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「重版出来!」 第6話 ネタバレ感想~色んなバリエーションのボーダーを着るヤスケン [気になるドラマ-2016春]

火曜ドラマ「重版出来!」 第6話 「勝ち続ける仕事術…新人ツブシの秘密とは?」

“新人ツブシの安井”発動中…安井(安田顕)の行動が理解できない心(黒木華)は怒り心頭!!東江(高月彩良)を精神的に追い込む安井の心の闇に隠された秘密とは?

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[あらすじ]
完成間近の東江(高月彩良)の作品「ガールの法則」の原稿を一方的な事情で全部ボツにされ、安井(安田顕)の急な要望にとまどう東江。“ツブシの安井”が、ついに牙をむく。安井に東江の担当を奪われた心(黒木華)は怒りを隠せないが、担当では無いため自分からは何もすることができなかった。
ある日、平日18時半以降と休日は対応しないという安井に代わり、東江に原稿の相談を持ちかけられた心。直接東江に会って励ますが、簡単なことも相談できない二人の関係が気になり、ますます不信感を抱いていた…。
新人ツブシと呼ばれてはいても、担当したすべての作品をそれなりにヒットさせている安井。かつての彼は心に似ており、漫画家との関係も良好だったという。現在、そんな安井は影もかたちもないが“ツブシの安井”の誕生にはある悲しい理由があった―

奇しくも同じ号で漫画家デビューを果たす中田(永山絢斗)と東江。中田の「ピーヴ遷移」は賛否両論だがネットで話題になり、担当の心について「僕を見つけてくれた、女神です」と感謝する中田、一方で東江は、ついにある決断をする。

そんな中、売り上げを伸ばすため、編集長の和田(松重豊)から編集者個人でSNSをはじめるよう指示が出た。様々な意見が出る中、漫画への愛が溢れている、謎のアカウントが存在するという話が書店で噂されていたが…

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重版出来![ 松田奈緒子 ]


安井さんって、安井さんってなんなんですか!?

昔は黒木華みたいな編集者だった。
しかし「コミックFLOW」という雑誌が廃刊になったことでヤスケンは変わってしまった。
漫画家と二人三脚でやっていたつもりだった。
担当していた漫画家は、別の編集者から「FLOW」廃刊を知り、激昂。
会社に守れた会社員と違い、漫画家はアシスタントや家族を路頭に迷わすことになるんだ!
「バイブス」で連載は続けるが、ヤスケンには担当編集者をやめてもらう。

クタクタになって帰宅すれば、妻から離婚を迫られる。
ボロボロになったヤスケンは廃刊を決めた会社の役員に殴りかかろうとする。

「雑誌はアンタのもんじゃない。みんなで育てた家なんだ!
 漫画家と編集者、みんなの家なんだよ!!」

理想だけで仕事が出来る人はこの世にどれだけいるのだろう。


++++++

仕事に夢を託すものではない。

東江絹の漫画は実写化のアイドルが主人公のヘアスタイルを黒ツインテールにすることを要望。
ほぼ書きあがっていた原稿を変更しなければならない。
ヘアスタイルが変わると、衣装も変え、表情もかわり、構図も変える。
それでもなんとか締切を落とさない東江さん。
体はボロボロ。

「東江さんのこだわりなんてどうでもいいんです。
世間の評判がよければそれでいい。」

締切をきちんと守り、それなりのクオリティを保つ。
漫画家に求めるのはそれだけだ。

コミカライズは重版となった。
次はお笑い芸人が書いた小説の受賞作品のコミカライズを書くように言うヤスケン。

しかし仕事を断る東江絹。

「大好きな漫画を嫌いになりたくないんです。
 今までありがとうございました。」

ヤスケンのもとを去る東江絹。

「コミカライズはまた別のうまい漫画家を探します。」
と松重豊編集長に言う。

「安井、ありがとう。お前が確実に設けてくれるおかげで、ほかの作品で冒険できる。」

「給料分の仕事をしているだけです。」


++++++


「ショックで・・・・。」

「僕の絵、下手だったんです・・・。
 ほかの人の漫画と見比べて見たら。
 プロってすごいですね。」

自分の絵は「個性的」だと思っていたが「下手クソ」だと思っていなかった中田伯(永山絢斗)。
超ポジティブ!!!


「小日向文世先生のところでアシスタントがしたいです。
 模写も全部やります。
 絵がうまくなりたいんです。」

「絵が上手くなりたいんじゃない。面白い話が書きたいんだ」
って言ってたのに。これも成長かな!!


黒沢さんは神様です。
僕を見つけてくれた女神さまです。


と黒木華に感謝している永山絢斗も素直だなぁ。
案外、ヤスケンのもとで輝くタイプかもと思っていたけれど(絵が下手だから無理か・・・)、黒木華とのコンビも良いのかも??


「編集者に頼ってダメになった漫画家をたくさん見てきた。
 楽なんですよ。
 編集者の言うとおりに書くって言うのは。
 道具になってしまう。
 それで一生やっていけるのならいいのかもしれませんが。
 何のために漫画を書くのか。
 それに尽きると思います。
 黒沢さんは何のために仕事をしていますか?」

優しい声の小日向先生。
久しぶりやなぁ、小日向さんの善人んを見るのは(爆)

そんなやり取りをしている小日向先生と黒木華。
しかしムロツヨシから狂気を感じる。





どれだけ素晴らしいものを作っても、会社が評価するのは数字。
数字だけなんだ。

ヤスケン・・・・。
わかるんだけどなぁ。

廃刊が新人潰しの免罪符にはならないけれど、雑誌を潰さないように、路頭に迷う漫画家がでないように、ヤスケンも頑張ってるんだなぁ。
利益を追求する編集者、理想を追求する編集者。
ろどちらも間違ってないように思えたな。

「仕事のやり方を変えただけ」

ヤスケンが嫁さんに言った言葉。
この言葉があったから、ヤスケンの「漫画への愛情」は変わっていないのかも?
そう思えてよかったよ。



「ちゃんと大学を卒業して、バイトしながら。
 時間はかかるかもしれないけれど。
 そしたら見てもらえますか?
 黒木華の手を離したことをずっと後悔していました。」

「離した手はまたつなげばいいんです!」

ってことで、東江絹は潰れずにまた漫画家を目指してくれるからよかったものの。
東江さん、きっとこの経験を次に活かせると思っているよ!!

ここまでわりとスッキリ終わっていたので、いろんな余韻を残す回だったなぁ。
ヤスケンの裏アカ・編集者残酷物語がみんなにバレるのかと思ったけど、あっさりアカウント消したのもよかったw


+++++

黒木華ちゃんは和服が似合っていたねぇ。
着物も可愛いかった。
バレンタインも終わったし・・・ってことは、黒木華編集者も2年目を迎えるのね。

来週は暗黒のムロツヨシ

予告だけでちょっとわかっちゃうけど。
いや、今日のムロツヨシの目線だけで、新人漫画家への嫉妬とかその他モロモロの伏線は完成していたので、あとは伏線を回収するだけ。
強烈そうだなぁ。
ムロツヨシ!!!



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感想はコチラ
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キャスト
黒沢 心 … 黒木 華

五百旗頭 敬 … オダギリジョー
小泉 純 … 坂口健太郎
壬生 平太 … 荒川良々

ミサト … 野々すみ花
菊地 文則 … 永岡 佑
八丹カズオ … 前野朋哉

三蔵山 龍 … 小日向文世

高畑一寸 … 滝藤賢一
成田メロンヌ … 要 潤
中田 伯 … 永山絢斗

沼田 渡 … ムロツヨシ
久慈 勝 … 高田純次
安井 昇 … 安田 顕

和田靖樹 … 松重 豊




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