『ひよっこ』 第52回 ネタバレ 感想～退職金は現物支給

NHK連続テレビ小説 『ひよっこ』　第52回　【第9週】「小さな星の、小さな光」
最後のコーラスの場で、雄大（井之脇海）は幸子（小島藤子）にプロポーズする。そして工場最後の日、ぼんやりした様子の豊子（藤野涼子）をみね子（有村架純）は心配する。

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[あらすじ]

乙女寮最後のコーラスの場で、幸子（小島藤子）にプロポーズした雄大（井之脇海）。みね子（有村架純）たちは幸せな瞬間に立ち会って、大いに盛り上がる。安心した優子（八木優希）は、仲間たちに見送られて秋田に帰っていく。ついに工場最後の日。朝からぼんやりした様子の豊子（藤野涼子）が、仕事で初めて失敗する。最後の1台を作り終え、みね子たちが工場を出ようすると、豊子は突然思いもよらない行動に出る。

[HPから引用]


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幸子さん・・いや幸子・・・
結婚してください。

学歴もないし、お金もないし・・・・

でも夢がある！

ふたりなら苦しくないと思うんだ。

だから、結婚してください。


エエのか？エエのんか？幸子。

アタシは反対（爆）

澄子の言う通り、夢だけでは生きていけない。
「二人なら苦しくない。」
って言うけれど、雄大は苦しくないだろうが、幸子は苦しくなる日がくるんじゃねーのかな。

まさかの公開プロポーズ。
だけど、気を使わず断っても良いんだぜ？


+++++


退職金代わりに現物支給
プレゼントという名の現物支給・・・。
でも、何も貰えないより、トランジスタラジオでも貰えると嬉しい。
みね子たちは1年も働いていないのに、先輩方と同じトランジスタ貰えるなんてラッキー！！
業者がやってきて借金返済のために工場の機械を運び出そうスタンバイしていたら・・・。

突然工場に立てこもった豊子

向島電機立て籠もり事件。
優等生・豊子が立てこもるなんて。

++++


幸子夫婦は・・・・金で揉めそうw
あんな甲斐性なしの男と結婚するなんて、幸子はだめんずなのかも（苦笑）
一生、金で苦労しそう。
夢だけはある。
なんて男、信用できないんだよなぁ。


優子の背中は小さくて、寂しかったな。
もう優子は出て来ないんだろうか？

で豊子・・・・。
明日には投降（爆）してくれると思うけどさ。



朝ドラ感想はコチラ→☆


主題歌はコチラ

桑田佳祐「若い広場」


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キャスト
【谷田部家】
谷田部みね子　　　　 …有村架純　
みね子の父 谷田部実　 …沢村一樹
みね子の母 谷田部美代子…木村佳乃　
みね子の妹 谷田部ちよ子…宮原和
みね子の弟 谷田部進　　…高橋來
みね子の祖父 谷田部茂　…古谷一行
みね子の叔父　小祝宗男 …峯田和伸
叔父宗男の妻　小祝滋子 …山崎静代
　
【助川家の人々】
みね子の幼なじみ 助川時子…佐久間由衣
時子の母 助川君子　　　 …羽田美智子
時子の父 助川正二　　　　…遠山俊也
時子の兄 助川豊作　　　 …渋谷兼人

【角谷家の人々】
みね子の幼なじみ 角谷三男…泉澤祐希
三男の母 角谷きよ　　　 …柴田理恵
三男の父 角谷征雄　　　 …朝倉伸二
三男の兄 角谷太郎　　　 …尾上寛之

【奥茨城の人々】
バスの車掌 益子次郎　　　…松尾諭
みね子たちの担任 田神学　…津田寛治
みね子たちの化学の藤井先生…原扶貴子
みね子たちの体育の木脇先生…増田明美
村長…久保晶

【すずふり亭の人々】
店主 牧野鈴子　　　 …宮本信子
料理長 牧野省吾　　　…佐々木蔵之介　
コック 井川元治　　　…やついいちろう
ホール係 朝倉高子　　…佐藤仁美
見習いコック 前田秀俊…磯村勇斗

【向島電機の人々】
乙女寮の舎監 永井愛子　…和久井映見
乙女寮の仲間 青天目澄子…松本穂香
乙女寮の仲間 兼平豊子　…藤野涼子
乙女寮の仲間 秋葉幸子　…小島藤子
乙女寮の仲間 夏井優子　…八木優希
乙女寮の料理人 森和夫　…陰山泰
工場の主任 松下明　　　…奥田洋平
　
【東京で出会う人々】
警察官 綿引正義　　　…竜星涼
幸子の婚約者 高島雄大…井之脇海

【あかね荘】
大家さん 　　立花富…白石加代子
大学生 　島谷純一郎…竹内涼真
会社員 　 久坂早苗…シシド・カフカ
漫画家の卵 坪内祐二…浅香航大
漫画家の卵 新田啓輔…岡山天音

【あかね坂商店街】
和菓子屋「柏木堂」 店主 柏木一郎 …三宅裕司
一郎の息子 　　　　　柏木ヤスハル…古舘佑太郎
中国料理屋「福翠楼」店主 福田五郎…光石研
五郎の妻 　　　　　　　　福田安江…生田智子
バー「月時計」店主 　　　竹内邦子…白石美帆
　
【その他の人々】
「安部米店」店主 安部善三…斉藤暁
善三の娘 安部さおり　　　…伊藤沙莉

【語り】増田明美








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コメント 2

　ラジオの支給場面はなんだか卒業証書の授与のように見えましたね。いまの若者なら悪態をつくかもしれませんが。それだけこの向島電機が温かい職場だったということでしょう。だから豊子さんもあんな真似をしてしまった。みんな先行きの不安を抱えていますし、反動も大なり小なり起こしかねない。
　
　理想論でプロポーズを受ける幸子にはまいりましたが、それもこの当時の世相の取り入れではないでしょうか。この年の２年前、坂本九さんの「明日があるさ」という曲が大ヒット。自分に自信が持てず、女性に恋心を打ち明けられない男子学生の気持ちをコミカルに表したものとのこと。まさにあっています。

　私はほとんどこの番組を視聴していませんでしたが、コーラス部を取り入れて描いたのは昭和歌謡を持ち出すためだったのではないでしょうか。去年BSプレミアの朝ドラアンコール枠で２００３年「てるてる家族」が放映されていました。本作は昭和の大阪を舞台にした４姉妹とその家族の半生をミュージカルで描いたホームコメディ。当時新人だった石原さとみさんや宝塚退団間もない紺野まひるさんがブレイクした作品でもあります。懐かしい昭和歌謡がふんだんに取り入れられていて、その世代からは人気がありました。ただ視聴率的には苦しく、著作権問題もあり、総集編のみソフト化され、１度も再放送がなされない封印作品でした。去年その封印が解かれ、再び注目されたらしくYOUTUBEにはほとんどの話数がアップされ、登場人物たちのコーラスシーンについては高い視聴回数を出しています。
　前作「べっぴんさん」の不手際でのファンたちの離脱を踏まえ、呼び戻し策の一つとしてこの昭和歌謡を取り入れるコーラス部という設定を置いたのではないでしょうか。
by 古畑 (2017-06-01 21:05) 

古畑さん、書き込みありがとうございます。

卒業証書みたいでしたねぇ。
カット割りが細かったようで、愛子さんが手渡したラジオについていたリボンの色と、工員が受け取っていたリボンの色が違ったりしていたのもご愛嬌ですね。

幸子のプロポーズに喜ぶ、ときめくほかの女工たちも可愛かった。
苦労するぞ！なんてのは老婆心ですが。
でもこの頃は結婚するのが当たり前で結婚しない方が苦労したのでしょうから・・・ま、いいのかも。

「てるてる家族」は時々見ていました。
石原さとみの関西弁が上手でしたね。
「ブルーライトヨコハマ」のいしだあゆみも出てきたりと話題性はあったように思います。
あの頃の朝ドラは視聴率が悪いと言われていましたが、時間帯が悪かったんでしょうね。
8時から放送していたら今とそこまで変わらず視聴率を取れていたと思います。

工場の閉鎖でコーラス部は解散となったので、これから唱歌を主人公たちが歌うのかはわかりませんが、「べっぴんさん」を失敗だとNHKは思っていないのではないでしょうか。
このドラマの撮影は年明けから始まっていたわけですし。
なにしろ、「べっびんんさん」の方が視聴率をとっているわけですから。
「すずふり亭」からが正念場。
なんとか20％に乗せたいと思っているかもしれません。


by tarotaro (2017-06-02 09:28)