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ミステリースペシャル「棟居刑事の凶縁(10)」 ネタバレ 感想~偶然が重なりすぎる! [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

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[あらすじ]
警視庁捜査一課の刑事・棟居弘一良(東山紀之)は非番の日、同僚刑事・神林武人(きたろう)の娘、一子(貫地谷しほり)と共に、東京都下にある“羽澄峠”へ。ハイキングを楽しんでいたところ、山の斜面で白骨死体を発見する。検視の結果、死体は出産経験がある20歳前後の女性で、死後20年から30年が経過。骨の損傷具合から、交通事故で死亡した可能性が高いとわかった。白骨の周囲からは、25年前の羽澄市の成人式で配られた記念メダルや消防車のミニカー3台なども見つかった。
 それを聞いた神林は、“過去に自分が関わった事案”だったかもしれないと言い出す。実は25年前、神林が羽澄署管内の駐在所勤務の“お巡りさん”だったとき、近所に住む70代の老女が交番に駆け込み、「若い女性が車にはねられた、車に乗っていた3人の若い男が女性を乗せて走り去った」と訴えたことがあったのだ。しかしその老女は軽度の認知症だったため、息子夫婦らが母の話は信じないでくれと謝罪。気になった神林が捜査したものの、“事件”として立証することができなかったという。

 そんな中、大手外食チェーン店の店長・立岡啓吾(大浦龍宇一)が殺害され、売上金を強奪される事件が起きた。普段は店長代理の尾崎良男(矢柴俊博)が銀行まで売上金を持参していたが、その日、尾崎は病気で欠勤。代わりに店長の立岡が売上金を銀行に運ぶ途中だったらしい。犯人は逃走車を用意していたことから、少なくとも2人組以上の犯行と考えられた。
 ところがその1週間後、なんと立岡の事件の通報者である夏沢美加(岡本玲)が扼殺され、公園で発見される。美加は人気作家・夏沢裕樹(マギー)の娘で、自身も作家を志しており、目撃した立岡の事件をモデルに小説を書こうと思っていたようだ。美加は一子のアルバイト仲間であり、その職場では尾崎の妻・祥子(真飛聖)も働いていた。また、夏沢と殺された立岡は高校時代からの友人だったこともわかる…。
 その矢先、美加のマンションの隣人・深尾正臣(武田航平)が、美加の殺害現場の公園に花を供える怪しい男がいたと、棟居らに情報を提供してきた。調べると、その男、秋場幸司(細田善彦)はフリーターで、宝飾デザイナー・品川春奈(松山メアリ)と交際している模様だった。しかも、春奈の父で病院長の品川雄治(堀部圭亮)の姿を、棟居は立岡の葬儀で見かけていた…。

 あまりに入り組んだ人間関係に棟居たちもがく然とするが、事件を追ううち、この連続殺人の背景に25年前のひき逃げ事件が関わっていることが判明! 25年前の死者の女性は誰なのか、そして事件を隠ぺいした3人の男たちとは…!? まるで死者の怨念が引き寄せたような、“凶縁”が生んだ複雑な連続殺人事件を、棟居が執念の捜査で解き明かしていく…!
[HPから引用]

原作はコチラ

森村誠一「凶縁」

偶然が重なりすぎる!

大浦龍宇一が強盗にあった現場を、大浦龍宇一と同級生のマギーの娘・岡本玲が目撃。
その強盗の手助けをしていたのが細田善彦で、細田善彦はこれまた大浦龍宇一と同級生の堀部圭亮の娘と偶然知り合い付き合うようになる。
岡本玲は作家志望だがバイトをしていてバイト先の上司・真飛聖の夫は、大浦龍宇一と同じ店で店長代理として働いていた。

そして25年前のひき逃げ事故の被害者女性は細田善彦の母親だった。

++++++

強盗犯、後藤が撲殺された。

細田善彦が自首をする。
後藤に頼まれて運転手役をした。
そして金は山分けをした。
しかし後藤は、大浦龍宇一を一発しか殴っていないと言っていた。
細田善彦は、岡本玲、後藤の殺害への関与を否定する。

「今まで母に捨てられたと思っていた。
しかし母は殺されていた。
今まで母を憎んでいたが後悔して自首をした。」

細田善彦の父は母が失踪(殺される)する前に女と駆け落ちしていた。
父の名前は尾崎良男(中の人:矢柴俊博)。
細田善彦の父は矢柴俊博

矢柴俊博(尾崎良男)は真飛聖の夫で、店長代理だった。

んでもって、20数年前、真飛聖と大浦龍宇一と付き合っていたが、大浦龍宇一に令嬢との縁談が持ち上がり、邪魔になった真飛聖を矢柴俊博崎に押し付けていた。
なんとそのとき真飛聖は大浦龍宇一の子供を孕んでいた!
矢柴俊博&真飛聖夫妻の長男は大浦龍宇一と真飛聖の子供だった。


急に、真飛聖が一連の殺人事件の犯人だと告白する。
しかし岡本玲の首筋の指紋と真飛聖の指紋は一致しないし、アリバイもあった。

大浦龍宇一殺害の犯人は矢柴俊博&真飛聖夫妻の長男・希望

長男は、母と大浦龍宇一の関係を偶然聞いてしまった留守番電話で知ってしまう。←電話で不倫に誘うのもゲスいが、留守番電話に残すなんてどうかしてるぜ!

大浦龍宇一が許せなかった希望は、父・矢柴俊博が体調不良で店を休むと知る。
その日は売上金が動く。
矢柴俊博がいなければ大浦龍宇一が売上金を持ち歩く。
そこを狙えば。

後藤とゲーセンで知り合っていた長男(またつながった!)は、後藤にこの件を教え、強盗を提案。
分け前はいらない代わりに、この情報を持ってきたことは黙っていてほしいと伝えた。
長男は売上金を盗まれたことで、大浦龍宇一が店長を首になればいいと思っていた。

後藤が大浦龍宇一を殴り、その現場を見ていた長男。
後藤が凶器を残していたので、持ち去ろうとすると

「俺はお前の本当の父親だ。
だから助けてくれ。
殺さないでくれ。」

と命乞いをする大浦龍宇一。

「許せませんでした。」

大浦龍宇一をボコボコする長男。



岡本玲殺害は後藤


自首をする決心をした長男は、後藤も一緒に自首をしようと提案したが、殴り殺されそうになった長男は、手を伸ばしたところにあった石で後藤を撲殺してしまった。


+++++

25年前のひき逃げ事件の犯人は、大浦龍宇一、マギー、堀部圭亮

この事件はもう時効。
だがマギーと堀部圭亮は警察に出頭して全てを話した。

細田善彦は獄中で恋人の妊娠を知る。
母を殺した男の娘を愛せるの?
赤ちゃんまでできちゃったよ。

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偶然が重なりすぎる!

大事なことなので2回言いました。

25年前のひき逃げ犯トリオ。

大浦龍宇一は実の息子に殺された。

マギーは娘を殺された。

堀部圭亮は殺した女性の息子と実の娘が恋仲になった。

堀部圭亮が生き地獄なのか???

堀部圭亮の娘と細田善彦がいきなり付き合う件には驚いた。

このトリオだけど、マギーが大御所作家ってのはコントみたいだった。
大浦龍宇一とマギーがテレコでいいんじゃないかな?


そして岡本玲は死にたがっているとしか思えない行動を取っていたね。
「事故を目撃しました!
警察には言いません!
会ってください!!」
ってバカか。
こんな子がミステリー作家になれない。
ってか、岡本玲の隣に住んでいた男はなんだったの?
堀部圭亮の娘と関係がありそうだったけど、あれは何の関係?
セフレかなんかか?

細田善彦はお父さんとご対面できなかったな~。
矢柴俊博は自分も昔悪いことをしたからって、自分の子供でもない長男を可愛がり、長男からも愛されていたけど・・・・。
これから矢柴俊博夫妻は大変だよね。
矢柴俊博の実の息子は強盗の共犯で逮捕。
実の息子ではないけど、多分戸籍上は実の子になっている長男は情状酌量がつきそうだとは言え、殺人犯。
妹は不憫だなぁ。


森村誠一先生の作品は「これでもか!」ってくらい偶然が多いことでおなじみですが、今回は偶然だか因縁だか・・・多すぎたよ(苦笑)
場面が変わるたびに、登場人物がつながりまくり、事件を整理するためのホワイトボード解説も入り組んでましたねぇ。
なんかわからんけど、全員罪を抱えていたな。

で、きたろうの娘役の貫地谷しほりちゃん。
前まではきたろうとの絡みも多かったのに、今回はナシ。
棟居と付き合ってんのか?ってくらい二人きりで会っていたよねぇ。
んでもって、毎回職業が変わっている?
「タクシードライバーの推理日誌」夜明・娘のあゆみちゃんみたいだw

「刑事7人」の数倍面白かった。

あのドラマが前フリとなり、このドラマは想像以上に面白いと感じてしまった。
来週は、北大路欣也さんの「事件」。
このドラマも、「刑事7人」よりは面白くなると思うw



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森村誠一の棟居刑事シリーズ
土曜ワイド劇場「棟居刑事の黒い祭」 ネタバレ感想~行きずりの犯行とは思えない犯人の殺人スキルに驚愕。
土曜ワイド劇場「棟居刑事の偽完全犯罪」 ネタバレ 感想~柴本幸だけ舞台の人だった。
キャスト
棟居弘一良…東山紀之
神林一子 …貫地谷しほり
尾崎祥子 …真飛 聖
夏沢美加 …岡本 玲
秋場幸司 …細田善彦
夏沢裕樹 …マギー
見川アイ子…黒川智花
立岡啓吾 …大浦龍宇一
神林武人 …きたろう
那須亮輔 …森本レオ
ほか



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『ひよっこ』 第154回 ネタバレ 感想~高子、妊娠した? [気になる「ひよっこ」朝の連続テレビ小説]

NHK連続テレビ小説 『ひよっこ』 第154回 【第26週】「グッバイ、ナミダクン」
奥茨城に帰ってきたみね子(有村架純)は、家の畑に咲き乱れた花々を見て驚く。実(沢村一樹)は「谷田部家は変わっていくんだ」と決意を伝え、みね子にある提案をする。

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[あらすじ]
奥茨城に帰ってきたみね子(有村架純)は、家の畑に咲き乱れた花々を見て驚く。「谷田部家は変わっていくんだ」と決意を伝える、実(沢村一樹)。そして、手伝いに来ていた宗男(峯田和伸)や滋子(山崎静代)ら家族みんなの前で、ある提案をする。それを聞いたみね子は、うれしさと寂しさが入り交じった、不思議な気持ちになり…。その夜、角谷家の高子(佐藤仁美)や助川家の人々が訪ねてきて、谷田部家の新しい門出を祝う。
[HPから引用]
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やっぱりしょぼいな花畑
切花なのか鉢はのか・・・、ポットマム、咲きすぎていてホントに出荷できるのかも不安w

先週のこの日は、♪みね子とヒデがあっちっち♪だったのに、くっついたと思ったらヒデの出番が極端に減ってしまったw


「谷田部家は変わっていくんだ」

今月から仕送りはしなくてもいい。
これからどうするかはみね子が考えるんだ。
東京で暮らしても良い。
ここへ帰ってきたらみんなは喜ぶだろうけど、みね子が決めろ。」


「長い間ありがとう。」

じいちゃんからも、母ちゃんからも、ちよ子も進も「ありがとう」と頭を下げる。

宗男が泣きながら拍手。

「私の代わりにあんたら(ポットマム)が頑張るんだね。」
少しだけ花に負けたような気持ちになるみね子。


+++++

夜は宴会。

三男の実家、時子の実家を交えて宴会。


高子・・ってか、佐藤仁美。また太った(爆)

妊娠設定かと思ったよ、高子。
腰周りがすげーんですけど。


時子は世津子とドラマ?映画?で共演。

時子の兄・豊作は牛の体調不良で宴会には参加できなかったけれど(スケジュールが合わなかったのか?)、途中から次郎も参加して奥茨城の主要メンバーは勢ぞろい。
谷田部家の皆さん以外は、今日が見納めか?


「お父ちゃんはもう大丈夫。
私がいなくても大丈夫。」


+++++

家族から「ありがとう」と言われるシーンはジーンとしたけど、けど、けど。
谷田部家の経済状況は不安でしかない。
父ちゃんの記憶が戻るということはなさそうだし、戻ったところで借金はどうにもなんない。
ポットマムで一儲けできそうにはない。
そもそも花はビニールハウスで育てなきゃ、出荷できないんじゃないか・・・・?
ま、朝ドラの最終週ですもの、そんなリアルなこと言っちゃダメだ。
きっと谷田部家はうまくいく!と思うしかないな。


願わくば・・・・
進の代までには完済して!!

進は天真爛漫希望w
宗男のようになりそう(爆)



朝ドラ感想はコチラ→


主題歌はコチラ


桑田佳祐「若い広場」


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キャスト
【谷田部家】
谷田部みね子     …有村架純 
みね子の父 谷田部実  …沢村一樹
みね子の母 谷田部美代子…木村佳乃 
みね子の妹 谷田部ちよ子…宮原和
みね子の弟 谷田部進  …高橋來
みね子の祖父 谷田部茂 …古谷一行
みね子の叔父 小祝宗男 …峯田和伸
叔父宗男の妻 小祝滋子 …山崎静代
 
【助川家の人々】
みね子の幼なじみ 助川時子…佐久間由衣
時子の母 助川君子    …羽田美智子
時子の父 助川正二    …遠山俊也
時子の兄 助川豊作    …渋谷兼人

【角谷家の人々】
みね子の幼なじみ 角谷三男…泉澤祐希
三男の母 角谷きよ    …柴田理恵
三男の父 角谷征雄    …朝倉伸二
三男の兄 角谷太郎    …尾上寛之

【奥茨城の人々】
バスの車掌 益子次郎   …松尾諭
みね子たちの担任 田神学 …津田寛治
みね子たちの化学の藤井先生…原扶貴子
みね子たちの体育の木脇先生…増田明美
村長…久保晶

【すずふり亭の人々】
店主 牧野鈴子    …宮本信子
料理長 牧野省吾   …佐々木蔵之介 
コック 井川元治   …やついいちろう
ホール係 朝倉高子  …佐藤仁美
見習いコック 前田秀俊…磯村勇斗
省吾の娘 牧野由香  …島崎遥香

【向島電機の人々】
乙女寮の舎監 永井愛子 …和久井映見
乙女寮の仲間 青天目澄子…松本穂香
乙女寮の仲間 兼平豊子 …藤野涼子
乙女寮の仲間 秋葉幸子 …小島藤子
乙女寮の仲間 夏井優子 …八木優希
乙女寮の料理人 森和夫 …陰山泰
工場の主任 松下明   …奥田洋平
 
【東京で出会う人々】
警察官 綿引正義   …竜星涼
幸子の婚約者 高島雄大…井之脇海
女優 川本世津子 …菅野美穂

【あかね荘】
大家さん   立花富…白石加代子
大学生  島谷純一郎…竹内涼真
会社員   久坂早苗…シシド・カフカ
漫画家の卵 坪内祐二…浅香航大
漫画家の卵 新田啓輔…岡山天音

【あかね坂商店街】
和菓子屋「柏木堂」 店主 柏木一郎 …三宅裕司
一郎の息子      柏木ヤスハル…古舘佑太郎
中国料理屋「福翠楼」店主 福田五郎…光石研
五郎の妻         福田安江…生田智子
バー「月時計」店主    竹内邦子…白石美帆
 
【その他の人々】
「安部米店」店主 安部善三…斉藤暁
善三の娘 安部さおり   …伊藤沙莉

【語り】増田明美




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ドラマ特別企画「テミスの剣」 ネタバレ 感想~豪華キャストで大どんでん返し。 [気になる2時間ドラマ/SPドラマ]

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[あらすじ]
平成5年(1993年)12月。浦和署の若手刑事・渡瀬(上川隆也)はベテランの鳴海健児(高橋克実)と殺人事件が発生した不動産屋へ急行する。被害者は経営者の久留間兵衛と妻の咲江。辺りは血の海と化し、さらに違法な高利貸しをしていた証拠が残っていたことから、金の恨みによる犯行と睨む。
帳簿に載っていた人物を調べると、楠木明大(中村倫也)だけアリバイが曖昧だとわかり連行する。恨みはあるものの犯行は否認。そんな楠木に対する鳴海の取調べは壮絶だった。暴力もいとわない、渡瀬も戸惑うほど厳しい取調べは数日にわたり行われ、辰也(伊東四朗)ら楠木の両親の面会も許さなかった。対面した渡瀬は必死に息子の無実を訴える両親の姿に戸惑う。しかしその後、楠木が犯人であることを示す決定的証拠が出たことで鳴海の取り調べは、さらに厳しさを増す。楠木は無実を訴え続けるが、両親が面会に会いに来たことを知り、ついに犯行を認める。
平成7年(1995年)。楠木の死刑判決を不服とした控訴審が始まる。自白から一転、再び無実を訴え、警察から不当な取り調べを受けたと主張する。しかし、裁判の結果、楠木の死刑が確定する。渡瀬は本当に自分たちの取り調べが正当だったのか、鳴海の言う正義は間違っていなかったのか、心に引っ掛かる。そんな渡瀬に検事の恩田嗣彦(船越英一郎)だけは「その気持ちは大事にしたまえ」と優しい言葉をかけるのだった。 2年後の平成9年(1997年)。渡瀬は殺人事件が発生した一軒家へ向かっていた。犯人は盗みに入ったところを発見され、住人の妻と息子を殺害した。だが捜査が進む中で、渡瀬は楠木が起こした4年前の事件を思い出す。犯行の凶器や手口など類似点が多いことに引っ掛かる渡瀬。 捜査の結果、事件の容疑者として迫水二郎(高橋努)が連行される。警察内部では迫水の態度と物的証拠から、犯人だと確信し、自白を取るように渡瀬に命じる。しかし、渡瀬はある仮説を元に独断で捜査を始めていた…。 それは、警察の信用を失墜させる大きな事件へと発展する-。

時は流れ20年後の平成29年(2017年)。埼玉県警の警部となった渡瀬の前に、田口今日子(前田敦子)と名乗る週刊誌の記者が現れる。何故か過去の事件の事で「あなたを取材したい」と執拗に渡瀬を追い掛ける。そして、渡瀬の元にある事件の知らせが届く―。

テミスとは、ギリシャ神話に登場する法律の女神。裁判は誰に対しても公正でなければならず、その象徴として最高裁判所にテミス像が置かれている。テミスの前で裁かれた事件を、20数年に及び追い続けた渡瀬がたどり着いた真実とは――。
[HPから引用]

原作はコチラ

中山七里「テミスの剣」

楠木明大(中村倫也)は冤罪だった。

楠木明大が逮捕・起訴されたは、家宅捜索により「血痕のついたジャンパー」があったからだった。
しかしそれは鳴海(高橋克実)によって捏造されたものだった。


真犯人は迫水二郎(高橋努)

迫水二郎は、4年前の不動産屋夫婦殺害事件について、最初ははぐらかしていたものの、結局は自白する。

冤罪だと知ってしまった渡瀬(上川隆也)は、楠木の裁判を担当した高遠寺静(余貴美子)に会う。
証拠の捏造、暴力的な取り調べの件を話し、「どうして見抜いてくれなかったのか。」と訴える。
そして尊敬する検事の恩田(船越英一郎)にも相談。
迫水の調書を恩田に渡し、恩田が捜査資料をマスコミに流した。

冤罪事件を内部告発しようと決意した渡瀬だが、同僚刑事から嫌がらせを受ける。
署のデスクの引き出しは荒らされ、帰宅中には暴力を受け、自宅は荒らされた。
新婚だった渡瀬は妻に逃げられた。

恩田(船越英一郎)が言ったように

地獄の門が開いた。

孤立する渡瀬。

監察官の取り調べにより、楠木の事件に関わった警察官・検事・裁判官、全てが処分を受ける。
小さい娘がいる鳴海も懲戒処分だ。
しかし渡瀬のみ処分対象から外れる。

監察官は「君は正義のヒーローだ。たとえ仲間を売ったとしてもね。」


++++++


楠木の両親に謝罪へ向かう渡瀬。

「俺は一生あんたを許さない。」

「許してもらおうと思っていません。
私はどうすればいいのですか?」

「あんたにできることは一つしかない。
忘れないことだ。」

渡瀬は、二度と同じ過ちを犯さないことを誓うのだった。

+++++++

迫水、無期懲役。

4人も殺したのに、死刑ではない迫水。

そして20年後。

無期懲役の判決を受けて服役していた迫水は、仮釈放される。
コンビニで購入したビールを飲み、おにぎりを食べ、公園のトイレで用を足す。
そして手を洗っていたそのとき

迫水、刺殺される。

渡瀬は管轄外だがこれは自分のヤマだと直感。
20年前の事件との関連を疑う。
単独捜査をしていた渡瀬は、迫水が起こした事件の被害者遺族たちに、「迫水の出所日を知らせる手紙」が届いていたことを突き止める。

服役中、迫水がある新聞を見て悪党の顔になったと聞き、当時の取り調べで迫水が言っていたことを思い出す。

「不動産屋を殺したあと、向かいのラブホテルから車が出てきた。
乗っていたカップルと目が合ったが、あんたらあのアベックを探せなかったようだな。」

ラブホテルに向かう渡瀬。
殺人事件の第一発見者の女性が支配人としてまだ働いていた。
その車に乗っているたのは、有名女優だった。
その女優は、平成元年結婚したが夫が証券取引違反と大麻所持で逮捕されていた。

「あなたは夫を愛していたのに、この男と一緒にラブホテルに行った。」

男の写真を見せて問い詰める渡瀬。


++++++


迫水刺殺事件の犯人は伊東四朗

冤罪事件で自殺した楠木の父だ。

耕運機を運転していたというアリバイは認知症の妻を身代わりにしていた。

警察は凶器を特定できなかったが、楠木の耕運機とほかの家で使われている耕運機の音が違うことに気付いた鳴海(高橋克実)の娘・前田敦子。

凶器は耕運機の爪

殺害を認める楠木。
楠木もまた手紙をもらっていた。
仮釈放された迫水を殺しに府中へ向かい、迫水を殺害したのだ。

「迫水は凶器から足がついた。
だから耕運機の爪を使った。

しかし恨むよ。
どうして、20年前、その推理力を発揮してくれなかったんだ?
どうして、明大の自白が苦しまぐれから出た嘘だと見抜いてくれなかったんだ。」

「私が未熟だったんです。」

「昔のままのアンタだったら、私は逃げおおせたんだな。
明日、自首する。
年老いた婆さんをひとりにできない。」


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テミスの像の前に恩田を呼び出す渡瀬。

迫水殺害の犯人を伝えた。
しかしこの事件で一番タチの悪いやつは「迫水の仮出所を知らせる手紙を被害者遺族に送った人物」だと言う。
その人物は遺族の誰かを迫水を殺害することを期待していた。

手紙送っていたのは恩田(船越英一郎)

迫水はある新聞記事を見て悪党の顔になった。
それは恩田が検事正になったときの記事だった。
出所後、恩田を食い物にするつもりだった。

恩田検事正が勤務するさいたま試験に迫水は手紙を送っていた。
なぜ最寄りの東京地検ではなくさいたま地検に手紙が届いていたのか。

「俺はアンタを忘れていない。」

と言う迫水のメッセージだったのではないか?

「面識がない」
ととぼける恩田。

あの事件の日。

運転手側には、迫水。
助手席側には、ラブホテルの従業員がいて、それぞれ運転手と助手席の人物の顔を見ていた。


恩田と一緒にいた女優の夫は証券取引法違反と大麻所持法違反で起訴されていた。
二審の担当検事は恩田。
懲役10年が確定するところだった。

女優の体目当ての恩田(船越英一郎)

女優の夫に有利な裁判をするため、肉体の提供を求めた。
しかもそのスキャンダルの発覚を恐れて、迫水を目撃していたことを言わなかった。
そして自分の汚さずに迫水を抹殺した。
なんちちゅーゲスな検事。
よく出世できたなぁ。


20年前、渡瀬が冤罪を告発する後押しをしたのは、当時出世い争いをしていた検事が楠木の二審を担当していた。
冤罪事件のせいで、その検事は左遷。
恩田はどんどん出世して行った。


「握りつぶすのは簡単だ。
何が欲しい?
カネか?」

ととうとう正体を表す恩田。


目撃したことを言わなかったせいで、ハレンチな事実を隠蔽したせいで、冤罪事件が起こった。
真犯人が見つからなかったことで、4年後、また被害者が出た。
そして、冤罪事件の被害者遺族が殺人犯になった。

それでも恩田は渡瀬の胸ぐらを掴み、自分には功績があると言う。←もう見てられねーわ。

「告発してももみ消される可能性がありますから、マスコミを利用します。」

20年前の冤罪事件のときに恩田が取った告発方法だった。
恩田と渡瀬のやり取りをビデオカメラで撮影していた前田敦子。



前田敦子は、ずっと渡瀬を憎んでいたが、本当の渡瀬をしり、「絶対に警察をやめないでください。」と言う。

[
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のっけからぶっ殺す高橋克実の取り調べにはこのハゲ!と言いたくなった(苦笑)
最初から冤罪、まっしぐらな展開。
オマケに楠木明大についた当番弁護士が、全くやる気がなかった。
裁判では、無実と暴力的な取り調べを訴えたのに、死刑判決が確定してしまう。
その後、獄中自殺。

実際の冤罪はこうして生まれていたんだねぇ。
「足利事件」を思い出したよ。
このハゲ刑事が「黒」と判断したら、証拠を捏造してまで自白を強要する。
これは「袴田事件」か。
しかし平成に起きた事件なのに、あの証拠捏造の方法はありえないのでは?
見て見ぬふりをするから、あの方法で良かったのかなぁ。

そして冤罪だと明らかになったらなったで隠蔽しようとする。
内部告発をする同僚刑事にも暴力を振るう。
20年経っても、処分された警察官に襲われる。
なんつー粘着質なやつが多いんだ。

そして、中山七里作品はどんでん返しが多い。
船越英一郎はちょっとバレバレすぎたけど、これもっとキャスティングが違っていれば(苦笑)
だって帝王、わかりやすいんだものw
ラスト、「テミスの像」の前で去りゆく上川隆也を追いかけてコケるところなんて、やりすぎだぜ(爆)

原作では高橋克実刑事は冤罪発覚時には定年でお咎めなしだったはずなんだけど、前田敦子が高橋克美の娘役で登場。
今日の前田敦子はあの声もそこまで気にならなかった。
彼女は主演より、こういう使い方が正解かも。
だからとて、この役は前田敦子でないとダメ!とまでは思わないんだけど(苦笑)


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立場で正義は変わる

と言い訳していた船越英一郎。
世の中、そういうことってありがちですよね。
「正義は正しいし、貫きたい。」
でも、立場によって変わってしまうのも正義だ。
ホント、これにつきる。

ここんとこ、どうでも良い事件(2時間ドラマ)を見ていたからか、このドラマはよくできていたなぁと思う。
それでも、やっぱりちょっとは「ん?」って思うところもあって。

2人殺したと思われていた明大が死刑(冤罪)で、4人も殺害した水が無期懲役。
そして無期懲役の奴が模範囚でも仮出所できるのかい?
雨降りだったのに稲妻の光で車の中の人物の顔を覚えていられるのかい?

なんて思ったりしたけど、そんなことはどうでも良いくらい面白かった。
キャストは豪華だし、見ごたえがあった。

迫水が死刑だったら、伊東四朗が犯罪を犯さずにすんだのに。
船越英一郎が証言していればこんなことにならなかったのに。

伊東四朗は自首する前に自殺するんじゃないかと思ったが、自殺しなかった模様。
自殺するより、冤罪が悲しい結末を訴えるほうが良い。
なぜその推理力を息子の時に発揮できなかったのか?
これが全てだよなぁ。

テーマが冤罪だけに、暗い気持ちになったものの、あのあと。
ドラマのあと、船越英一郎が世間的に抹殺されると思うと、多少救われた。

2時間ドラマはテレ東が一番!

来週の玉木宏のドラマは第二弾なんですが、第一弾は面白くなかったので(!)、来週は心配。



出演
渡瀬   …上川隆也  
鳴海健児 …高橋克実  
田口今日子…前田敦子  
渡瀬遼子 …堀内敬子  
迫水二郎 …高橋努  
堂島ひとみ…野波麻帆  
楠木辰也 …伊東四朗(特別出演)
楠木明大 …中村倫也  
国枝   …ベンガル  
杉江   …菅原大吉  
高遠寺静 …余貴美子  
恩田嗣彦 …船越英一郎

東風万智子  高林由紀子 清田智彦 千葉ミハル 相馬一貴 ほか
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『ひよっこ』 第153回 ネタバレ 感想~和夫さんのカレー [気になる「ひよっこ」朝の連続テレビ小説]

NHK連続テレビ小説 『ひよっこ』 第153回 【第26週】「グッバイ、ナミダクン」
みね子(有村架純)のもとに、実(沢村一樹)から「見せたいものがある」とはがきが届く。急いで奥茨城に帰ると、バス停でちよ子(宮原和)と進(高橋來)が待っていた。

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[あらすじ]
みね子(有村架純)のもとに、実(沢村一樹)から「見せたいものがある」とはがきが届く。秀俊(磯村勇斗)にも相談し、急いで奥茨城に帰るみね子。バス停に降り立つと、ちよ子(宮原和)と進(高橋來)が迎えに来ていた。一方、中華料理屋の五郎(光石研)と安江(生田智子)が、養子にした女の子・茜(上杉美風)を連れて広場にやってくる。緊張ぎみの茜は、元治(やついいちろう)が面白い顔をしても笑ってくれず…。
[HPから引用]


C7Gs7_4V4AAeWB8.jpg


和夫さんのカレー!

相変わらず渋い和夫さん。



愛子嫁入り。

愛子は一家に一台欲しいと世津子さん。
「すずふり亭」の2階に引っ越すだけなのに号泣。


中華屋に「茜ちゃん」がやってきた。

中華屋は何歳なんだろ?
この頃の平均寿命はいくつ?
こんな小さな子を育てられるのか?
せっかくの光石研なのに、特に見せ場もなく無駄遣い・・・。
とうとうお店も出て来なかったよ。
ってか、年いってから子供をもらっちゃうから、茜、全然躾けられていないぞ。


突然の父からのはがき。
飛んで火にいる夏の由香ってことで、みね子帰省。

ワンマンカーになっていた。

ジローは「村長選挙」に立候補。
ジイさん村長との一騎打ち。

バス停まで迎えにきていたちよ子と進。
晴れているのに雨合羽着てるなぁと思っていたら、場面が変わったら雨に(苦笑)
つながりのために雨合羽着させられたのね。

んでもって、畑一面にポットマムって副音声。
いや・・・もっと・・・・も~~~~~~~っと全面的にポットマムが植えられているのかと思っていた(苦笑)
勿体つけるからさ。
そう言えば谷田部家の畑って小さかったんだわ・・・。
ここはCGでもいいから画面いっぱいのお花畑を見たかったわ(爆)
あれくらいの規模なら、近所に配ったら終わりじゃないか?
出荷できるほどねーべよ(苦笑)


雑な伏線回収ばっかりになっちゃった。
広げた風呂敷を少しずつ畳む時間はあったと思うんだけど、たたみ方が雑だ~。
やっつけに継ぐやっつけで、打ち切りドラマの最終回を見ているようだった(苦笑)
松下、和夫ときたら、あとは綿引さんも結婚しているかどうか知りたいなぁ~。

あかね荘は、愛子と早苗の部屋が空き部屋に。
誰が入居するんだろう・・・。
こんだけハッピーに向かっているなら、乙女寮の澄子と豊子くらいしか余っていないな。
新しい出会い・・・を持ってきそうもないしねぇ。



朝ドラ感想はコチラ→

主題歌はコチラ


桑田佳祐「若い広場」

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キャスト
【谷田部家】
谷田部みね子     …有村架純 
みね子の父 谷田部実  …沢村一樹
みね子の母 谷田部美代子…木村佳乃 
みね子の妹 谷田部ちよ子…宮原和
みね子の弟 谷田部進  …高橋來
みね子の祖父 谷田部茂 …古谷一行
みね子の叔父 小祝宗男 …峯田和伸
叔父宗男の妻 小祝滋子 …山崎静代
 
【助川家の人々】
みね子の幼なじみ 助川時子…佐久間由衣
時子の母 助川君子    …羽田美智子
時子の父 助川正二    …遠山俊也
時子の兄 助川豊作    …渋谷兼人

【角谷家の人々】
みね子の幼なじみ 角谷三男…泉澤祐希
三男の母 角谷きよ    …柴田理恵
三男の父 角谷征雄    …朝倉伸二
三男の兄 角谷太郎    …尾上寛之

【奥茨城の人々】
バスの車掌 益子次郎   …松尾諭
みね子たちの担任 田神学 …津田寛治
みね子たちの化学の藤井先生…原扶貴子
みね子たちの体育の木脇先生…増田明美
村長…久保晶

【すずふり亭の人々】
店主 牧野鈴子    …宮本信子
料理長 牧野省吾   …佐々木蔵之介 
コック 井川元治   …やついいちろう
ホール係 朝倉高子  …佐藤仁美
見習いコック 前田秀俊…磯村勇斗
省吾の娘 牧野由香  …島崎遥香

【向島電機の人々】
乙女寮の舎監 永井愛子 …和久井映見
乙女寮の仲間 青天目澄子…松本穂香
乙女寮の仲間 兼平豊子 …藤野涼子
乙女寮の仲間 秋葉幸子 …小島藤子
乙女寮の仲間 夏井優子 …八木優希
乙女寮の料理人 森和夫 …陰山泰
工場の主任 松下明   …奥田洋平
 
【東京で出会う人々】
警察官 綿引正義   …竜星涼
幸子の婚約者 高島雄大…井之脇海
女優 川本世津子 …菅野美穂

【あかね荘】
大家さん   立花富…白石加代子
大学生  島谷純一郎…竹内涼真
会社員   久坂早苗…シシド・カフカ
漫画家の卵 坪内祐二…浅香航大
漫画家の卵 新田啓輔…岡山天音

【あかね坂商店街】
和菓子屋「柏木堂」 店主 柏木一郎 …三宅裕司
一郎の息子      柏木ヤスハル…古舘佑太郎
中国料理屋「福翠楼」店主 福田五郎…光石研
五郎の妻         福田安江…生田智子
バー「月時計」店主    竹内邦子…白石美帆
 
【その他の人々】
「安部米店」店主 安部善三…斉藤暁
善三の娘 安部さおり   …伊藤沙莉

【語り】増田明美



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『ひよっこ』 第152回 ネタバレ 感想~その男、ドラマーではなくギタリストです!古市コータローと退場する早苗さん。 [気になる「ひよっこ」朝の連続テレビ小説]

NHK連続テレビ小説 『ひよっこ』 第152回 【第25週】「グッバイ、ナミダクン」
世津子(菅野美穂)があかね荘へ来てから、半年がたった。みね子(有村架純)たちみんなに話があると言い、世津子は仲良くしてくれたことへの感謝の気持ちを伝える。

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[あらすじ]
世津子(菅野美穂)が来てから半年がたったあかね荘では、お茶パーティーが開かれていた。世津子は、みね子(有村架純)たちみんなに話があると言い、仲良くしてくれたことへの感謝を伝える。別れの時が近づいているのを感じ、寂しくなるみね子。一方、漫画家コンビの祐二(浅香航大)と啓輔(岡山天音)からも報告があった。みね子をモデルにした漫画のことで編集者から無理な提案をされた2人は、腹が立って断ったという。
[HPから引用]

C7Gs7_4V4AAeWB8.jpg


タヌキ型ロボット

とうとう、50年後の21世紀からきたロボット設定になるみね子。

で、裏天広場から体よく追い出された。
漫画家ふたり。


で、世津子ターン。

「みね子ちゃん、本当にありがとう。
 ここに連れてきてくれて。

愛ちゃん。
早苗さん。
富さん。
あ、漫画家さん、行っちゃったけど。

みんな本当いありがとう。
仲良くしてくれて。

私ずっとこういう場所が欲しかったと思うの。
家族みたいななんでも言い合える場所。
こういう場所が欲しかったんだなぁって思って。

雨男さんとの時間はね。 そうだったんだ。
でもねやっぱりどこかでその時間は長く続かないと思っていた。
私は、ずっとそういう場所は持てないんだなって思っていたの。
だから嬉しかった
本当に嬉しかった

でもね、みんなはそれぞれ仕事を持っていて、私は何もしていなくて。
でも、ほかにやれることはないし、女優の仕事をやりたいって気持ちも芽生えてきた。

それでね。
まだいてもいいかな?
ここに。」

「えっ?」

「ひょっとして今日で出て行くのかと思ってた?
お別れです。」


「泣く準備してた。」

とみんなズコー!!


で、


唐突に演技が下手で汚い風貌のジジィがやってきた!

ま・・・・ま・・・まさかの「エレベーターの彼が小汚いジジイだった!!

「一緒にさ、花のサンフランシスコいかないか?
面白いぞ。

あれ、怒ってる?
ひょっとしたらもうほかに」


「いないないないです。
 ずっと待ってました!」

と答えるみね子と愛子さん。

汚い彼(龍二)に抱きつく早苗さん。

(副音声)乙女のように感動するみね子たち。





早苗、退場。

花のサンフランシスコに旅立つ。

漫画家二人は売れっ子漫画家に。

「たぬき型ロボットのみねっこ。」

が大人気。


さすがにまくってきたよ・・・。
流石最終週だよ。

でも、ま。
漫画家二人と早苗さんをいっぺんにまとめて終わらせたのはヨシとするしかねぇ。
「ミネッコ」も人気漫画になったようだしね。


翌日に持ち越さなくて良かった!
と考えるしかねぇな。

まさか「エレベーターの君」が50過ぎの古市コータローだとは思わなかった(苦笑)
ミュージシャンをぶちこむとは思っていたけど、まさかコレクターズだとは・・・!!
古市さんはギターだしな。


考えて見ると、愛子さんも早苗も一目惚れなんだよねぇ。
愛子さんはともかく、リアリストっぽい早苗がこんなメルヘンチックな恋をして終わるとは思わなかったなぁ~。
だいたい住所がわかっているなら、手紙くらいよこせよね。
12年間も音沙汰がなかったのに、花のサンフランシスコに行くんだ。
大丈夫かいな。

で、最後に。

富さん、死ぬ死ぬターンがあったのに、130歳まで生きる気かよ!!

生きそうだな。
130歳まで。
妖怪だもの(苦笑)


朝ドラ感想はコチラ→

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桑田佳祐「若い広場」

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キャスト
【谷田部家】
谷田部みね子     …有村架純 
みね子の父 谷田部実  …沢村一樹
みね子の母 谷田部美代子…木村佳乃 
みね子の妹 谷田部ちよ子…宮原和
みね子の弟 谷田部進  …高橋來
みね子の祖父 谷田部茂 …古谷一行
みね子の叔父 小祝宗男 …峯田和伸
叔父宗男の妻 小祝滋子 …山崎静代
 
【助川家の人々】
みね子の幼なじみ 助川時子…佐久間由衣
時子の母 助川君子    …羽田美智子
時子の父 助川正二    …遠山俊也
時子の兄 助川豊作    …渋谷兼人

【角谷家の人々】
みね子の幼なじみ 角谷三男…泉澤祐希
三男の母 角谷きよ    …柴田理恵
三男の父 角谷征雄    …朝倉伸二
三男の兄 角谷太郎    …尾上寛之

【奥茨城の人々】
バスの車掌 益子次郎   …松尾諭
みね子たちの担任 田神学 …津田寛治
みね子たちの化学の藤井先生…原扶貴子
みね子たちの体育の木脇先生…増田明美
村長…久保晶

【すずふり亭の人々】
店主 牧野鈴子    …宮本信子
料理長 牧野省吾   …佐々木蔵之介 
コック 井川元治   …やついいちろう
ホール係 朝倉高子  …佐藤仁美
見習いコック 前田秀俊…磯村勇斗
省吾の娘 牧野由香  …島崎遥香

【向島電機の人々】
乙女寮の舎監 永井愛子 …和久井映見
乙女寮の仲間 青天目澄子…松本穂香
乙女寮の仲間 兼平豊子 …藤野涼子
乙女寮の仲間 秋葉幸子 …小島藤子
乙女寮の仲間 夏井優子 …八木優希
乙女寮の料理人 森和夫 …陰山泰
工場の主任 松下明   …奥田洋平
 
【東京で出会う人々】
警察官 綿引正義   …竜星涼
幸子の婚約者 高島雄大…井之脇海
女優 川本世津子 …菅野美穂

【あかね荘】
大家さん   立花富…白石加代子
大学生  島谷純一郎…竹内涼真
会社員   久坂早苗…シシド・カフカ
漫画家の卵 坪内祐二…浅香航大
漫画家の卵 新田啓輔…岡山天音

【あかね坂商店街】
和菓子屋「柏木堂」 店主 柏木一郎 …三宅裕司
一郎の息子      柏木ヤスハル…古舘佑太郎
中国料理屋「福翠楼」店主 福田五郎…光石研
五郎の妻         福田安江…生田智子
バー「月時計」店主    竹内邦子…白石美帆
 
【その他の人々】
「安部米店」店主 安部善三…斉藤暁
善三の娘 安部さおり   …伊藤沙莉

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