヘブンゲート事件”のことを警察に行く。しかしもし何かあれば、行動を起こすように」
と言い残し、モロ師岡は行方不明になる。

「もうなにも信じられない。」

弟は行動する。

モロ師岡が作ったウイルスで3人の命を奪う。

しかしモロ師岡は死んでいなかった。

姉弟のアパートに乗り込み、弟にウイルスを注射。
姉を拉致し、アジトに連れ込んで殺そうとしたとこに伊原剛志登場。


おまえは最初から死んでいないと思った。

明らかに不自然だった。
モロ師岡は自分で採血した血液を壁にまきちらし、自分が殺されたように偽装した。
遺体はホームレスを使った。

追い詰められたモロ師岡は自らのウイルスで自殺。


しかし黒幕はモロ師岡ではなかった。

黒幕は宇梶剛士


五条ミリオンバンクの不正取引データは、桐生コーポレーションというヤクザが運営している会社にあった。
手塚とおるは潜入し、不正取引データをUSBにコピーした。
逃げる寸前、ヤクザに見つかりUSBを取り上げられた。

しかし、それはダミーのUSB。
電話するとUSBに着信音が流れる。
桐生コーポレーションの社長が持っているはずのUSBが梶剛士に流れた。

「今回の事件、モロ師岡だけでは不可能だと思っていた。」
という伊原剛志。

モロ師岡を利用し、過去の不正取引データを知っている人間を始末したのだ。


すべての黒幕はYOU!違うか！


5年前、手塚とおるは公安から飛ばされたのではない。
俺が引き抜いたんだ！
保身の塊の人間が俺の部下を二度と馬鹿にするな！

---

なんか書いていてわからなくなったよ（苦笑）
こんなん読んでいてもわからんよね。

一体なんのためのウイルスだったのか・・・。

まず「ヘブンゲート事件」。
こんなもん解決するわけないよねぇ。
宇梶が捜査していた事件なんだし。

けれどモロ師岡がなんで宇梶剛士に手を貸したのか？

まったくわからん。
自分の作り出したウィルスを試したかった？？？
それにしては自分が死んだように偽装し、「ヘブンゲート事件」で死んだ息子をバイトに雇う。
それでなんかモロ師岡が得することってある？
お金をもらうわけでないし、挙句の果てに自殺！！←未遂に終わったが。

もういい。
モロ師岡は気が違った研究者として流してやっても良い。
姉弟が二人が住むアパートに音も立てずお化けのように現れたのも、気が違っていたからなんだと思う！！←ヤケクソ


ウイルスで死んだ3人は全員、五条ミリオンバンクの行員だったわけですが、なんで殺したのか？
不正の過去を知るものを殺す。
その不正は現在進行形ではないのか？
瀬戸が死んでしまったら、もうお金をもらえないんじゃないの？

瀬戸は着ぐるみを着たまま殺さたんだけど、着ぐるみの頭を取ってみればガムテープで口を塞がれているの！！
両手は縛られていないんだから、口に貼られていたガムテープは取れるやろ！！

警察も警察で。
着ぐるみを着て、ガムテープをされて、そこまで足も早くない瀬戸を中々確保できない警察。
情けない。



前回は手塚とおるが水道局員のふりしてヤクザ事務所入ってた。
今回は”ネットのもの”というふんわりした職業で、ヤクザが経営している事務所に潜入。

これ、お約束にするのかなぁ？

まず違法捜査だし（苦笑）
まず無理だろう。
ヤクザな会社は知らないが普通の会社は勝手にパソコンを触らせてくれたりしないよなぁ。
テキストファイルコピーにすごい時間がかかってたけど、パソコンの画面丸見えで、不審に思われないのが疑問。

ヤクザに追いかけられて、ボコボコにされていたところに伊原剛志登場。
伊原剛志は頭が良いだけでなく、腕っ節も強いらしい。


猿時の、はんぺんジョニーのフォロワー数は100万人とか、オタク崩れの捜査員と言われて「れっきとしたオタクですけど！！！！
というとことか、佐藤ありさとのやり取りとかちょっと面白かったけど、それは皆川猿時のキャラであり、私がそのキャラを好きだから面白く感じたに過ぎない。


これ、伊原剛志さえいれば解決できそうよねぇ。
なまじ現場に行かなくても解決できそうよね？
ツッコミどころはいっぱいあって、ツッコムしかないドラマになっているけれど、一番ツッコミたいのは

科学捜査よりも伊原剛志の能力と感

これで事件を解決しただけ。

目を瞑り、こめかみに人差し指を当てると、事件解決できるんじゃん。
写真のように記憶していて全てお見通しじゃないか！！
残り1秒のろことでパスワード解除するのはドラマあるあるだけど、あんなパスワードの思い出し方ってある？
BGMも変やったよ！！

スペックが高すぎる。
こんなん捜査と言えるのか？？


宇梶剛士が拘束される一方で、クボタ姉の前で


クボタは無実です。

という伊原剛志。
泣き出すクボタ姉。

冤罪被害者でもあり、事故に見せかけ殺された被害者の娘が居る前で敬称略かよ！
こういうところはバカらしい。
++++


モロ師岡が殺そうとしたクボタ姉弟もたすかり、モロ師岡も助かった。

それはアンチウイルスの薬を藤田朋子が作り出したようだ。

都合良すぎ！！

ちょっとしたミスリード要員だったのかもしれないが、藤田朋子のドヤ顔がウザイ。

これだけのメンバーが揃ったら、もっと面白い作品ができるんじゃないのかなぁ。
もったいない。
特に主演の伊原剛志が科学捜査とは無縁な風貌。
インテリな役だとしても少し熱血漢じゃないと似合わないかもw
こんなスーパーマンみたいな役は誰が演じても不自然だとは思うが。

原作もこんなにツッコミどころ満載なんだろうか。

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キャスト
藤江康央 　・・・　 伊原剛志
倉田剛士 　・・・　 手塚とおる
大石浩平 　・・・　 皆川猿時
天城久美子 ・・・　 佐藤めぐみ
長津紗江 　・・・　 早織
長津柊也 　・・・　 竹内寿
桐生慶二 　・・・　 オクイシュージ
瀬戸欣二 　・・・　 児玉貴志
窪田誠司 　・・・　 中脇樹人
捜査員１ 　・・・　 ゆかわたかし
ホームレスＡ ・・　 ジジ・ぶぅ
阿武隈修 　・・・　 モロ師岡
克実東子 　・・・　 藤田朋子
灘波孝二 　・・・　 宇梶剛士
岩瀬泰司 　・・・　 西村雅彦


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コメント 2

コメントの受付は締め切りました

tarotaroさん、こんにちは。
「科学捜査」のタイトルに少し違和感ありですね。まあ、ハッカー並のコンピューターおたくに、CCDメガネの盗撮と確かに電子機器は多用してますけど。

最後は伊原剛志の超人的な記憶力と勘
何となく、堀北真希の「シンクロしました」が浮かびます。

しかし、モロさんの目的がわかりませんよね。事件は解決したけど、シナリオを膨らませるだけのドンでん返しみたいで。

宇梶さんの黒幕、どこかで見た記憶ですが、黒谷友香さんのトカゲの女だったか。

佐藤めくみさんのお色気作戦が笑えました。
by ヒロくん (2016-03-25 11:07) 

ヒロくんさん、いつも書き込みありがとうございます(^-^)

科学捜査とはまた違いますよねぇ。
結局決め手は伊原剛志の能力ですから。
堀北真希より天才ですよね（苦笑）
そりゃ事件も解決しますよ！

モロ師岡は理解不能です。
宇梶さんはちょいちょい悪役もあるんですけど、最近の2時間ドラマではレギュラーで刑事役も多いのでもっとはじけて欲しいすねw
刑事役で犯人ってより暴走族で培ったバイクさばきを見てみたいですw

佐藤めぐみさんは頑張ってますよね。
彼女はスタイルも良いし爽やかだし、もっと2サスに出ても良いと思います。
なにより若いし！！
by tarotaro (2016-03-25 17:59)